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Rad des Fatalität~希望の風~  作者: 甘藍 玉菜
【夢幻空疎の楽園聖都市】中篇
36/42

5/5

ちょっと長めです





レーザー砲を一発、ただそれを打ち込んだだけで、魔物達の生息地であろうその島はたちまち火の海へと変貌を遂げた。

成功したと、そう歓声を上げている兵士達の傍らで、俺はいつの間にか傍らにいた佐曽利と目が合った。


何とも言えないけれども、どう表現したらいいのかわからない。

だけれども何かを我慢しているかのような、そんな顔。


きっと、俺達は同じような顔をしていたに違いない。



本隊へ助けを呼ばれたら困るため、最初に港の船をほとんど燃やした。

次に隠れている魔物を誘き出すため、町と思わしき場所を火の海にした。


戦争。

いや、これは一歩的な蹂躙・・・・なのかもしれない。



後はきっと、逃げ惑う残党を仕留める為に地上へと乗り込むだけであろう。

逃げるとしたら、きっとこのタイミングなのかもしれない。


地上を窓から見れば、新たに来た一人の偵察兵(と、王子は言っていた)を仕留めるために、再びレーザー砲が発射されたところだった。


先程の女性が魚のようなタイプなら、今地上を必死に逃げている“彼”は鳥のようなタイプなのだろうか。

足は鳥のような足をしているし、頭髪は緑がかっていて羽のような感じだ。

飛べないのだろうか、地面を転がるようにして必死に駆けていく。


そして、まるで柱のようにそびえ立っている岩の中へと逃げ込んでいった。




「本隊に助けを呼ばれたら大変です。それにきっと、あそこには仲間がいるのでしょう。地上に出て追いかけます、出撃の準備を」


王子の命令と共に、兵士達が更に慌ただしく動き出す。


逃げるのなら、きっとこのタイミングかもしれない。

今度は反対する態度を見せず、俺は大人しく王子の命令に従い船から降りて行った。




きっと、豊かな自然に囲まれた島だったのだろう。

しかし、今や至る所で立ち昇っている激しい炎が、それらを燃やし尽くさんばかりに灰にしていっている。


その炎の中に、人のような形をした燃えている何かを見た。



胸が悪くなるような光景だ。

これはさっさと巻いて逃げるに限る。


そうこうとタイミングを計っていれば、いつの間にかあの魔物の青年が逃げ込んだ岩柱へとたどり着いてしまった。


王子の命令で岩柱を取り囲み、物陰に隠れて今か今かと攻め込むタイミングを待っている。

その時だった。



天辺近くの岩柱の中から、先程とは別の魔物が姿を現した。こちらも、どちらかというと鳥のような容姿をしている。

華奢な体には似つかわしくない禍々しい鋭い鉤爪と、自身と同じぐらいの大きさの剛弓を手にしている。



そして・・・・・外の様子を伺う様にして姿を現したその魔物を、王子の放った槍が貫いた。

ギフトの力だろうか。真っ直ぐに放たれた槍は、まるで光線のように一直線に飛んでいった。



胸大にきな穴が開いた魔物は、そのまま崩れるようにして地面に落下する。

ぐしゃりと地面に倒れこんでいるその魔物を恐る恐る見てみれば、ピクリとも動かない。



「まだいるぞ!」

「排除しろ!闇の魔物は一匹たりとも逃すな!」


まだいる?


