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【休載中】テンプレ尽くし(笑)の異世界貴族令嬢  作者: 朝日 橋立
さぁ、飛びだそう!街へ! 編
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第184話 先生!構いませんか?

 現在、色々あり、魔法の本から土魔法の詠唱を探し中。

 覚えてるっちゃ、覚えてるんだけどね、一応はね。


 数分間、ページを送ったり戻したりを繰り返し続け、やっとそのページを見つけることが出来た。

「よし、やった、見つけた」

 小さく声を漏らしながら、私は、そのページに書かれている言葉の羅列を声に出して読んだ。


「えーと、《主よ、我らに祝福を与えたまえ、貴方の寛大な御心で我らに救いを与えたまえ、主が創りたもうたこの世界に、我らが生きるこの世界に貴方の祝福を与えたまえ、我らに祝福を・・・・》」

(何か、スッゴい短いな、・・・あと、クッソ恥ずかしい、うぅぅ)

 心の中で呟きながらも、頑張って詠唱をしたのだが、その何と言いましょうかね、お恥ずかしながら私の声はただ森に木霊すだけでした。まぁ、失敗ですね。はい。


「ふぅ、マジか、まぁ、そう言うこともあるよな、多分、きっと、うん、明日には出来るはずだよな、何か、何て言うか、そう、そう言うチートがある可能性もあるしね、まぁ、まぁ、まぁいいや、うん、まぁいいや、うん」

 私はそう言いながら、地面に腰を下ろした。


「えと、それじゃあ、どうしようかな、・・・」

 私はそう声を漏らしながら、暇になった時用の対策に持ってきていたそこら辺に放置していた本を手に取った。

「よし、よし、暇つぶし、暇つぶし」

 何故か、意味の無い言葉を漏らしながらも、本を開きページを進めるのだった。

 …………

 本を読み始めて数十分か、数時間、何か、気持ちが落ち着き、先程までのことがどうでも良くなった私は、本を閉じながら、

「まぁ、世の中そう言うもんだよな、才能が絶望的なこととかもあるよな、まぁ、そう言うもんだよな、前世だってそうだったじゃ無いか、好きなこと、サッカーとかそんなもんの才能は絶望的じゃ無かったか、まぁ、そう言うもんだ、うん」

 前世のことを引き合いに出したせいで、思い出したくなかった過去を思い出し、古傷を抉ることになってしまいはしたが、まぁ、構わないだろう。うん。


「よし、さて、それじゃあ、何をやろうか、暇になってしまったな」

 本を読む気分では無かったので、取り敢えず、そう呟きながら、立ち上がった。

(やることがありませんね、一端、部屋に帰って、考えるか)

 外にいようとも何もすることがないのでそう心中で呟きながら、私は、自分の部屋に歩を進めた。


 そんなこんなで、特に本当に何も無く、私は自分の部屋に帰ってきた。

(地味に、帰ってきても特にやること無いよな、夜ご飯まで、本当にやること無いな)

 マジで暇なため、そう思いながら、椅子に座った。


「さてと、何かしよう、暇つぶし・・・・あぁ、そうだ、地図でも見るか」

 私はそう思いながら、椅子から立ち上がり、図書館に向かって走って行った。

 …………

 本当に、何も無く、私は、地図を見続けていると

『コンコンコン』

 と扉を叩く音が聞こえてきた。


「あっ、はい、どうぞ」

 私は扉を叩いた人に言葉を返すと、

「失礼します、お嬢様」

 その声と共に扉が開いた。


「どうしました、マリーちゃん」

 私は見つめながら問いかけると、

「お夕食の準備が出来ましたのでお呼びに参りました」

 こう返された。


(もうそんな時間か、今日、本当に何も出来てないな、マジで時間を無駄にした気がする)

 こう思いながらも、

「そうですか、分りました」

 と返し、椅子から立ち上がりマリーちゃんの方に歩いて行き、食堂に行きご飯を食べ、また部屋に戻ってきた。


「先生、居ますよね」

 部屋に帰ってくると、直ぐに椅子に座りながらその声を上げた。

「居るけど、どうかしたのかい」

 すると、何秒間か沈黙が流れた後にこう声が返ってきた。


「先生、街って何処にあるか知っていますか」

 私が姿を現した先生に問いかけると、

「・・・さぁ、知らないね」

 こう返答が返ってきた。


「そうですか・・・・先生、ワープの魔法、後回しにしても構いませんか」

 私が問いかけるように言うと、

「別に僕からしたら、それでもいいけど、どうかしたのかい」

 問いが返ってきた。


「何と言いましょうかね・・・難しいですね・・・そうですね・・・まぁ、良いじゃ無いですか理由なんて」

 少しだけ、・・・大分、ダサい理由だったので私は少し考えた後に、先生にそう返した。


「それじゃあ、何をするんだい」

 先生は私にこう問いかけてきたので、

「魔法の練習をしながら、街を探したいなと思っています」

 返答を返すと、

「どういうことだい」

 こう質問を返された。


「魔法を使いながら目指したいなと思ってるので」

 私がそう返答を返すと、

「まぁ、良いんだけど・・・それって、色々大丈夫なのかい」

 先生は私にそう質問をしてきた。


「どう言う事ですか」

 私が意味が分らなかったので問いかけると

「君は魔力使い切ったら気絶するだろう、それはどうするつもりなんだい」

 こう返ってきた。


「あぁ、そう言うことですか・・・・それは、まぁ、えと、加減をして頑張ります」

 と先生の質問に返すと、

「・・・・まぁ、良いや」

 こう私に言ってきた。


「そうですか・・・それじゃあ、深夜になるまで魔法の練習をしましょうか」

 許可をしてくれた先生に対しそう言うと、

「どうして、今から探しに行かないんだい」

 先生は私に質問をしてきたので

「今、この部屋から出て行ったらお父様達に見つかる可能性があるじゃ無いですか」

 こう返答を返すと、

「そうかい、分ったよ、・・そうだ君、あの魔法、・腕を創り出し魔法の練習を深夜までしたらどうだい」

 と言ってきた。

「あぁ、良いですね、そうします」

 私はそう返し、魔法の練習を始め、特に問題は無く、外に出て街を探し、部屋に返りを繰り返し続け、数ヶ月、街への道順を見つけた頃には私は、9歳になりました。

 何か、スッゴい、短いような気がするね、不思議な事に。

この前、8歳になったばかりじゃんって思った方も居るだろうから理由を説明すると、このまま進めていった場合、長くなりすぎて、本当に私含め、誰も楽しくない、幸せにならない謎作品が生まれることになるからです。(今もそんな気がするけど、気にしなーい、気にしない)

あっ、そう言えば、次回からは、編の名前変わるよ!

編の名前は、『奴隷少女は救われたい!』です。

最初は、主人公視点ではありません。

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