戦争体験が語るもの3
私がこれまで生きてきた中で見聞きしました戦争体験にまつわる話の3つ目のカテゴリに入るもの。それは……。
戦地へ赴き生きて戻ることは無かった。もしくは、アメリカ軍による空襲のため命を落とすこととなられたかたがたの遺族や知人から発信されました話。その空襲により形あるもの全てを焼き尽くされてしまった話。
プロ野球の永久欠番となられたかたの話や、昭和20年8月6日午前8時15分。広島に投じられた新型爆弾により影だけを遺し消えてしまわれた出来事と、その後。水を求め元安川へ向かった被爆者の惨劇に代表されます空襲にまつわる話。一般のかたが地上戦に巻き込まれることとなりました沖縄の話など最も多く、様々な場所で様々な角度から語られて来ました戦争被害にまつわる出来事など。そこで体験したいたみや悲しみ。全てを失ったことから来る喪失感と、その後の苦難を語ることにより、
戦争と言うものがあったから大事なものを失うことになってしまった。戦争さえ無ければそのような悲しみ、苦しみに苛まれることも無かった。だから戦争と言うものはいけないものなのですよ……。
これら3点を通しまして二度と戦争をさせないよう働き掛けが為されて来たのであります。そしてその後、日本は復興。高度成長を果たすなど以後70年以上平穏な日々を過ごすことが出来ている。
……のでありますが、その平穏な毎日に戦争体験談が100%効果発揮している。戦争放棄の抑止となっているわけでは、必ずしもありません。なぜか……?その理由につきまして次に述べようと思います。