第79話 魔法練習、新たな攻撃魔法?
御礼を言った後は、特に何も無く私は、
夜ご飯を食べ、トイレに行き、お風呂に入り、トイレに行って部屋に戻っていた。
そう言えば、私が『太陽』だと思ってる物と『月』だと思っている物って名称はそのままなのかな
このことが私は、突然気になってしまった。
(まぁ、明日調べよう)
そう決めた私は、
「先生、モンド先生いますか」
久しぶりに名前を呼ぶと
「モンドってなんだい」
と壁に合わせて置いてある机の下の影から出てきた先生がそう問いかけてきた。
「いや、貴方の名前ですよ、忘れたんですか、モンド先生」
私がそう言うと
「あぁ、そう言えば、決めてたね、そんな事」
と本当に忘れていたのかそう言ってきた。
「それで、先生、魔法の防御力でしたっけ、
それってどうやってあげるんですか」
私が夢の中に言われたことを聞くと
「そんなの魔法を自分に撃って耐性をあげるんだよ」
こう当然のように言ってきた。
「それって危なくないですか」
私がそう問いかけると
「まぁ、危ないかも知れないけど、
そこは、自分で調整したまえよ」
とふざけた声で言ってきた。
「あの、魔法の主導権を奪われる可能性って無いんですか」
私は、先生にそう問いかけた。
「多分無いよ、
前回奪ってきた奴は臆病だから必勝の状況じゃ無いと多分挑戦してこないと思うよ」
と言ってきた。
「そうですか、分りました。
まぁ、やってみますか」
私は、こうはいった物のミスって威力を高くしたら怖いので
「あの、どの魔法を使えば良いんですか」
こう問いかける。
「槍の魔法を使えば良いよ」
先生は、こう返事をしてきた。
「あの、それってミスったら死にませんか」
私がそう問いかけると
「死ぬだろうね、そりゃあ、そうに決まってるよ」
怖いことを言い出した。
「あの、槍の魔法より火力の低い魔法ってありますか」
私がそう問いかけると
「勿論あるよ」
と言ってきた。
(それじゃあ、どうしてそっちを先に教えないんだよ)
と心の中で突っ込み
「そっち教えてくださいよ、危険性低いでしょ、そっちの方が」
私がそう言うと
「低いだろうけど、本当に知りたいの」
こう面倒くさそうに言ってきた。
「教えるの面倒くさいんですか」
と問いかけると
「うん、面倒くさい」
笑顔で言われた。
「えぇ、面倒くさいからって、
教えてくださいよ、失敗したら死ぬんですよ」
私が迫真の声で言うと
「分ったよ、面倒くさいな~」
本当に面倒そうに言われた。
「え~と、まず、闇魔法で球体を作ってね」
先生は、そう言ってきたので作ってみた。
何を想像したかは秘密だよ。
「はい、終わりで~す」
と言ってきた。
「へっ、これで終わりですか」
私は、先生の発言を疑うように言うと
「これで終わりだよ」
また同じ事を言ってきた。
「いやいや、冗談ですよね、
これで何をすれば良いんですか」
私は、宙にフヨフヨと浮いている黒い球体を指し示し言うと
「知らないよ、そんなの自分で考えなよ」
と面倒くさそうに言ってきた。
「あの、これって攻撃魔法じゃ無いですよね、何魔法なんですか」
私がそう問いかけると
「闇魔法の攻撃魔法だよ」
と当然のように言ってきた。
「あの、これでどうやって攻撃すれば良いんですか」
私が問いかけると
「それを人にぶつけたりするんじゃ無いのかな」
と疑問形で答えられた。
「あの、先生、この魔法使ってる人っているんですか」
こう気になった事を問いかけると
「勿論いないよ、
別の魔法、例えば光、火とかだったら目眩ましとか攻撃に使えるけど、闇魔法でこんなのを作ったとしても特に何も出来ることは無いからね」
と説明をしてくれた。
「これって、攻撃能力はあるんですか」
こう問いかけると
「肌がピリピリする程度にはあるよ」
と答えてくれた。
「それで魔法への耐性って手に入るんですか」
本来の目的のことを問いかけると
「出来るよ、ただし時間は掛かるけどね」
と言ってきた。
「時間が掛かるんですか、
一体どれ位必要なんですか」
私がそう問いかけると
「1時間くらいかな」
案外短かった。
「1時間ならこれでも良かったんじゃ、
どうして教えなかったんですか」
私がそう聞くと
「これ、習ってもまともに使えるような魔法じゃ無いから意味ないじゃん」
と答えられた。
「まぁ、でも、安全性が高いこっちを教えて貰っても良かったじゃ無いですか」
私が先生にそう言うと
「僕が嫌だったんだ、
何も意味が無い魔法を教えるのは僕の信念に反するから嫌だったんだ」
と言ってきた。
(信念ってなんや、この神様にそんな物があったのか)
そう思った私は、
「信念って先生にそんな物あったんですか」
こう問いかけると
「いや、無いよ、言ってみたかっただけ」
そう返された。
(無いんだ、言いたかっただけなの、どうして言いたかったんだ)
と思いつつも私は、
「それじゃあ、魔法の耐性あげる奴やりましょうか」
こう言うと
「頑張ってくれたまえよ」
と変な口調で言ってきた。
私は、取り敢えず、
宙に浮遊している黒い球体を寄せて手を突っ込んでみた。
「あの、これで、魔法の耐性上がりますか」
先生に問いかけると
「上がるよ~制御の練習のためにも槍の奴も練習してよ~」
と語尾を伸ばしていって来た。
「分りましたやってみます」
(私が頑張ってるときに先生ふざけてない)
そう思いつつも私は、発言し槍の魔法も生み出してみた。
槍の魔法は、
(威力を抑えたいんなら、小さくすればよくね)
の考えの元、小さな小さな槍が生み出された。
帰ってきたので今日からまたちゃんと出来ますよ。
それと、ブックマークして下さった方ありがとうございます。
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少し前までの☆数分りませんが、多分、増えていると思うのでありがとうございます。
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