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トップランカーになったセカンドキャラ ~奪われたアカウントを乗っ取り野郎と合わせてぶっ潰す!~  作者: 渡琉兎


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42.ギルド設立

 アリスベルに戻ってきた俺たちが最初に向かったのは――競売所である。

 前回のポーション類の競売で手に入れたお金も底を突こうとしており、そろそろリアルの生活が危なくなってきている。

 動画が好調なので来月の入金があれば借金の返済と生活の安定、その両方を手に入れることができるはずだが、その前に倒れてしまいそうなのだ。

 レッドドラゴンからドロップした伝承級装備の爆炎の戦斧を競売にかければ、最低でも200ゴールドにはなるだろう。

 手数料を引いても140ゴールドは残るので、これだけあればとりあえずはなんとかなるはずだ。


「あとはレッドドラゴンの素材も競売にかけて……よし、できた!」


 素材に関しては必要としている人がいなければ売れないことも多いが、ドラゴンの素材となれば話は別だ。

 特に中堅から上位のユーザーから必要とされることが多く需要もある。

 タイミングよく必要としているユーザーがいれば、多少値が張っても購入してくれるかもしれない。

 俺は高く売れてくれることを願いつつ、一旦その場を離れた。


「次はどこに行くのにゃー!」

「あぁ。次は――ギルド管理室だ!」


 ワンアースでギルドを設立するには、ギルド管理室で手続きをしなければならない。

 まあ、決めることといえばギルド長とギルド方針くらいなものなんだけどな。

 一応、ギルド長になるにはレベル10以上という条件はあるけど、そんなもんは始まりの村でほとんどのユーザーが達成してしまうので、あってないようなものだ。


「いらっしゃいませ! 本日はギルドの設立ですか?」


 受付嬢のセリフと共にウインドウが出現する。


【■ギルドを設立しますか? ■Y/N】


 迷わずYESを選択すると、必要な手続きを終わらせていく。

 しかし、その中でまったく考えていなかった項目に差し掛かり手が止まってしまう。


「……ギルド名、どうしようかなぁ」


 ギルドを設立することばかりを考えていて、ギルド名をどうするのかを考えていなかった。

 ゴールドギルドの邪魔をするために設立するだけなので凝ったものでなくても構わない。

 しかし名前をそのまま当てるのは芸がないし、ゴールドギルドみたいで嫌すぎる。


「どうするのにゃ、ご主人様?」

「どうするのー?」


 ニャーチとフィーがこちらを凝視しながら期待の眼差しを向けている。

 ……いや、そこまで期待されると、ものすごく重たいんだけど。

 まあ、ここで決めないとギルドを設立することもできないので考えなければならない。

 うーん……レヴォギルド以外かぁ……暗殺者なわけだしそこを意識した名前もありかなぁ。もしくはまったく関係ない名前にするか?

 邪魔をしたあとにゴールドギルドからの仕返しを警戒するなら、関係ない名前の方がいいか。

 とはいえ、復讐とまったく関係のない名前だと味気ないか。

 復讐ギルド……リベンジギルド……壊すでブレイクギルド……うーん、違うなぁ。


「……闇を歩く……闇の道……ダークロード……D、R?」


 DR(ディーアール)ギルド……おっ? これ、いいんじゃないか?


「DRギルド、これでどうだ?」

「DRかにゃ? ……か、格好いいにゃー!」

「私も好きなのー!」

「そ、そうか? それなら、これに決めようかな」


 二人からも好評だったことから、俺はギルド名をDRギルドに決定した。


「それでは、これでDRギルドの設立が完了いたしました。これからのご活躍を楽しみにしております」


 受付嬢に頭を下げられながら、俺はギルド管理室をあとにした。

 無事にギルドも設立できたことで、あとは三日後に行われるギルド対抗イベントを待つだけである。

 ここでゴールドギルドは大活躍をして、さらにギルメンを集めるつもり……なんだろうが、そうはさせない。

 ゴールドギルドの近くで暗躍しながらギルメンをPKしつつ、余裕があればランキング上位を狙っていく。

 まあ、ギルド対抗イベントで一人ギルドが上位を狙えるわけもないのだが、俺ならできるかもしれないと内心では思っている。

 これでも他の誰よりもワンアースをやってきたという自負があり、ゴールドでランキング1位を席巻した実績だってあるのだから。


「……よし。三日後こそ、本番だ!」


 俺は今のステータスを確認しながら、三日後のギルド対抗イベントに復讐の炎を点すのだった。


■名前:レヴォ ■レベル35

■職業:双剣の暗殺者

■HP940/940

■MP690/690

■筋力94(+30) ■敏捷235(+110)

■知能119(+50) ■体力95(+45)

■精神力119(+55)

■ステータスポイント0

■スキルポイント72

■装備:隼の短剣(右手)、黒閃刀(左手)、漆黒の外套、闇精霊のズボン、黒蛇革の靴、中級闇精霊の腕輪、幻惑の指輪、下級風精霊の指輪、暗黒竜鱗の仮面

■アクティブスキル

・瞬歩 5/5(5メートル以内の場所に一瞬で移動する。5回分のストックあり、3時間でストックが1回復する)

・マッピング(ダンジョンのマップを作製できる)

・エコー(反響を利用してダンジョンの構造を把握、見えないところの相手を見つけることができる)

・暗視(暗闇で視界を確保する)

・アナライズ(対象物を解析することができる)

・透明化 使用可能(一度使用すると5分間透明化する。音を出すと透明化は解除される。次の使用まで3時間のインターバルが必要)

・ダークエッジ 消費魔力30(闇の刃を影から生み出し攻撃する)

・暗黒竜のオーラ 使用可能(一度使用すると5分間前ステータスが25%上昇する。次の使用まで24時間のインターバルが必要)

■パッシブスキル

・敏捷上昇(20%)

・暗殺剣(弱点に命中するとダメージが三倍になる)

・二刀流(左右の手に武器を装備することができる)

・パッシブスキル:暗殺者の一撃(弱点に命中するとダメージが五倍になる)

・パッシブスキル:隠蔽(ステータスを隠蔽することができる。隠蔽する範囲は装備者が任意で決められる)

ご覧いただきありがとうございます。


本日はあと1話更新します。

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