その声に俺はハッとして視線を上げると、滑空してきた魔物がいたであろう岩柱の穴から、まだ若い魔物がこちらの様子をうかがっているのが見えた。

先程逃げ回っていた彼だ。




しかしその瞬間、激しい痛みが胸に襲い掛かってくる。


「っ(な、何なんだ一体)」


刺すような痛みではなく、まるで魂が無理やり体から引き剥がされていくかのような激痛に、俺は立っていられなくなり、思わず地面に膝をつく。



景色がぐるぐると視界全体を回っているかのような気持ち悪い感覚と共に、俺の意識がどんどん闇に吸い込まれるようにして堕ちていった。







あー・・・・こりゃあ完全に逃げ出すタイミング無くしたわ。














ー誰かが俺の頭をなでている・・・・・


そんな感覚を感じていると、真っ白い空間のその中で視界の先に泣いている子供がいることに気が付いた。

膝が血まみれだ。どうやら派手に転んだらしい。

痛みで立つ事ができずに愚図っているその子供の頭を、母親(多分)が安心させるようにして優しく撫でている。


ふっと、今俺の頭をなでている人物と、泣いている子供をあやしているように優しく撫でているその手が。

同じ人物の手なのだと・・・・俺はなぜかそう思った・・・・・



「(かあさん・・・?)」


両親はいない。俺が小さい頃に事故で死んだ。

写真も残っていないから、二人がどんな顔だったのかさえも覚えていない。



空間の中の白がどんどん強くなり、前方の親子を飲み込むと、まるで強い光のように俺の目を焼いていった。









「ーーーーーーー・・・・・あ」


目が、覚めた。

どうやら、あの後俺は船の中に運び込まれたらしい。

しかし、あまりいい気分ではない。


戦線を離脱することは出来たし一人になることも出来た。

きっと今が逃げることのできる絶好のチャンスというやつなのだろう。


しかしーーーーこの島に住んでいたであろう、大勢の住民達を屠ったこの船はどこか安心できない。

まるで大量破壊兵器の中にいるような不快な気分だ。


俺はとりあえず、寝っ転がった状態で周囲をぐるっと見回した。

少し粗末なその部屋は、どうやら今俺が寝かされているベッド以外に何にもないらしい。

窓一つとしてその部屋にはなかった。


ほんのりと香る甘い匂いに視線を少しずらせば、ベッドの脇にはすっかり冷めてしまったホットチョコが淹れてあるマグカップが置かれている。

リンヨウがお見舞いにでも来たのだろうか。


ゆっくりとベッドから降りると、今の状態を確認する。

どうやら防具は脱がされたらしい、武器も近くにはない。

意図的に取られたというよりも、寝かせるのに邪魔だったから外したような、そんな感じがした。



グダグダしていたら、折角得た逃亡のチャンスがまたなくなってしまう。

とにかく出口を探そうと、俺は部屋の扉へと手をかけた。





・--------・


そんなことがあって早数十分・・・完全に迷った。

似たような光景が続く入り組んだ廊下をひたすら歩いてみたが、船に乗り込む時と島へ出撃の際に通ったあの出口が見つからない。


どういうことだし・・・・・ってかこの船こんなに広かったのか。

窓をぶち破ってでも脱出はしたい・・・が、そんなことをしたら船内にいる兵士達に気が付かれてしまうだろう。



それに何より・・・俺は今、他の皆には会いたくはない・・・

特に、仲良くなったリンヨウには、絶対に。

彼が悪い人物ではないことは百も承知だ。だけど・・・・・



とりあえずまた出口を探そうと、再び廊下をトボトボと歩き始めた時だった。

視界の先にある一つの部屋の扉が、少しばかり薄く開いているのに気が付いた。


「(誰かいるのか・・・?)」



本当はこんな寄り道なんてせずに、さっさと逃げるべきだったのだろう。

だがその考えは、ふっと覗いた部屋の中から聞こえてきた会話を聞いて・・・・一瞬で無くなった。





恐る恐る部屋の中を覗き見る。それなりに高そうな凝ったデザインの机や椅子がちらりと見えた。

内装はどうやら、普通の執務室のようだった。






そこであの時の地下で出会ったおっさんが吊るされていて、酷い暴力を受けていなかったら・・・・・・・の話だが。



「(え、おっさん!?どうしてここに)」


驚きで思わず出かかった言葉を慌てて飲み込んだ。今ここで見つかったら、なんかヤバいような気がする。

それにもしも中にいるのが兵士一人だったら、すぐにでも部屋の扉を蹴破っておっさんを救出したのだろうが・・・・・・




部屋の中には屈強な兵士が3・4人ばかしいるのを確認して、その考えは露と消え去った。







「さっさと吐きゃあ楽になるんだよ」

「教えなぁ、どうやったらあの霧に覆われた国に砲弾をぶち込めるのかよぉ」


ゲラゲラと下品に笑いながら、繋がれているおっさんを兵士の一人が蹴り上げる。

何ともまあイヤな連中だ。

しかし兵士達の次の言葉で、俺の気分は更に最低にまで落ちることになる。


「それにしても、だ。まさかガキどもが来るとはなぁ」


「(ガキども?もしかして俺たちのことか?)」


