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神聖具と厄災の力を持つ怪物  作者: 志一 ゆもも
三体目のディザスター 襲来
72/102

七十一





 ミレイは、凄い勢いでアジ・ダハーカとの距離を詰めると、擦れ違い様に右の前脚を狙う。

 「やああっ!」

 断罪の大斧の水平切りは、右前脚を捉えて傷を付けた。


 「おせぇぞ、牛女!」

 ヴェルストは、声を掛けつつ、風を纏ったダガーナイフでアジ・ダハーカを切りつけている。


 「悪かったわね、アホ毛男!」

 ミレイはそう返しつつ、ぐっと膝を曲げ渾身の力で上へ跳んだ。


 シングの方は、遅れて距離を詰めていた。彼は、鋭光の槍を構えると、叫ぶ。

 「おおおおおおっ!」

 すると、槍から光子状の棘が一直線に伸びていく。

 アジ・ダハーカの首元の下辺りに向かってだ。


 棘がディザスターに刺さると、シングは、一旦抜く。続け様にその鋭光の槍で、突きをお見舞いしようとする。が······。


 その瞬間アジ・ダハーカの左の頭部の両目が黒く輝く。

 同時に、広範囲の魔法陣が瞬時に展開された。

 その魔法陣は漆黒の(もや)を漂わせる。

 すると······。


 「なっ、何っ?」

 ミレイは、胴体の横っ腹を駆け上がっている最中だったが、不意に力が抜け落ちてしまう。

 「これは······厄災の力?」

 シングは、鋭光の槍で体を支えつつ、そう呟く。


 ヴェルストも同様で、舌打ちをする。


 アイリスやリアも膝を突いていたのだった。



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