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桜咲

作者: 篠崎

桜の黒々とした何事にも動じない幹の様は、意思を貫く武士に似ていると思います。

まっ青な空の下

桜の花弁が風に舞い 木の下にはひとりの少女が

あれは私

なんとなく なんとなくだけど あの人に会える気がして

あの人が桜を 通りすぎていく気がして


つぼみは今にもひらきそうなくらい ふくらんで

桜の花弁は はらはらと舞って

待っているの あの人を

すみきった空みたいに笑う あの人を


太陽の光があたたかなことよりも

つばめたちが戻ってきてくれることよりも

幸せに感じられた

あなたに会えたのは きっと

桜の花がひらくのと同じくらい あたりまえのことなんだと


それは あまりにも あたりまえな奇跡


まっ青な空の下

桜の花弁が風に舞い 木の下にはひとりの少女が

あれは私

なんとなく なんとなくだけど あなたに会える気がして

あなたが桜を 通りすぎていく気がして

恋をして気持ちが抑えきれない心を桜のつぼみにたとえたつもりです。「はらはら」はハラハラドキドキの「ハラハラ」です。

これから桜の季節ですが、ソメイヨシノのたくさん咲く様は圧巻だと思います。桜を見に行きたいです。

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