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忘却の淵に沈む英雄と優しすぎた狂獣 (仮)  作者: 無貌
悪役とヒロイン主役の足りない三文芝居 
4/13

彼女相手ならまだ解るが(浮気的な意味で)何故男に隠すのかって?そら-死にたくないからだ。(ヤンホモ的な意味で)

あまり読まれてないからやめると思った?つづくよ!

前回のおさらい。

女囲っている所に一方的な愛を語る男が現れた。

これがその囲っている女に対しての愛ならば俺はただの悪役で済むのだが、こいつは俺に愛を囁くのだ。

簡単言うと修羅場?ナウ。


「ジン、大丈夫かい?意識が宇宙の彼方にとんで行っていたようだけど。」


「ああ、大丈夫だ問題無い!」「それ死亡フラグじゃん。」

「そうだなーじゃあもう何も怖くない!」「だからそれ死亡フラグだって!」


何てあほな冗談をかましつつ何とかする事を考える。

 どうする。こいつに隠し事をすると大概碌な目に遭わない。(飲み会然りイベント全般)だとするなら明かしていいものか?イヤダメだよなこいつが良くても俺が社会的に死ぬ。

見た目中3の少女(中身小3)を囲っている事を世間さまに知られれば間違いなく死ぬ。

どうする。どうすればいい。考えろ!無いミソ使え!

ポーカーフェイスで外側を誤魔かしつつ内心焦りながら考え続ける。


「それにどうしたのそんないっぱい食品買って、今日特売日だっけ?」


「あ、ああこれか。いや実は色々切らしてしまったからまとめ買いしたんだ。」


「ふーん?そのわりにお菓子の類の方が普通の食品よりも多そうだけど?」


そう言われていつも新作のゲームが出るたびにお菓子を買いこんでそれともにプレイする事を思い出し(これだ!)とおもう。この話題で煙に巻いてしまおうと

「もうすぐ新作の発売だからな夜通し頑張るためのお供は必要だろう常考。」と続ける。


「そう言えば君のお気に入りのゲームが来週発売だっけ。え~と「HPアフターペイン」そうそれそれ。アレグラフィックで酔っちゃうから出来ないだよね、僕。」

それを聞いた俺はワザとやれやれだという感じでため息をつきつつ首を振る。

「アレが出来ないとは貴様人生の四分の三損している。」

今度はそれに

「何時もそう言うけど君にも言わせてもらうよ!君はアクションゲーばかりで戦略ゲーをやらないじゃないか。君こそ人生の八分の九損している!!」

内心(計画通り!)とか思ったが表向きは

「おい、人生終了してからも損するのか?」「当たり前だろJK!」

「え、女子高生?」 「君は僕を怒らせたいようだね!!」

「孔明の事がそんなに好きか!?」 「君が好きに決まってるだろう!?」

「素で返すな気持ち悪い!!」 「何だと!」


煽っていたがこの話の流れは面倒臭い何とか話を逸らさなければ

「純粋にアクションゲームを楽しむ者こそ!」

「自分を捨てて戦えるプレイヤーには!」

そこで素にもどり「おい、これ俺がやられる役じゃねーか。」

「出来そこないのプレイヤーは粛清される運命なのだ解るか!!」

「まだだ、まだ終わらんよ!」


そんなやり取りをしていると不意に

「あれ?僕何しに来たんだっけ。」等と呟く紫苑。(チッ!)

「知らんわそんなもん、忘れたんなら帰れ!」そういうが

少し考えるそぶりをした後パンっと手を打ってこう言った。

「そうだ。君から嗅ぎ慣れない女の臭いがしたから確かめに来たんだった。」(今日の君の様子に違和感を感じたから確かめに来たんだった。)

「ヘンタイだー!!!」

ドンビキである。

「しまった!逆だった!!」こいつどういう思考の仕方してるんだ!

「だが、ばれてしまっては仕方ない。さあ吐くんだ、何故君から女性の臭いがしたのかをさあ!さあ!!さあ!!!」

「何でそんの事お前には無さにゃならんのだ!」

「そんなの決まっているだろう、その子とO☆HA☆NA☆SIしなければいけないからだよ。」(ニコっ)

「ぜってー話合う気ねーだろお前。」

「まあそんな事はいい、重要な事じゃない。」「え?些細な事じゃないよな。」

その返しとともに素の表情(優しげな頬笑み)に戻ると。

「さあ!吐くんだ!ハリー!ハリー!!ハリー!!!ハリー!!!!」


 こいつなんだか知らんが暴走してやがる。しょうがない一世一代の大博打といきますか!

「フッ、ばれてしまっては仕方ない。」

「なんだっこの余裕の表情は!今までのジンからは感じられなかった余裕が感じられるだと!一体君何が有ったというんだ!!」

驚愕といった様相だ。

「私が最近部長に連れられて飲みに行ったのを知っているな?」

「あ、ああ。」

「そこで一人の女性と知り合ってな。」

「なっ!なんだって確かに偶に香水の臭いをかいだ気がしたがそんなことが!?」

(こいつの鼻はどうなってんだよ。犬か!)等と思いつつもポーカーフェイスを継続

「その後ちょくちょく会っていたんだがな、ある晩に止まっていかないかと誘われてな。」

「え、え?あ、え!じょ、冗談…だよね?」

「お前にはこれが冗談に消えるのか?」(´Д`)y-’

と、たばこを吸うふりをしながら答える。

「い、いいいやっダダあァあ認めたくない!そ、そんな事が有るわけがないんだ!!」

(((((((( ;゜Д゜)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク かなり追い込まれてるらしく全身を小刻みに震わせながらこっちを見る目は少し焦点が有っていない。

(もうひと押しか…。)

「女の身体ってのはすごいのよな。あんな物があんな所に入るのだ、生物ってすごいよな。なあシオン、お前もそうは思わないか?」

「うう、ああうえあううあああ!!!!!!ぼ、ぼぼおぼ、僕のジンが汚されたあーーーーー!」

という意味不明な言葉を叫びながらシオンはすごい勢いで走っていってしまった。


それからしばらくして

「何とかなったか。ま、当分ここいらには近付いてこないだろうな。」一人ごとを呟くと玄関の扉の鍵を開ける。(鍵を開けて飛び出すような事は無かったか)と安心したのもつかの間


「先にご飯。あ、でも今日も暑かったから先シャワーの方がいいかな?」

その様子を見て( ゜д゜)(………? )(つд⊂)ゴシゴシ と、我が目を疑っている間に話が進んで

「それともわ☆た☆し?」

(;゜д゜) やはり現実だ。え、え!?何のエロゲですかこれは?(゜Д゜≡゜д゜)エッ!? ポーカーフェイスが吹き飛んで軽くパニックになる。

そう思った理由は簡単だ。

アインが私のワイシャツを着ている。だが彼女は下着を持っていない。しかもズボン穿いてない。

つまりは「裸ワイシャツ?」これは大人の読む漫画、重い本棚の後ろにおいてあった物に書いてあるはず!のもの。つまりは

「貴様それをどこで!」「本棚の裏にある絵本に書いてあったよ!」

「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」

俺の苦悩は始まったばかりの様だ。 「がっは!!」

                 FATAL K.O.

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