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第38話 先生!、私に魔法を教えて

2000文字行けました。

文章変なところあったら、教えて下さい。

 メイドさんの名前を聞くことを諦めた私は、図書室の中に入り、

「先生、モンド先生、いますか、いるのなら返事して下さい、

 返事しなければ、ワチャワチャって感じで撫で回しますよ」

 こう呼びかけた。


「やめてくれないかな、

 お願いだから」

 私が、呼びかけて数秒後に背後から返事が聞こえてきた。


 その返事に私は、

「先生、もっと早く返事して下さいよ、

 一瞬いないのかと思ったじゃ無いですか」

 私がそう、冗談めいた声で言うと

「君の呼びかけに応えるかとどうかを考えていたんだよ、

 しょうが無いじゃ無いか」

 と無視をしようとしていたことを当然かのように言って来た。


「酷くないですか、

 無視することを考えているなんて」

 悲しそうな声で私がそう言うと

「ははは、ちっとも悲しんでいない癖にそんな声を出すのは、

 止めてくれないかな、まるで、僕が悪いみたいじゃ無いか」

 先生は、陽気な声でそう言ってきた。


「無視しようとしたのは、先生が悪いと思います」

 私が淀みの無い声でそう言うと

「君ね、神様がね、全ての呼びかけに応えてくれるとは、限らないんだよ、

 君には、その事を学んで貰おうと思っていたんだよ、

 無視なんて、いわれの無い罪を擦り付けられて僕は、悲しいよ」

 先生は、さっきまで私が出していたような悲しそうな声でそう言ってきた。


「そうですか、

 先生、どうして、全て応えてくれないんですか」

 私が、そこに疑問を呈して問いかけると

「あ~え~と、それはだね」

 こう迷っているような事を先生は、言い出した。


 数秒間、黙っていた先生は、思い付いたように口を開いた。


「僕だって、仕事があるから、忙しいんだよ、

 だから、だから応えることが出来ないんだ」

 と途中途中で考える素振りをしながらそう言った。


(これは、もっと攻めれるな)

 そう思った私は、

「先生、仕事って何をやっているんですか」

 こう問いかけた。


「っし、仕事の内容かい」

 先生は、少し上ずりながらそう言った。


(そこを聞かれるとは、思っていなかったんだな)

 そう思いつつも

「何をやっているんですか、早く言ってくださいよ」

 私がそうやって急かすと

「え~と、そうだ、

 あれ、あれだよ、神様として、君みたいな、人間には、話すことが出来ない仕事をしているんだよ」

 と話さないための言い訳を話した。


(多分、仕事があるなんて嘘なんだろうな、

 嘘だから、仕事の内容も考えてなかったんだろうな)

 そう思い、この問答が面倒くさいなそう思った私は、

「先生もう面倒くさいので、本題入りますね」

 と言った。


「面倒くさいって、何だい、君から始めたんじゃないか」

 こう文句を言いつつ

「それで、本題って何だい」

 と先生は、私に聞いてきた。


 先生に聞く気があると分かった私は、

「私は、教えて貰いたい魔法があるんですよ」

 こう、話し出した。


「僕には、君がまともに魔法を使えた記憶が無いんだけどな」

 と先生は、言って来たので私は、

「気のせいじゃ無いですか、先生、

 それで、ですね、私が教えて頂きたい魔法はですね」

 と話しを続けた。


「はぁ、分かったよ、言いたまえ」

 と呆れたような声を出した先生は、文句を言う口を閉じた。


「私が教えて頂きたい魔法、

 それは、ズバリ、創造魔法です」

 と言うと

「馬鹿じゃ無いのかい、君」

 こう本気の声で言ってきた。


「馬鹿って何ですか、馬鹿って」

 そう怒って言い返すと

「君ね、本当に馬鹿だよ、

 だってね、簡単な、闇魔法ですら使うことが出来ないって言うのにそれ以上に難しい創造魔法を使えると思っているのかい」

 と諭すように宥めるようにそう言ってきた。


「難しいのは、分かってますけど、

 お願いですよ、先生、教えて貰いたい創造魔法があるんですよ」

 と土下座をする勢いで必死に頭を下げながら言うと

「そんなに、僕に必死に頼むって、どんな創造魔法を教えて貰いたいんだい」

 こうちょっと引くような声で言ってきた。


「それはですね、

 創造魔法の中でも物質を作る魔法を教えて欲しいんですよ」

 私がそう言うと

「何のために」

 と当然の疑問が返ってきた。


「それはですね、服を作りたいからです」

 私は、そう言った。


 すると、

「どうして、服を作るために魔法を習う必要があるんだい、

 裁縫でも習って作れば良いじゃ無いか」

 こう言ってきた。


「先生、それじゃあ、駄目なんですよ」

 私が、そう言うと

「どうして、駄目なんだい」

 と先生は、返してきた。


「先生、私は、絶対に裁縫なんて出来ませんし、したくもありません、

 それに加え、私の服を作りたい目的は、両親に内緒で外出するためなんですよ」

 そう言うと

「外出目的なら、買えば良いじゃ無いか」

 先生は、当然のことを言ってきた。


「先生は、馬鹿なんですか」

 私は、そう言い続けた。


「私が、そんな事を服を買ってくれなんて真っ正面から言えるような人間だと思いますか」

 そう言うと

「君は、言える人間じゃ無いのかい」

 こう驚かれてしまった。


「先生、私が言えるような人間に見えるんですか」

 私が呆れたような声でそう言った。


「はぁ、分かったよ、教えてあげるよ」

 私の言ったことを聞いた先生は、折れてそう言った。

良ければ、いいねのボタン押して下さい、お願いします。

余談やけどわいのタブレットはスペが低すぎるのか、いいねを押してから4〜5秒くらい後に適応されるぞ

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