表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

或る酒場のマスター

作者: Dolenon

 いらっしゃいませ。

 ああ、これはこれは。

 お一人様ですね。

 本日はどのような物を……小腹を満たす軽食ですね、かしこまりました。


 ◇


 お待たせしました。

 海鮮炒めの盛り合わせと麦パンのセットです。

 あと、こちらの葡萄酒はおまけです、すっきりとした味わいで合うと思います。

 それにしてもお顔に珍しく打撲痕が見受けられましたが何か……ああ、例の盗賊団とやり合ったのですね。

 まあ、生きてお酒を飲めるのは平和がある証拠ですよ。


 ◇


 いらっしゃいませ。

 おや、これは珍しい。

 本日は……いつものですね、かしこまりました。


 ◇


 お待たせしました。

 鶏のピリ辛丸焼きと強めの蒸留酒です。

 それで本日は騎士団と派手にやり合ったのでは?

 話は色んな所から耳に届きますので……まあ、ここにいる間は相互不干渉ですから。ですので騎士団長様と盗賊団長様はお互い殺気をお鎮めいただけますと幸いです。

 でないと……御退店いただかざるを得なくなります。


 ◇


 ありがとうございました、またのご来店をお待ちしております。

 さて……本日は店じまいですかな。

 ……おや、断末魔ですか……物騒ですね。

 まあここから外に出たならば私は一切関知しないものですのでね。

 ただ……掃除が面倒ですね。


 

実験的に登場人物一人のみかつしゃべるのも一人のみ。

オール台詞な感じです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