「まあいいじゃねぇか、おかげで楽に騙せたんだからな」

「それにしてもバカだよなぁ。魔王なんて今どきそんな寒いもん、存在してないってーの」

「ああまったくだぜ。連中、正義だ勇者だとおだてりゃあ勝手にやる気だしてくれるんだからよぉ」

「まさか頭一つ下げるだけで、こんなに思い通りに進めるなんてな」

「できりゃあ、バケモンと共倒れになってくれりゃあ楽なんだよなぁ」

「まったくだぜ」

「おいおいおい、秘蔵の催眠剤まで使ったんだぞ?わざわざ城内の庭に植わっていた“あの花”まで使ってなぁ。だから元が取れるまでもう少し使ってやろうや」


「(・・・・・・)」


さっきまでは、体調が悪くてぐらぐらとしていた視界が、今度は怒りでゆらゆらと揺れている。

扉越しで、下卑た兵士達のイヤな笑い声はそれなりにハッキリと聞き取ることができる。



いや、兵士達が言っているそれが真実であるのなら、俺達が今までやってきたことって一体・・・・・・・・


「そいやあ、第一王女様とそのお付の・・・・・何て名前だったかあの出来損ないは」

「使用人の仕事しか能がない奴の名前なんか一々覚えてられるかよ」


「(ん?リンヨウ達の事か?)」


話題はいつの間にか俺達から、リンヨウ達の事に変わってきているみたいだ。


「とにかく、だ。あの逃げた二人はまだ見つかんねぇのかよ」

「ああ。ま、見つけ次第始末しろ・・・・ってのが隊長サマからの命令だからな。魔物に襲われて風にして、“ユウシャサマ”達のやる気をさらに上げるんだとよ」

「・・・・血の繋がった妹相手に、何ともまあ鬼畜なことするよなー。まあとりあえず見つかんなきゃそん時は俺達が晒されちまうんだ、こいつは後回しにして早く探しに行くぞ」


そう言いながら、ぞろぞろと室内にいた兵士達が外に出てくる。

俺は見つからないように、慌てて近くの部屋に逃げ込んで彼等に見つかるのを回避した。



兵士達がいなくなったタイミングを見計らって、俺はこっそりと猫のように体を滑り込ませるようにして、部屋の中へと入った。


どうやら、誰も残っていないみたいだ。不用心な。

だがまあ、これは俺にとっては天の助けでもある。


執務室のようなその部屋は、何処か高級感漂うその部屋には似つかわしくない、微かな血の匂いを漂わせていた。

兵士達が、部屋を出る際に電気でも消したのだろう。部屋の中は時間帯もあいまってか薄暗い。

しかし目を凝らして周囲を見渡せば。

無残な状態で、ボロボロとなった状態で、おっさんは鎖につながれて宙吊りに近い状態に拘束されていた。


どうやら、この鎖は壁と天井とに繫がっているようだ。

俺は急いでおっさんが余計な怪我をしないように、おっさんの下にクッションを敷くと鎖の拘束を外した。。


流石に、大の男一人を受け止めるぐらいの力は俺には無い。

悲しいことに。




鎖の鍵?

そんなもの、机の上に放置されてるような感じで置いてあったぜ馬鹿めが。



「おっさん、おい大丈夫かおっさん」

「ん・・・ん゛ん・・・なんだ、坊主か?・・・おっさんじゃねぇお兄さんって言え」

「ボロボロの状態で、ふざけたこと言ってんじゃねーよ。それに怪我が酷いんだから、あんまし無理して喋んな。でもまあ、冗談言える元気はあるんだな。安心したぜ」

「はっ・・・それよりいいのかよ、世界を救う予定の勇者様・・・・・・・・俺を助けりゃあ、おめーは確実に、この国に追われて捕まるぜ?」


おっさんは、馬鹿にするように笑いながら、そう言った。




だけど、たとえそうだとしても、そうだったとしても・・・


「おっさんはあの時、俺が勇者様だの何だのと、関係無しに助けてくれただろ?だから俺はその借りを返しただけだ」

「・・・なんだそりゃあ。お人よしにも程があるな。それに俺は“普通の”人間じゃないんだぜ?怖くねーのかよ」

「俺がおっさんに下水道の時の借りを返すのと、おっさんが“普通の”人間じゃないってのは全く関係ねーじゃねーか」


俺がそこまで言うと、今度こそおっさんは何も言わずに黙って俺に支えられていた。

黒い服を着ているため、出血量はわからない。

だが支えたその瞬間に、俺の掌はグッショリと、たっぷりと血を吸って濡れたおっさんの服に触れたのは確かだ。



このままでは、いくらおっさんが“普通”より丈夫だとはいえ出血量的にヤバすぎる。




とにかく早く脱出しなければ。

いや、おっさんだけじゃない・・・フォスファ王女とリンヨウ。あの2人も早く助けないと、今度こそ死んでしまう。

俺はおっさんを支えながら、急いで執務室の出入り口の扉へと向かった。



その時だった。











バンっという音と共に、扉がはじけ飛んだ。

いきなりのことで防御が間に合わずに、俺はおっさんと扉の破片と共に吹き飛ばされて、途中高そうな机をひっくり返し本棚を吹っ飛ばして・・・

そしてみっともなく床に転がった。



「まったくいけませんねぇ、これはいけないことですねぇ。まさか貴男様が敵を助けてしまうなんて、ほんっとうに残念で仕方ありませんよ・・・なぜなら貴重な勇者様が一人減ってしまうんですから」



