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神聖具と厄災の力を持つ怪物  作者: 志一 ゆもも
三体目のディザスター 襲来
63/102

六十二





 その降ってくる光を、横へ飛行しつつかわしていく。

 次にアジ・ダハーカは、徐々に曲がりながら移動していき、威圧感のある三つの顔面が一同の前に向けられた時。


 アジ・ダハーカの周囲に魔法陣が展開されていく。しかも、複数だ。

 「来るぞ! 総員備えろ!」

 王国指揮官は上空を見つつ呼び掛けた。

 次の瞬間、魔法陣から巨大な火球が放たれ、地上に降り注いでいく。

 皆、兵士達などはかわそうと、走る。

 中には、無理だと判断して盾で防ごうとする者もいた。

 だが、盾は壊れてその身に受け、体が燃えていく。

 「うわああああああああ!」


 ミレイはというと、なんとか回避している。「何なのよ!」

 シングも同様だった。

 「くっ!」

 その反面ヴェルストは、持ち前の素早さとアクロバティックな動きで、かわしている。

 アイリスは、聖法術による光の壁を多重に展開し、防いでいた。

 最後にリアは慌てふためいていたのだった。「ど、ど、どうしようなのです!?」


 「リア、なんとかしなさい! 女である前に魔法使いでしょ!」

 ミレイはかわしながら、軽く一瞥した。

 「······やるのです! リアの本気を見せてやるですよ!」


 リアは杖を上空へ掲げ、詠唱を始めていく。「魔力を打ち消す力······此は、対なる方にある······霧散せよ! なのです!」

 リアの掲げる杖の先端が輝き出す。伴って、巨大な魔法陣が形成されていき、完成した時。


 叫ぶ。

 「アンチ・マジック!」

 声高らかに響き、眩い光が上空から降ってくる火球を照らした。

 すると、火球一つだけでなく、全てが霧散していくのだった。



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