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詩*海辺にて*

夏の欠片

作者: a i o

ビー玉/


青いビー玉だけ集める君は

海には足りないと泣きながら




脱け殻/


みっちりと

詰まった声が飛び出せば

ごらん

こんなに静かな裂け目




drive/


サイドミラーに

映る入道雲を

振りきれないの、って

僕らまるで逃亡者みたいに




願い事/


光る星の銀

星の銀


幸せだから

どうか終わらせないでと願い乞うひと


光る星は銀

星は銀


幸せだから

どうぞ終わらせてと願い乞うひと





砂の城/


波にさらわれることを

由とせず

怪獣になることを選んだ君は

踏み潰した砂の上


じゆうとは何かを考える

冒険者になる手始めとして








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― 新着の感想 ―
[良い点] どれも素敵な詩です。特にビー玉/がわたしのお気に入りです。 [一言] 短い詩を連ねるごとに着想が湧いてきます。わたしも好きなスタイルです。面白いですね。 ともすればしがらみに取り込まれそう…
[良い点] どれも夏らしく、それぞれのタイトルに沿った中身で、選ぶのが悩みますね。 願い事の「幸せだから」願う事が真逆なのは、色々と考えさせられます。 そんな詩の詰め合わせをご投稿頂き、ありがとうご…
2015/08/29 08:20 退会済み
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