すごく…大きいです
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ありがとうございます!
「申し訳ありません。自己紹介がまだでしたね。わたくしはフローゼ=レティーネと申します。こっちは娘のアリスです。このたびは私たちを救ってくださりありがとうございました」
「いえ、護衛の人を一人しか救えなくてごめんなさい」
「(首を横に振る)彼らはしっかりと職務を全うしました。私は彼らを誇りに思います」
そういうとフローゼさんは手を胸の前で組神に祈るポーズをした
「神よ、どうか彼らに安息を」
僕たちもフローゼさんと同じように手を組み祈った
どうか安らかにお眠りください
「僕たちも名前言って無かったですね。僕はモクって言います」
「俺はストラだ」
「俺リックって言います」
「パルルで~す!」
パル君…誰が相手でも普段通りってすごいな
将来は大物になるね!
「モクさん。ストラさん。リックさん。パルルさんですね。屋敷まで時間がありますので皆さんがどういう経緯で出会ったのか教えていただけませんか?全然違う種族の皆さまですのに仲がとても良いので気になってしまって」
まあ、ストラの隣に寄り添うように僕が座ってその隣にリッ君が座り、パル君が僕の膝に座っているのを見たらそりゃ気になりますよね
僕が異世界人なことと、僕の魔法のこと、ストラが盗賊だったことは省いて僕たちはフローゼさんに語った
「まあ、それではリック君とパルル君は奴隷なんですか?とてもそうには見えません。それにモク君とストラさんは恋仲で皆さんが血の繋がっていない兄弟になったと…」
どうせばれるしもう付き合っているのはバラしました
「ふふっ。仲がいいのも頷けるわ。…あら、もう着いてしまうのね。残念だわ、もっと聞きたかったのに」
「また機会があればお話ししますよ」
「なら楽しみにしておきましょう」
町が見えてきたため僕たちは談笑を終えた
町の入り口で検問を終えて中に入りフローゼさんのお屋敷に向かった
お屋敷に着いたけど、でかい!
でかい!
2回も言ってしまうほどでかい
伯爵って爵位の中で真ん中くらいだよね?
こんなでかいお屋敷に住めるの?
上の爵位だとどんなお屋敷になるんだろ…
「「・・・」」
ストラとリッ君も口を開けてポカーンとしている
パル君はというと
「おっきー!すごいすごーい!」
と大はしゃぎです
さすが癒し
どんな時でも普段通り
「ふふふ。さあどうぞ、ついてきてください」
「あ、はい。お邪魔します」
僕たちは恐る恐るレティーネ家の門をくぐった
…パル君、しっぽを落ち着かせなさい




