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火雷鳴る地吹雪の調査班 魔法訓練 2-1

書き方を変えました。やはり他の小説も読んだ方がいいですねo(`ω´ )o

第2話 魔法訓練


今日は魔法訓練です。魔法というのは皆さんがよく想像するあの魔法です。しかし、この世界の魔法は少し違います。


ここはロード隊の簡易拠点の講堂。同期8人で講義を受ける。講師は我らが隊長だ。


「作戦は来週だ。準備も兼ねておさらいしたい。よく漫画やアニメで見られる便利な魔法だが、この世界の魔法は少し違う。物理現象を操るんだ、こんな風にな」フォン


机の上のペンを浮かす隊長


「魔法を語る上で大事なのは、魂、霊体、霊子についてだ。生き物には魂があり、その魂を核として霊体が形成される」フォン


今度は隊長の手を覆うようにさらに大きな手が生える


「霊体は霊子で構成される。そしてこれは光を屈折させて見える幻だ。霊子にはほんの少し質量があるだけで、基本的に害はない。これを操ることでさまざまな効果を与える事ができる。これを見てくれ」ボンッ


今度は手から火を出す


「今、火が見えているがこれは幻だ。これには様々な効果を与えられる。触ってみたまえ」スタスタ


隊長がクロスのところに歩いて手を出す


「は、はい・・・」スッ

「どうだ?」


「冷たいです」

「そうだ」スタスタ


再び教壇へ戻る


「これは火の幻をまとっているだけで、中身は霊子で空気を操ってできた冷えた空間だ。

霊子で物理を操る。これが魔法だ。このように欺瞞として扱えるし、もちろん攻撃もできる。

が、今日の戦いにおいて魔法を用いた攻撃は補助的なものだ。扱える人間が少ないし、扱えても漫画のような広範囲を攻撃することは難しいからな。

ま、私はできるがo(`ω´ )o」


そりゃ、国連から直々に戦略兵器、NBC兵器認定受けてますし、と思うクロス


「まぁ諸君らにそうなれとは言わん。力は持ちすぎてもめんどくさいしな」


あーめんどいめんどい。毎年国連の査察を受けるのが面倒だ、という隊長


「さて、今日は吸収魔法を教える。戦場で糧食が尽きた時に大事な魔法だ。各国の魔法士がいる軍隊では、これを最初に教えるところも多い。

諸君らには既に教えたと思うが、今日はその復習だ。我々は少数で敵地に投入されることも多いからな。早速実演しよう」


(来た・・・)


嫌な予感がするクロス


「実験体になりたくない者は机に伏せ」


バババッ!と1人を除いて伏せる


「・・・」

「おー、君は献身的だな」

「あの・・・金縛りを受けているのですが・・・」グググ


体が動かない。そりゃ伏せも出来ん訳だ


「私が魔法で金縛りをかけてるからな」

「・・・」


もう毎度のことなんで慣れましたよえぇ、金縛り魔法ですね


「がんばれ〜」

「ガンバだよ」

「(´Д` )」


セブンテスとイレブンがからかう。他の連中もニヤニヤしてる。見ろ、フォートナーなんて変顔してやがる。なんだあのアゴは。おのれ城○内め


「こっちにきたまえ」

「はい・・・」トコトコ


「これから頭に手を置いて吸収魔法を使う。覚悟はいいな?」

「はい・・・」


「心配するな、命までは取らん。取るのは君の魔力だ」

「煮るなり焼くなりお好きにどうぞ・・・(´-`)」


誰かこの人に冗談の言い方を教えてくれ。油断したら命まで吸われかねん


「ふっふっふ、じゃあそうさせてもらおう」ポンッ


頭に手を置かれてビクッとするクロス


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