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第55話 眠りたくても眠れないそう言うことって多いし精神的苦痛も多い

あの〜すいません橋立です。

この作品テンプレ尽くしと謳っている癖にテンプレ尽くしじゃ無くねと私が思ってしまったんですよ、なので改名をしようかな〜と思っています。

そこでなのですが読者様にもいい案があれば教えていただきたいです。

無ければテンプレ尽くしの後に(笑)がつく事になります。

 先生に突っ込みをされた後は、何度も何度も

「飾りを取れ」

 と言われ続けて折れた私は、仮眠を取ろうとしていた。


 仮眠を取ろうとしている理由は、昨日サボってしまった例の魔法の為だ。

 そこまで眠気が来なかった私は、

「先生、眠ることの出来る魔法って無いんですか」

 と問いかけていた。


 拗ねてるのか返事をしてこなかったので

「先生、拗ねてないで答えてくださいよ」

 私がそう言うと

「拗ねてなんていないよ」

 如何にも拗ねている声で返答をされてしまった。


「拗ねてるじゃ無いですか~、先生」

 私がそう、冗談めかして言うと

「拗ねてなんかいない、大人しく眠れよ」

 怒ったように言われてしまった。


「分かりましたけど、眠くないんですよ」

 私がそう言うと

「寝る努力をすれば良いじゃ無いか」

 と面倒そうに言って来た。


「努力しても眠れない物は眠れないんですよ、魔法とか無いんですか」

 こう問いかけると

「どうして、僕が君のために使わないと行けないのかな」

 と面倒くさそうに何処か怒っているように言って来た。


「えぇ~、良いじゃ無いですか、可愛い生徒ですよ私」

 そう言うと

「君の何処が可愛いのやら、僕には理解が出来ないよ」

 先生は、凄く酷いことを言ってきた。


「先生、酷くないですか~」

 私がそう言うと

「事実じゃ無いか」

 と眠たそうに言って来た。


「先生も眠くなることってあるんですか」

 私がそう問いかけると

「無いよ、僕は睡眠を必要としないからね」

 羨ましいことを言ってきた。


「羨ましいですね、睡眠が必要ないなんて」

 私が思った事を言うと

「ははは、羨ましいか面白い事を言うんだね、こんなの大体呪いだよ、

 君も眠れなくなってしまったら僕と同じ気持ちになるんじゃ無いかな」

 何処か悲しそうな声で先生は言った。


「呪いですか~、そうですか、まぁ、

 私もなったらそう思うのかもしれませんね」

 こういった所で眠気がやっときたので私は

「先生、夜になったら起こしてくださいね」

 と言い残し深い眠りについた。

 ___________

 僕は目の前で眠っている少女に羨ましさというのを憶えてしまった。


 久しくこんな感情を抱いたことなど無かったのだが、

 先程までしていた会話、睡眠に関する会話をしてしまったためだろう。


「ははは、僕は本当に馬鹿だなこんな少女に羨望を抱いてしまうなんて」

 こう呟き僕は、僕の呪いに恨みのような感情を抱いてしまった。


「ははは、こんなの僕らしくないな」

 思った事を呟いた僕は、少女に教えるべき事を考え始めた。

 ___________

「ふぁ~」

 と私は、手を伸ばしながら眠りから目覚めた。


「ぐべ」

 と言う声とともに私は、ベットに頭を突っ込んだ。

 腰をやったのだ、

(あれ、私腰やる歳じゃ無いと思うんだけどな)

 そう思いながら少しだけ出てきた涙を拭き取った。


「先生、おはようございます」

 私は、近くに座して待っている先生にそう挨拶をすると

「君、今は夜だよ」

 と細かいことを言われてしまった。


「こんばんは、です、先生」

 私が、

(面倒くせ~)

 そう思いつつそう答えると

「はぁ~」

 と面倒そうに溜息をつき

「そう言えば、扉の前に君の夜ご飯が置いてあるよ」

 こう言って来た。


「ありがとうございます」

 私は、そう言い扉を開けてご飯を持ってきた。


「そう言えば、今何時ですか」

 私がそう問いかけると

「知らないよ、でも、もう街の光が全て消えるくらいの夜中だよ」

 と言って来た。


「そうれすか~、分かりまひた」

 パンを食べながら私がそう言うと

「食べ終わってから話した方が良いと思うな」

 と親のようなことを言ってきた。


「えぇ~、別に良いじゃ無いですか、

 先生と私しか此処にいないわけですし」

 私が飲み込んでからそう言うと

「君、癖を付けるのがいけないんだよ、いつか、絶対にボロを出すよ」

 とはぁ~と溜息をつくように言って来た。


「分かりまひた、これからはひません」

 私は、食べながらそう言うと

「君、言ってるそばから出来てないじゃないか」

 正気かを疑うように言って来た。


 先生の発言の直ぐ後に

「よし、先生、食べ終わりました」

 私がそう言うと

「早くないか、君、好き嫌いはいけないよ」

 と驚くように言って来た。


(酷くね、私そんなことしないのに)

 そう思いつつ

「好き嫌いなんてしていませんよ」

 私がそう言うと

「それじゃあ、どうしてそんなに早いんだい」

 と問いかけられた。


「そんなの、量が少ないからじゃ無いですか」

 私がそう言うと

「そうなのかい」

 と疑っているかのように言って来た。


「先生、高い料理は量が少ないんですよ」

 と前世では結構当然だったことを言うと

「そうだったのか、疑ってすまなかったよ」

 信じられないくらいに普通に謝ってきた。


「許してあげますよ」

 私は先生にそう言いつつも料理のことを考え始めていた。


(微妙なんだよな~、

 しょうが無いけど、今中世くらいだからな、知らんけど

 パンは美味しいけどお肉とスープが微妙に不味い、

 ついでに冷めて冷たくなってるから本当に不味いんだよな、

 解決策考えないとな~)

 私がそのような事を考え続けていると

「話を聞けー」

 と先生に頭を叩かれた。

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