閑話 モンド先生
この閑話は、特に重要じゃないです。
ノリと勢いで書きました。日本語が多分可笑しいです。
「やい、青髪」
僕は、見知った声に寄せた声で、目の前で何とも言えない微妙な雰囲気を持ち、淡々と与えられた仕事をしている青髪の少女に声を掛ける。
「はっ、はい。お嬢様」
彼女は驚いたように振り返りながらも、そう返すと、
「・・・元気か」
僕は、問いを投げた。
すると、彼女は、
「はっ、はい、もちろんです。侯爵様にも、奥様にも、アルフレート様にも、他の皆様にも大変良くして貰っていますので」
と直ぐに返し、
「そう、それは良かった」
あの子、エミリー・ブランドーが言いそうな事を考えながら、彼女にそう言い、彼女が現在いる部屋、アルフレート・ブランドーの部屋を出た。
彼女。アンリマ・ウィンズリーは、貴族の、本家の子女だったらしい。
まぁ、ちょっと髪の毛の色は、異常だったが、驚きだろう。
しかも、ルイ・フォン・ブランドーに聞くや、エミリー・ブランドーがしていた話から考えて、彼女の家は、完全に崩壊してしまったらしい。きな臭い出来事を何個も残して。
エミリー・ブランドーが押しつけて来たときは、非常に面倒臭い。
と思わざる終えなかったし、現に思い続けている訳だが、まぁ、それでもほっぽいといたら何をしでかすかも分らなければ、僕と教え子にどんな不利益をもたらすか知れない。
その為、しっかりと体調や色々な事を毎日聞いている。
・・・まぁ、ルイ侯爵やその他が多分、聞いていると思うが・・・一応はしているのだ。教え子に何をされるか分らないから。
まぁ、話を変えよう。
現在、彼女はアルフレート・ブランドー。
エミリー・ブランドーの血縁の弟の世話をしている。
どうやら、彼の遊び相手になって貰いたいようだ。
まぁ、彼には、他にも遊ぶ人間は多いように思えるが。
・・・何たって、彼には、結構の従者がいたりする。
適当な事を考えながら、歩き続けていると、エミリー・ブランドーの部屋に着いた。
「はぁ、僕は何時までこんな事をやらないといけないんだ。面倒臭いなぁ。はぁ、何時になったら、あの子は帰ってくるんだろうか」
部屋に入り、そんな事を呟きながら、多々心配事項を考え始めた。
どうやら、僕は、エミリー・ブランドーの従者の二人。それと、彼女の両親とその他多数に、若干疑われているらしい。
(僕の演技は完璧だというのに)
と思いながらも、誤魔化す方法を考える。
だが、まぁ、結局は効果的な誤魔化しが思い付くことは出来なさそうだった。
僕はあの子のように、分らない物、知らない物を、分かっている、知っているように演技をするのが苦手なのかも知れないな。




