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トップランカーになったセカンドキャラ ~奪われたアカウントを乗っ取り野郎と合わせてぶっ潰す!~  作者: 渡琉兎


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32.苛立ちの理由

 ゴブリンの巣ダンジョンでレベリングを始めてから二日が経過した。

 今日で獲得経験値が増加する期限が終了となるので、次の段階へ進もうと思っている。しかし――


「乗っ取り野郎! マジでムカつく! くそっ、くそっ、くそっ!」

『ゲボバッ!?』


 俺は苛立ちのままに双剣を振るい、ワンキル判定を狙わなくても一撃で仕留めることができるようになったゴブリンを屠っていく。


「いっけーっ! エアバレットー!」

『ブビャッ!?』


 その横ではフィーが魔法でゴブリンを撃ち抜いており、こちらは一撃とはいかないものの余裕を持って仕留めていた。


「ご主人様、大丈夫かにゃ?」

「大丈夫……じゃないな。乗っ取り野郎め、ゴールドを使ってあんな動画を流すなんて!」


 そう、俺の苛立ちの原因は先日にアップされた動画にあった。

 乗っ取り野郎がゴールドを装い、ギルドを作ると宣言する動画をアップしていたのだ。

 ワンアースにログインしていた俺が気づいた時にはすでに半日近くが経過しており、SNSはゴールドギルドの話題一色になっていた。


「何がゴールドギルドだよ! ギルド名もまんまじゃねぇか!」

「ご主人様、怖いねー!」

「そうだにゃー。でも、ご主人様はご主人様なのにゃ?」

「それは! ……まあ、そうなんだけどさぁ」


 ニャーチやフィーには、俺がゴールドでもあったことは理解できないのだろう。

 レヴォはレヴォであり、ゴールドはゴールドなのだ。

 あの動画を見るまではレヴォでの活動にも楽しみを感じ始めていたのだが、見てからはレヴォを作った目的を再確認させられており、だからこそレベリングにも力が入った。

 だからだろうか、始まりの村や始まりの森を拠点にしているユーザーの中では異次元の実力を持つ存在になりつつあった。


■名前:レヴォ ■レベル28

■職業:双剣の暗殺者

■HP870/870

■MP620/620

■筋力87(+15) ■敏捷228(+90)

■知能112(+40) ■体力88(+30)

■精神力112(+40)

■ステータスポイント0

■スキルポイント51

■装備:隼の短剣(右手)、黒閃刀(左手)、漆黒の外套、闇精霊のズボン、黒蛇革の靴、中級闇精霊の腕輪、幻惑の指輪、下級風精霊の指輪

■アクティブスキル

・瞬歩 5/5(5メートル以内の場所に一瞬で移動する。5回分のストックあり、3時間でストックが1回復する)

・マッピング(ダンジョンのマップを作製できる)

・エコー(反響を利用してダンジョンの構造を把握、見えないところの相手を見つけることができる)

・暗視(暗闇で視界を確保する)

・アナライズ(対象物を解析することができる)

・透明化 使用可能(一度使用すると5分間透明化する。音を出すと透明化は解除される。次の使用まで3時間のインターバルが必要)

・ダークエッジ 消費魔力30(闇の刃を影から生み出し攻撃する)

■パッシブスキル

・敏捷上昇(20%)

・暗殺剣(弱点に命中するとダメージが三倍になる)

・二刀流(左右の手に武器を装備することができる)


 レベル30までは新人ユーザーと呼ばれることが多く、俺のレベル28はもう少しで新人脱却のところまできている。

 ……まあ、隠し職業に転職できたことでステータスは中堅ユーザー、ステータスポイントを全振りしている敏捷に関していえば上級ユーザーに迫る数値を叩き出しているんだけどな。

 スキルに関してはパッシブスキルの敏捷上昇に追加で5%上昇を追加している。スキルポイントを25も使ってしまったが、これで実質の敏捷は上級ユーザーの中でも引けを取らないはずだ。

 スキルに関してはこれから場面に合わせて獲得することも増えるだろうし、しばらくはこのままでもいいだろう。


「さて、次はフィーのステータスを確認するか」

「見て見てー! 私も強くなったのー!」

「どれどれ? ……へぇー、これはいいなぁ!」


 さすがは風精霊である。

 レヴォの戦闘スタイルに合ったステータスやスキルをしてくれているわ。


■名前:フィー ■レベル16

■霊獣:中級の風精霊(伝承級)

■HP250/250

■MP500/500

■筋力25 ■敏捷65

■知能50 ■体力30

■精神力40

■ステータスポイント0

■スキルポイント37

■アクティブスキル

・エアバレット 消費魔力5(風の弾丸を飛ばして攻撃する)

・エアスラッシュ 消費魔力10(風の刃を飛ばして攻撃する)

・エアヴェール 消費魔力10(対象の敏捷を5%上昇させる。効果時間5分)

・エアバースト 消費魔力20(風の魔力を放出して前方扇状に攻撃する)

・エアウォール 消費魔力5(風の壁を作り出し攻撃を遮断する。耐久値100)

■パッシブスキル

・敏捷上昇(5%)

・知能上昇(5%)


 ステータスポイントはMPと敏捷に20ずつ、魔法のダメージ量に直結する知能に15を割り振った。

 スキルに関しては魔法をメインに戦うスタイルなので、魔法と知能上昇を獲得した。

 ゴブリンの巣ダンジョンではエアバーストが大活躍しており、大量のゴブリンに襲われた時なんかは掃討してもらったものだ。


「……そろそろ、次の街に移動してもいいかもしれないな」


 経験値が1.2倍になるのも今日までだ。すでにここではレベルも上がり難くなっているので、拠点を移す頃合いかもしれない。

 そんなことを考えていると、ワンアース運営から全ユーザーへ一通のDMが届いた。

ご覧いただきありがとうございます。


本日はあと1話更新します。

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