第46話 歳を召した神様
今日初めて、PV240超えました。
まじで、本当にありがとうございます。
そのおかげか凄く早く書くことが出来ました。
これからもぐだぐだgdgd続けていくつもりです。
宜しければ応援してください。
「へっ、私の名前ですか」
と変な驚き声を出しメイドさんは反応した。
「どうしてそんなに驚くんですか」
私が気になって問いかけると
「あの、貴族様は私達のような従者の名前を覚えない物と思っていましたので」
少しメイドさんは言いずらそうにそう言った。
(そうなのか、まぁそんなもんなのか、
確かに自分よりも下の階級でそれに加え数も多いから憶えないのか)
そう納得しながらも
「まぁ、良いじゃ無いですか、メイドさん教えてくださいよ」
こう言い早く早くと急かすような目をメイドさんに向けていた。
「わっ、分かりました、私の名前は」
と言おうとしたところでガタガタと何かが落ちる音が鳴った。
メイドさんは驚いたのか口を閉じ私は、何が落ちたのかを見るために後ろを振り返った。
(あっ、本が落ちている)
そう思い私は、気付いた。
そこには、私が後で読もうそう思い積み上げていたはずの本の山があったはずだと言う事に
(やば、これどうしよう)
そう思いつつも私は、椅子から直ぐに立ち上がり散乱している本の方に歩いて行った。
(まぁ、取りあえず適当積み上げといて後でやれば良いか)
そう思った私は、適当に20冊くらいの本を積み上げた。
途中で雪崩が何回か起きたが何とか抑えることの成功した。
片付け終わった私は小走りで椅子の方に歩いて行き飛び乗って座り
「それで、メイドさんの名前ってなんて言うんですか」
と問いかけと
「あっ、はい、えと、私の名前は、マリアです」
緊張したかのようにメイドさんことマリアさんが答えてくれた。。
「マリアちゃん」
私がそう呼びかける
「何でしょうか、お嬢様」
と少し照れたようにけど何処か嬉しそうに答えてくれた。
(この世界に転生してから初めての友達だ嬉しい)
そう思いながら私は、
「さぁ、遊びましょ」
と笑いかけた。
「はい」
マリアちゃんはそう応えてくれたので私達は、遊んだ、
それは、もう沢山遊んだ、私が二人で出来る遊びを殆どで知らなかったせいでマリアちゃんに頼り切っていたけど。
そうして、何時間か遊んで辺りが暗くなりマリアちゃんが仕事に戻る前に私に対して
「ありがとうございましたお嬢様、楽しかったです」
と本当に楽しそうに言い続けて
「あの、お嬢様、あの、良ければ私の事をマリーと呼んでください」
少し照れたように恥ずかしいようにそう言った。
「えぇ、分かったわ、それじゃあ、また明日会いましょうマリー」
私がそう別れの挨拶をすると
「はい、お嬢様また明日」
と本当に心から嬉しいんだなと分かる声でこう返事をした。
その後、メイドさんが帰った後に私は、例の本の山のことを思い出し
「よし、明日やろう、まだ大丈夫でしょ」
こう宣言をして決定をした。
「先生怒らないので出てきてください」
私は、宣言の後に図書室の奥まで聞こえるような声でそう言った。
「なんで僕が怒られないといけないんだ」
先生は、当然とばかりにこう言いながら出てきた。
「何でって、それは、貴方が私を噛んだからでしょう」
反論するためにそう言うと
「君が僕の肉球を触り続けていたのが悪いんだ」
またもや当然かのように言われてしまった。
「まぁ、私も悪かったとは思いますけど」
迷うようにそう言うと
「そうだろう、君が全て悪かったんだ」
そう私が全て悪いかのように言って来た。
「いや、先生が最初にパンチしてきたのが悪いでしょ」
徹底抗戦の姿勢を見せて反論すると
「そんな事、僕は憶えていないな」
嗤うようにそう返事をしてきた。
(流石に無理があると思うな~)
そう思いながら
「先生は、あれくらいのことすら憶えることが出来ないほどの脳みそなんですね」
と煽ることにした。
「君、何言っているんだい、僕がそんな事も憶えられないわけ無いだろう」
少し拗ねたように言った。
(この神様、馬鹿なのかな)
こう思いながら
「先生、貴方馬鹿だったんですね、
さっき、憶えていないって言ったばかりなのに」
とまたレスバをするかのような声で言うと
「あっ」
このようにマジで気付いていなかったかのような声を出してきた。
(へっ、マジ、本当だったのこの神、本気で気付いてなかったの本当に馬鹿なんじゃ)
私は、そう思ってしまった。
(まさか、まさか、私にあんなにバカバカって言って来てるんだからそんなわけ無いだろうな、きっと)
こう思うことにすることにした。
「先生、本当に大丈夫ですか」
私がこう哀れな物を見る目を向けながら言うと
「何だよ、僕はまだそんな目を向けられるほどの神様なんじゃ無いんだ、
そんな哀しい物を見るかのように見るんじゃ無い」
と焦るかのように言ってきた。
(あっ、これも面白いな)
そう思い
「先生、遠慮しなくて良いんですよ、困ったら言ってくださいね」
と生まれてから初めて労うかのように言うと
「もう、僕にそんな声を掛けるんじゃ無い、怒るぞ」
こう怒るかのような声で言ってきた。
(怒ってね、これ)
私は、先生の声音からそう思わざる終えなかったが、
(多分、これが、先生には怒っていないに入るんだな)
そう思いまた憐れみの視線を向けた。
すると、先生は、私の視線を無視して拗ねたかのように何処かに行ってしまった。
次回は、初の攻撃魔法を使います




