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第63話 先生と魔導具

「ううう~~~んんんああぁぁぁ」

 私は、こう欠伸をあげ睡眠から醒めた。


 何か悪夢を見たような見ていないような気がする

(不思議だ、私は、何の夢を見てたっけ)

 そう思い考えていると

「やぁ、おはよう」

 と先生は、私の上に乗りながらそう挨拶をしてきた。


「おはようございます先生、後どいてください」

 私が先生にそう眠たげな声で言うと

「了解、ところで昨日は大丈夫だったかい」

 とベットから降りた後に何かを心配するかのような声で質問された。


「大丈夫って何がですか」

 こう問いかけると

「いや、君、僕があげた物、付けてないみたいだし」

 先生がそう言ってきた。


「先生って目大丈夫ですか、

 私は、昨日の夜に付けましたよ、ネックレス」

 そう言い首の辺りを触ると私の手は、首以外の何にも触れることは無かった。


「あれ、無いですね、ネックレス」

 そう気付いた私が呟くと

「君、僕のこと心配する前に自分の頭を心配した方が良いんじゃ無いか」

 先生は、こう馬鹿にしてきた。


「いや、先生、私は、確かに昨日掛けましたよ」

 そう言い掛け布団をあげると掛け布団の中に砕けた紅い宝石の破片とちぎれた銀の鎖が散らばっていた。


「あっ、先生、ありました、それと壊してしまいすいませんでした」

 私は、こう謝ると

「うわ~、これは凄いな」

 と驚くような何処か引くようなことを言ってきた。


「あの、マジで本当にすいません」

 先生に更にこう言い謝ると

「いや、大丈夫だよ、君を例の魔法の犯人から守るための物だから」

 と私を諫めるかのように言ってきた。


「守るってこれで何を守れるんですか」

 私がこう言うと

「これは、君に対する精神干渉魔法の対策としてあげてたんだよ」

 と何から守って貰えるのか教えてくれた。


「へぇ~、それを私が寝返りか何かで割っちゃたんですかね」

 こう問いかけると

「その程度の事で僕が作った魔導具が壊れるわけ無いだろう、

 僕の魔導具を物理で壊したければ古竜の中でも最上位のネームドを用意しなきゃいけないよ」

 と地味に凄いことを言ってきた。


(ラノベでよく登場する最強の竜じゃなきゃ壊せないなら何で壊れたんだ)

 こう思い

「じゃあ、なんで壊れてしまったんですかね」

 私がそう問いかけると

「魔法、精神干渉魔法で壊されちゃったぽいね」

 と驚きなことを言ってきた。


「えっ、それって私大丈夫なんですか」

 先生に怖くなって問いかけると

「君に今、自我があって、心臓が鼓動を続けているのなら問題は無いよ」

 と安心することを言ってきた。


「意識もありますし、心臓は動いてるはずなので私は、大丈夫なんですね」

 こう先生に言うと

「うん、大丈夫だよ、次攻撃されたら死ぬかもしれないけどね」

 とさらっと言ってきた。


「そうですか、って、死ぬんですか」

 私が先生のさらっと言ってきたことに驚き返すと

「そりゃあ、死ぬに決まってるじゃん、

 今回は、追い返せたけど次回は、多分もっと強力な魔法ぶつけてくれるだろうし」

 と当然かのように言ってきた。


(それが、当然なのかよ、マジか~、どうすればいいんだ)

 そう思っているといつの間にかネックレスの破片を集めていた先生は、

「これは、闇魔法だね、やっぱり」

 と呟いていた。


「闇魔法ですか、それを知って何か意味があるんですか」

 こう先生に問いかけると

「君は、僕が意味の無い行為をするとでも思っているのかい」

 と私の発言が煽りだと思われたのかそう問いかけられた。


「いえ、意味の無い行為をするとは思っていませんが、

 ただ、今回はどんな意味があったのかが気になっただけです」

 そう思っていることを

「そうなのかい、煽ってると思ったよ」

 と私の思っていた通りのことを言ってきた。


「煽ってませんよ、私が私の命が関わってるときに煽るわけ無いですよ」

 と私がそう当然のことを言うと

「ていうことは君、他人の命が関わってたら煽るのかい」

 こおう難しい質問をされてしまった。


「う~ん、それはなんて言いましょう、

 嫌いな人の時は、ノーコメントって言っときます」

 私がそう言うと

「君って案外、ヤバい人なのかな」

 とこの神には言われたくないことを言われてしまった。


「先生には言われたくないですけど」

 私がこう言うと

「僕は、ヤバくないよ」

 と嘘っぽいことを言ってきた。


「って、先生、話逸れすぎです、戻しますよ、

 それで、どんな意味があるんですか」

 私は、異常に逸れていることを思い出しそう言うと

「あぁ~、そうだったね、忘れてたよ」

 と心配することを言ってきた。


「大丈夫ですか」

 私がそう言うと

「大丈夫だよ、それで、属性を知る必要性を教えてあげよう、

 昨日、僕が君に貸した魔導具は、

 大概の属性に対して防御することが出来るんだよ、

 でも、その分個々の属性への耐性は、低いんだよ、

 それじゃあ、個々への上げるにはどうすれば良いか、

 それは、その属性特化にするこれが一番簡単な上、防御性能も高くなるんだ、

 まぁ、簡単に纏めると、

 器用貧乏型か、特化型それを決める上で属性を知る必要があるんだよ」

 と先生は、最初の必要あったかと思うほど短く纏めて理由を言ってきた。


(あれ、それって・・・)

 私は、一つ引っかかりとでもいおうか、

 疑念が浮かんでしまう点があった。


「先生、それって特化した属性以外への防御性能は低くなるんじゃ無いですか」

 こう気になった事を問いかけると

「なるよ、なるに決まってるじゃ無いか」

 と当前途ばかりにそう言ってきた。

あの~、先生の説明が分りづらかったら報告してください、

自分でも、これでいいのか微妙ですが、これ以上良い説明が思い付かなくって、

読者様の意見を聞こうと思います。

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