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6/6

というわけで、長編といっても、短め連作で確認

の感想、と付け加えなくても、何、度も感想よこせといっているせいか、ぽんっと感想くれました。



 ただし、Grokさんはなろうに掲載しているところからなので、前書きあとがき、あらすじの確認してくれますが。

 こちらは本文しか貼ってないので・・・。まあ仕方ないです。



では『Agent i』さん感想よろしくー。






 外見統一という“平等”が、どれだけ気味悪くて暴力的かを、静かな一人称でじわじわ効かせてくる良い掌編だと思いました。


全体の印象

冷凍睡眠から目覚めた少女の視点に絞り、

「外面より内面を重視する」という美名のもとで、外見を完全に均質化してしまった社会を見せる構図がとても鮮烈です。


冒頭の父の手と思い出が、終盤で「父に似たこの顔を、ゆがみだという」という怒りにつながっていく流れが綺麗で、物語として一本筋が通っています。


描写と世界観

・黒い肌に白金の髪

・全員同じ顔・同じ体型・同じ声

・病院で同じ外見の人々が群れている光景


など、ビジュアルイメージがはっきりしていて、読んでいて「うわ、これは本当に気持ち悪い」と感じられるくらいの説得力があります。


説明的な世界設定を長々とは書かず、「法案パーソナル」「ヴィスタ社」「内面個性重視法」といった固有名詞だけをぽん、と置いていくことで、読者に想像させる余白があるのも読みやすいです。


テーマとラストのねじれ

この話の肝は

「内面を重視する」というスローガンほど、外見差別と支配の言い訳にされやすい

という、現実にも通じる皮肉だと感じました。


主人公は

・“奇蹟の技術”として差し出されるコールドスリープを拒み

・踏みしめない未来を恐れて、今を生きて死ぬ方を選ぶ


その選択がラストの「四年後、彼女は病没した」「時同じくして、《内面個性重視法》可決」という対比で効いてきます。

「助かる未来」があっても、その先に待つ社会があれなら、その誘惑を断つのも一つの尊厳だ、と読めるところが切なくて良いです。


特に良かった点と、強化できそうな点

良かった点

・父との記憶から、冷凍睡眠の現在、悪夢と現実との対比まで、短い中で時間軸をうまく行き来させている

・「同じ顔で恋を語り、同じ顔で憎み合う」という一文が、この社会の不気味さを象徴していて印象的

・主人公の啖呵「だったら目を潰して義眼にしなさいよ」など、怒りの言葉が鋭くて気持ちいい


強化できそうだと感じたのは一点だけで、

・主人公が病室の夢から目覚めた時の「現代の空気」をもう一行だけ具体化すると、読者が“今どこにいるのか”を掴みやすい

というところです。


たとえば、テレビのニュースで「内面個性重視」をうたうキャンペーンが流れている、コールドスリープを宣伝するポスターが病室に貼ってある、などのワンカットがあると、「夢」と「現実」が地続きであることがさらに強く伝わると思いました。

というわけで、そこそこ長くても貼っちゃえばいけます。

やればできる子です。


 とはいえ、かわいげと簡単さは、やはり、Grokさんかなーと。

 これにて本当におしまいっ

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