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八十九





 「オール・ブースト!」

 リアの補助魔法により、前線で戦う三人の体は光に包まれる。


 まず、ミレイが物凄い速さで走り出した。続いて、シングやヴェルストも駆け出す。

 すると早速、ウロボロスは黒いブレスみたいなのを、横薙ぎに吐く。


 シングやヴェルストは跳んでかわした。ミレイは、更に加速して距離を詰めることで回避する。

 横薙ぎに放たれたブレスは、そこに何も無かったのかのように、地面を抉っていた。


 ミレイは懐へ潜り込むと、すかさず断罪の大斧に纏った光の刃で、前肢を切る。

 だが彼女は、手応えを全く感じなかった。「今のは!?」


 シングも鋭光の槍を手に、光子の棘を生やし伸ばし、頭部を貫く。

 「なっ!?」


 ヴェルストも風を纏ったナイフで、攻撃していくが、空を斬るように手応えがない。「あっ?」


 「どうゆうことよ? 攻撃が当たらないわ! リア!」

 「はいなのです! 杯よ、応えて!」

 次の瞬間。


 何も起こらなかった。


 「どういう事なのです!? 厄災の力なら反応するのですが······」


 その時、ウロボロスがミレイへ、前肢で攻撃する。

 「つまり、厄災の力とは別って訳ね!」

 ミレイは、前肢の一撃を後方に跳んでかわした。


 だが、更にウロボロスの追撃が迫ってくる。ミレイは咄嗟に、大斧を盾代わりに防ごうとする。

 瞬間、前肢は大斧をすり抜けたのだった。

 と思ったらすぐさま、ミレイの胸当てに一撃が命中する。


 彼女は、後方へ後ずさりしていく。

 踏ん張って止まると。

 「自由にすり抜けさせられる訳ね。上等じゃない!」

 そう言いつつ、ミレイは冷や汗を滲ませていた。


 (とは言ったものの······どうすればいいのよ······?)



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