『心理理解の階段に』・・・詩集『美の明滅』から
『心理理解の階段に』・・・詩集『美の明滅』から
㈠
心理というものは、心理以上に、心理である。
心の在り方のことを、指しているのである。
この様に階段を登って行くのであること。
それはそれは、心理の理解であること。
㈡
美の明滅は裏切らないのであること。
階段を登る作法創造で、意識の明滅と。
何ものにも変えがたい、その心理である。
まさしく、詩が階段の役割を担っているか。
㈢
心理理解の階段に、俺は、階段の明滅を見る。
階段の明滅に、改めて俺は、心理を理解するさ。