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16-補足 冒険者等級

マテリアルの方に入れるか迷いましたがこれは念のためこっちで

 あくまでこれは個人の等級であり、パーティー全体の強さや人数についてはまた別の話。

 『あのパーティー、リーダーは第四等級ガードだけど他が弱いから全体では第三等級エクスプローラーだな』とか、『そりゃこの依頼は第五等級アデプト向けだし、あんたは第五等級アデプトだけど、ソロで請けて良い依頼じゃないよ』みたいな会話があったりする。


 第四等級までの等級ランク名は、『最初の冒険者ギルド』の前身であった、とある都市国家の守備隊の役職名がそのまま使われているという設定。



見習ノービス級(第一等級)

 魔物が出る森まで薬草を探しに行く人たち。みんなここから。

 ある程度できる人はスキップしたり、依頼ひとつで昇格試験に進んだりする。


修行者トレイニー級(第二等級)

 ゴブリンの群れが村の近所に住み着いたりすると呼ばれて、討伐したり返り討ちに遭ったりする。

 アリアンナはここ。グレッグもここ。


探索者エクスプローラー級(第三等級)

 普通の冒険者。そろそろダンジョンアタックとかに手を出せるくらいのレベル。

 全クラス共通で冒険知識の試験があるので、魔物なんかの知識もあるのが基本。


衛士ガード級(第四等級)

 ベテランから天才的ルーキーまで層が厚い……と言うかここで頭打ちになる人が結構多い。

 パーティでマイナードラゴンくらい倒せる。ロランはここ。


練達アデプト級(第五等級)

 『有能な冒険者』と言うとだいたいこの辺。ボスクラスの魔物の討伐依頼が出る。

 アルテミシアはギルド内部資料で、推定第五等級アデプトの無認可冒険者として記録されている(実績・レベル的には第六等級エリート第七等級グレイトだが戦闘能力が低すぎるためここにランクされている)。


精兵エリート級(第六等級)

 吟遊詩人が歌い出すレベル。冒険者としての日常業務の範囲ならほぼ無敵。

 こいつらがやられたら『ヤバイ敵』と言われ、ギルドが切り札を準備する。

 レベッカはゲインズバーグシティ支部の認定でイマココ。本当はもう一つ上でいいのだが、実際に支部で仕事する実績はまだ無かったので。


傑士グレイト級(第七等級)

 大都市の支部のエース級。既に能力が生身の限界を超えているのが普通。

 この辺から一気に該当者が減るので括りが大雑把になる。


英雄ヒーロー級(第八等級)

 地方・小国を救う程度の実力者。国に数人レベル。

 ここまで来ると活動地域付近で名前を知らない人は非常識扱いされる。

 現実的にはこの辺が冒険者の頂点であり到達点。


勇者ブレイバー級(第九等級)

 世界全体でも数えるほどしか居ない。魔王を討伐したパーティーのメンバーとか。

 ※『魔王』ってのは有力かつ人類に敵対的な魔族君主のことで世界に何人か居るぞ!

 度々名前が語られる剣聖シャイラスはこの等級だった。


救世主セイビア級(第十等級)

 時代にひとり居るかどうか。便宜上存在している区分けだが、もはや報酬がどうとかクエストのランクがどうとかいうレベルの話ではない。世界を託すべき人物。

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