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転入編  第6話  決闘

ガキ使ってほんと面白いですよね。

 持論ですが、大晦日のテレビは、紅白歌合戦とガキ使だと思うんですよ。

みなさんは、ガキ使見ますか?



  おっと、忘れていました。

新年あけましておめでとうございます。

 では、どうぞお楽しみください。

◇◇◇◇

――――――翌日


 午前の授業が終わり、俺とカレンは学食に移動していると

いかにも、プライドが高そうな男子生徒に声を掛けられた。


 「君だよね、僕の後輩を可愛がってくれたのは。」

外ずらは一見冷静、だが、内心さぞ起こっているのだろう。


 「はい、そうですが。」


 「そうだ、自己紹介を忘れていたよ、僕は高等部一年で生徒会の

  書記をしている、レイチェル・キレノアだ。君は?」


 「俺は、ケイ・エインズワーク。中等部二年です。」


 「エインズワーク家の、、、なるほど、、。

  僕は一つ提案があるんだよね、昨日のことは学園中に

  広まっている、こんなことになるとキレノア家としても

  メンツがたたないんだよ。

   だからさぁ、この場でさ、謝ってくれないかな?

 そうすれば、君も痛い思いせずに許してあげれるんだけど、、」


 「残念ですが、俺は謝る気はありません。」


 「へえー、いい度胸してるね。キレノア家にケンカを売るなんて

  ただのおバカさんなのかな?」

目の前で挑発的な態度を取っている、おバカに馬鹿と言われれば

黙る気もさらさらない。


 「まぁー、君が謝らないっていうのなら、実力を見せるしか

  方法がないよね、

  だから、今日の放課後僕と決闘してくれないかな?」


 「わかりました。」

俺はそう言ってその場を立ち去った。


 「ケイほんとに引き受けちゃったね。大丈夫なの?」


 「ああ、多分勝と思うよ。」


 「でも、あの人キレノア家の人だよ。」


 「さっきから、キレノアがどうか、とか

  キレノアがどうしたの?」


 「えっ、そんなことさえ知らなくて決闘引き受けたの

  彼は、次期生徒会長の候補でかなりの実力者だって。」


 「えぇーー、マジでか。」

こだまする声、おびえるクラスメイト。

 また俺、変な奴だと思われた。


◇◇◇◇

第一訓練場、ここでは、たいてい実技の授業が行われ

一番広いとされている。今回は決闘として使用されている。


 すごいギャラリーの数だなーー。

多分、ほとんどがキレノアの応援だけど


 一応、先生の許可を取っている試合なので審判がいる。

俺は、担任からくれぐれも無属性の魔法は使用しないように

と注意されたが、場合によっては使うのもありだと思っている。

そんな思いで、俺は開始の立ち位置まで移動する。


 スタンバイをしていると、ようやくキレノアがやってきた。


 「おっ、ちゃんと来たんだね。逃げなかったのは褒めてあげるよ。

  えらいえらい。」


だから、やめろって。そういう、自分勝てますよーーみたいな

誇らしい顔。恥かくの自分なんだよ。

 あっ、面白いこと考えちゃった。


 「キレノア先輩、一つ俺から提案なのですが、敗者は一つ勝者に

  何でもゆうこと聞くというのはどうでしょう?」


 「ふっ、ふっ、はぁっはっ、君は、馬鹿なのかい。

  いいだろう、その提案乗ってあげるよ。」


 「そろそろ、準備はいいか。」審判がそいうと右手を天井にむける


   レッツ・スタート・ザ・ゲーム。


 試合開始の合図が響いた。


◇◇◇◇


俺は、キレノアとの間合いを一気に狭める、無論、魔術を使わずに。


 「早い、」キレノアは一瞬戸惑うが、俺が近づく間に、

元素構成と形状変化を終わらせて、炎の槍を具現化した、

まぁ、大口叩くだけあるが、遅いんだよなぁ、、。


 「おや、まだ君は魔法を使えないのかい?