破壊された扉から現れたそいつは・・・アストルフォス・ルミニエール第一王子。

誇り高き純白の美しい甲冑を、誰のものかもわからぬ返り血で汚している。

まだ乾ききっていない血が、甲冑の合間を滴り落ちていく。


一体俺が気絶しているだけの間に、どれぐらいの“魔物”を殺したんだ、コイツはっ。

血に濡れる王子のその姿を見て、俺はギリッと歯を噛みしめた。 

俺の血があの甲冑に仲間入りするとき、きっとそれは俺が無残な姿を晒して死ぬ時だ。



蠅河が、まるで恋をしたかのように時々零していたあの笑顔は・・・・・・今はきっと、どんなホラー映画の殺人鬼にも劣らない程の不気味なものになっているのだろう。

口元には柔らかな笑みを浮かべているが、しかし目は全然笑っていない。

むしろイヤな殺気を振りまきながら、ニタリとしたジメジメとした目つきで此方を見ている。




見事に殺す気満々だ。

慌てて距離を取ろうにも、何故だか俺の足は言うことを聞いてはくれない。

俺の体はみっともなく、床の上でジタバタともがくだけだ。

俺は、必死の抵抗にと王子へ怒鳴った。


「嘘を、嘘を吐いていたんだな!この島は・・・あんたたちが攻め入ろうとした大陸には、この島には魔物も魔王も何もいない、全部でたらめなっ・・・うぐっ」





今考えれば、それはきっと間違いだったのだ。

いや確実に間違いだった。

いくら連中がしてきた事に腹が立っていたとしても、この発言はまさにレットカードの一発退場モノ。


俺はそれぐらいヤバい発言を、やらかしてしまった。





言い終わらぬうちに、胸に再び強い衝撃が走る。


視線だけを下に向ければ、胸から何かが生えてい・・・る・・・・・・・?









いや違う・・・王子の槍が俺の胸に深々と突き刺さっている。








痛い・・・ぁああああアアア!痛いイタイいたい痛いいたいイタイ!!!









それを認識した瞬間、一瞬にして説明が出来ない程の強烈な痛みが俺を襲った。

ずるりと熱を持った熱い鉄臭い何かが、喉を無理矢理通ってせりあがってくる。


「う・・・ゴホッ、がは・・・オエェっ」

「坊主、どうした!大丈夫か!!」


俺より遠くへ吹っ飛ばされたらしいおっさんの、焦った声が聞こえる・・・



・・・だけどなぜだろうか。



王子とおっさんが一体何処にいるのか、何故だか俺にはよく見えない。

視界が霞んで、指先からどんどん体温が奪われていくのがわかる。

まるで操り人形が、支えを無くしてグシャリと倒れ込んだみたいだ。





ジャリッと、俺のすぐ側に誰かが来たような気がした。

だけれども、それが一体誰なのかという認識さえ、今の俺にはもうわからない。


「非道いですねぇ、とても醜いですねぇ・・・僕は、嘘は何一つ言ってませんよ。第一そんなもの、僕達が国民にそうだと言えば、それは我が国にとっては真実になるんです。黒を白だと言えば、白になるようにね・・・・・・だって、薄汚い人間以下の畜生にも劣る連中なんて、僕達からして見れば悪の塊でしかないんですよ。人間こそが素晴らしいんです。この世には、この世界には人間以外の種族なんて必要ないんです。全ては人間に産まれてこなかった奴らこそが悪なんですよ!!」





「坊主、おいしっかりしろ坊主!」


ゆさゆさと、揺さぶられている感覚がする。




そういえばおっさんの声が、さっきよりは近くに感じるような・・・・・・・・・





あれ?






そういえば・・・・・・・







俺の足・・・・・・どこに行ったんだっけ?








そして・・・

完璧なまでに美しかったその槍の切っ先は・・・・・・









確実に、的確に、俺の首を落としたのだ。

話は再びゲイル君戻ります。


さて、始まりました中編の第六話はこれで完結です。

次は後編です。

もしかしたら殆どが戦闘回になると思いますが、頑張ります。


「よかった」「面白かった」と思っていただけましたら、感想やブックマークなどお待ちしております。それが次回への励みになります。



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