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第23話 騎士様の断固とした意思

すまん、勉強してて短いかもしれん

いつも2000字だけど今回1800字くらいだったはず。

あれ、1600だったけ

 頑なに座ろうとしないロナルド君を私は、座らせる方法を考え始めた。

(何か、忘れてる気がしたが、まぁ忘れる程度の事なのだろうから別に放っておいて構わないだろう)

(さて、さあどうやって座らせようかな)

 私は、思案を始めた。


(普通に座ってと言うのは、駄目だったからな・・・そうだ、あれだ、侯爵令嬢の権力での命令嫌、さすがに駄目だな、これは、最終手段にしようそれじゃあ、どうしようかな)

 私が現実で

「う~ん」

 このような小さい唸り声を上げていると、

「どうしました、お嬢様」

 心配そうな声で聞いてきた。


(なして、心配そうな声で聞いてくるんだ)

 私は、考えたが直ぐに当然かと思った。


(そりゃあ、さっきまで、話してたのに突然う~んとか唸りだしたら心配になるよな)

 こう考えていると私の頭には、素晴らしい考えが浮かんできたような気がした。


「ロナルド様」

 私は、言ったところでふわふわとしていたイメージが突然思い浮かばなくなってしまい、

(あっれー、何だっけ、ホンマなんやったけ)

 心中でマジで焦っていた。


(やばい、やばい、やばい、どうしよ、どうしよ、話しかけたわ良いけど内容忘れた。どうしよ、ちゃんと構想固めとけば良かった)

 私があたふたしているのを見せないようにしつつ焦っていると

 あれを思い出した。


「ロナルド様、座ってくださいよ」

 最初と同じ事を言うとロナルド君が断る予感がビンビンとしてきたので

「これは、お願いじゃ無くて、命令ですよ」

 こうロナルド君が口開く前に私が言うと

「どうして、そのような命令を」

 ガチでキョトンとした顔で聞いてきた。


「それは、」

 理由を言おうとしたところで私は、詰まってしまった。

(あれ、なんでロナルド君を座らせようとしてたんだっけ)

 私が少しの間考えて適当な理由が私の頭の中に浮かんできた。


「それは、私は、これから何時間も図書室で本を読むつもりなので、立っている時間が長くなってしまうであろうロナルド様の足を心配してです」

 私が言うと

「どうして、僕の足を心配するのでしょうか」

 と聞かれてしまった。


(やっべ、考えてなかった。まあ、あれでいいか)

「それは、ですね、ロナルド様は、私の護衛ですよね」

 問いかけるように言うと

「はい、その通りです」

 と何を聞いてるんだと言う顔で返事をされた。


「ロナルド様が護衛する存在は、勿論私です、ですが、もし、何かの危険が訪れた際にロナルド様がずっと立ち続けていた、そのせいで足が棒になり、しっかりと動けなかった場合は、ロナルド様は、私を守ることが出来ますか」

 問いかけるように理由を説明した。


(多分、これで反論することは、出来ないだろう)

 私が思っていると

「ですが、座っていた際に危険が訪れた場合には、対応が遅れるのでは」

 面白そうに返答してきた。


(マジか、返してくるか)

 と驚いていると本当に良い考えが浮かんできた。

「ロナルド様に座って頂きたいのは、私の保身の為の我が儘です。ですから、お願いですので座ってくださいね」

 私は、そう言いながらロナルド君の手を握ってどうにかして椅子の前まで動かし無理矢理座らせることにした。


(もう、面倒くさいんだよ、命令なんだから、聞いてくれても良いじゃ無いか、と言うより、聞かないといけないでしょ)

 心の中で文句を吐きながら無理矢理座らせたロナルド君に

「ロナルド様、座っておいてくださいね、立っちゃ駄目ですよ、めっ、ですよめっ」

 私は、可愛らしくそうお願いした。


(ああ、そうだ、忘れてた。私、時間を見に行くんだった)

 その事を思い出した私は、護衛のロナルド君を置いて隣の部屋に入り、

(今の時間は、何時だ)

 と心の中で呟きながら時計を見たが

「よく分からん」

 私は、呟いた。

 そう、その呟きのとおり分からなかったのだ。


 別に私が時計を読めない馬鹿な訳じゃ無いよ勘違いしないでよね

「この部屋、暗すぎるのが悪いんだ」

 私は、そう呟いた。


(この部屋は基本的に太陽の光が入らない向きに窓が付いているせいだ。可笑しいだろ、どうして、明かり殆ど無いんだよ)

 この部屋には、不思議なことに明かりがない

 蝋燭を置くための台は存在するんだけど何故か、蝋燭が一個も置いていないのだ。


(ホントに不思議だな、どうやって時間確かめよう)

 と思いはしたものの

(時間確認しなくていっか)

 このように思うことによって確認したい欲求をなくす事にした。


「はぁ~」

 どうしようかな、

(これからどうやって時間確認しよう)

 私は、その事を考えながら図書室に向かっていった。

あと、PV1,000超えました。

ありがとうございます。

ユニークがその半分以下なのは何とも言えませんが嬉しいです。

確か、ユニークは大体450くらいですが、PVが1100くらいだったはずです。


2023/04/08、22:03

誤字の修正、表現の修正、変更

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