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クサリ  作者: キイ
1/3

0.プロローグ

この話は、突発的に書いたもので、おかしいところもあると思います。そういうところがありましたら、指摘していただけると嬉しいです。


 人は、空を舞うのがとても下手で。自分の意志で舞ったとしても、そうでなく舞ったとしても、結局下手で。

 なんでこんなことを考えているのかというと、今、母さんが目の前で、不本意ながら酷く下手に舞っているから。




「人は、何かを連れて生きているの」


 そう言った母さんは、すごく綺麗だった。


「その何かっていうのは、」


 優しくて綺麗な母さんが、僕は大好きだった。


「人によって違うのよ」


 今、こんなことを考えている場合じゃないことくらいわかる。でも、目の前の光景があまりにも突然で、あまりにもゆっくりと流れていくもんだから、僕はそんな風に考えてしまう。


「まだ、解るわけないわよね」


 頭の中で、母さんが微笑む。

 そりゃあそうだよ。まだ、その時の僕はすごく幼かったんだから。

 でもまあ、成長した今もあまり解らないでいるのだけれど。

 今、母さんが連れてるものは何なの?

 車と母さんを繋ぐ、ソレは――……



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