  それなら、もうこの辺で終わりにしようか?」


そう言って、間合いを詰めて、槍で俺のことを突きまくる。

出鱈目だな、、。ほんとにこんなのが当たるとでも思っているのか。


 それにしても、ほんとこの人はバカだな、接近戦をする俺に対して

リーチの長い槍を使うなんて、場違いにもほどがあるんだよ。


 俺は、すべての突きをよけきるとキレノアは疲れて

動きが鈍くなっている。


 「ふうーん、やるじゃないか。」


 「偉大なキレノア先輩にお褒めの言葉がもらえて

  光栄です。」

挑発する俺の態度に切れたのか

 「貴様ーー!もう容赦はしないぞ。」

そいうと、右手に槍を持ち左手で、火の玉を作り攻撃してくる。


 今度はいい感じになっているが、まだ甘いそれに

もう決闘には飽きたところだ、そろそろお仕置きと行こうか。


 俺は両足に力を入れると高くジャンプする、

速すぎたのか、キレノアは自分が背中を取られていることに

全く気付いていない。


 「消えただとー。」


 「ここですよ、先輩。」

振り向きざまに、俺は右手で腹に拳を放ってから

左腕をつかみ背負い投げをする。


 この瞬間、キレノアの応援者が絶句しているのが

視界の横からわかった。

 俺は、キレノアを床に叩きつけ首に手を押し付け

軽く首を絞める。


 「やめろ、やめてくれ。死んじゃうーー。はなしてくだぢい。

  降参だ、降参ですーー!!」


   エンド・ザ・ゲーム

試合終了の合図が鳴り響いた。


◇◇◇◇


  俺は怯えきっているキレノアに手を伸ばし

起き上がらせる。


 「そういえば、先輩さっきの約束覚えていますか?」

俺は笑顔でそういうと、

 「何をすればいいんですか?」

コイツなんで丁寧語、あぁビビってんのか。


 「えぇーと、この場でいくつかの質問に答えてもらおうと思います。

  もちろん、拒否権はありませんよ。」


 「先輩は、今誰かをイジメていますか?」


 「はい、イジメています。」


 「それは、誰ですか?」


 「メリー・エインズワークさんです。」


 「そうなんですか、どのようなイジメをしていたのですか?」

いかにも、答えにくそうな顔をしている、無様だな。

 「もう許してくれ!」


俺は、質問に答えないキレノアの頬を引っ叩く。


 「質問に答えて下さいね。せ・ん・ぱ・い。」


 「すみません。靴を隠したり、転ばしたり、罵ったり。」


 「他には、ありますか。」


 「あります。」


 「全部言ってくださいね。」


――――――こうして、全部吐かせた後


 「へぇ、キレノア先輩は俺の姉にそんなことをしていたんですか、

  残念で仕方がありません。先輩のように、生徒会に所属している

  人が酷いイジメをするなんて。では、この場を借りて土下座して

  謝ってください。それがこのことの顛末に相応しい終わり方ですよね。」


 「メリーさん貴女に無礼を働いたことを謝罪します。」

そう言って、キレノアは号泣しながら土下座した。


 「質問は以上です、ご協力ありがとうございました。」

俺は訓練場を後にした。


 そのときの静寂を俺はよく覚えている。


◇◇◇◇


 教室に戻るとそこにはカレンがいた。

何をしゃべっているんだろう。


 「はい、そうです。やはり異世界人で違いないと

  ですが、危険すぎます。いくら伝説だからといって

  放っておくのはおかしいと思います。」


 「だから、お前がいるんだぞ。引き続き監視をたのむぞ。」


黒いフードを被った人が窓から降りたらしい。

 まぁ、そんなことはどうでもいい。

なんで、俺が異世界人であることを知っているんだ。


 今後付き合い方を考えなきゃな

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