第172話 街に行く前の準備!(嘘)
サブタイは・・・・・考えないで!何て言おうかなぁ、強いて言うなら、準備をするようでしないので。
・・・・あと、分らないんだけどさ、総合ポイント多分、増えたよね、10くらい、増えてるよね?昨日の覚えてないから分らないんだけどさ、増えてるよね?多分。
その、何と言えば良いか分りませんが、ありがとうございます・・・多分、★5をしましたよね?あの、ありがとうございます。
「おはようございます、世界よ」
私はふざけながら朝の挨拶を呟いた。
昨日、お父様より、例の街遊びのお話を頂いてから、お父様と沢山考えて、話し合い、何をするのかを決めようとしたのですが、紆余曲折あり、行き当たりばったりで行こうという話になってしまいました。
「ふぁああ、眠い、何でだ、昨日はキチンと寝たはずなのにな・・・」
昨日の記憶、特に眠る前のことを重点的に思い出していると、心当たりを見つけた。
「あぁ、そうか、キチンと寝てないわ、ハハハ・・・・・」
(そう言えば、昨日も魔力を見る魔法失敗したな)
と思い出したくない事を思い出し、悲しい気持ちになり呟くと、
「・・・・・・・・」
誰も、何も声を掛けてくれなかった。
(あれ・・・、先生、近くにいないんだ、いると思ってた)
私はそう思いながらも、ベットから立ち上がり、服を着替え、椅子に腰を掛けた。
「・・・まだ、時間じゃ無いよな」
部屋の中に入ってくる太陽光からそう考え、懐中時計を魔法の倉庫から取り出し、文字盤を覗いた。
「あぁ、うん、やっぱり、そうだよなぁ、何で暇を潰そうかな」
そう呟きながらも、私は、日記帳を開き、閉じを繰り返し無駄に時間を浪費し続けた。
・・・・1,2分くらいで飽きてしまった私は、その後、魔法の練習をし始めました。本当ですよ。嘘ではありませんよ。本当にしましたからね。
…………
魔力を見る魔法は少し危ないので、創造魔法を数時間練習し続けていると、
『コンコンコン』
扉を叩く音が聞こえてきた。
(お父様かな)
と思いながらも、
「どうぞ、お入り下さい」
こう声を掛け、扉の方に体を向けると、
「おはようございます、お嬢様」
私にそう言いながら扉を開く音が聞こえてきた。
「あっ、おはようございます。マリーちゃん」
私は、挨拶を返しながら、
(あぁ、そう言えば、朝ご飯食べた後に行くんだったな忘れてたわ)
と思いながらも、他愛の無い話しをマリーちゃんとしながらも、食堂で朝ご飯を食べました。
「・・・・さて、街に行くまでまだ少しだけ時間あるな・・・何して暇を潰そうかな」
声を漏らしながらも、頭を回し続けた。
「あぁ、うん、えと、何しようかな、何か、魔法で創っとこうかな」
もしもの事を考え、そう呟いたのだが、面倒臭いのでやめることにした。
「よし、暇だな、適当に絵でも描いてみるか」
私はもう、何も思い付きそうに無かったので、万年筆を手に持ち、日記帳を開いた。
(さてと、何を書こうかな、うーん、・・・何が良いと思う・・・・・よし、それにしよう、でも、私に描けるのかな、人物画は絶望的なのに・・・・・そうか、まぁ、取り敢えずやってみれば良いよね)
心の中で呟いた後、日記帳に万年筆の先を付け、描き始めた。
…………
・・・・・やっぱり、駄目でしたね。
「ふぅ、さて、これは、どうしましょうか」
私はそう言いながら、誰を描いたのか特定の難しい、頑張ればそこに描かれているのが男性だと分る人物画が描かれている紙を日記帳よりちぎり処理の仕方を考えた。
「私、やっぱり、こういうセンスは絶望的だな・・・・」
と呟きながらも、その人物画をグシャグシャに丸め、闇魔法で出来た歪な形の手に持たせ、創造魔法でその紙に焰を付け、その紙の塊が灰となり、粉々に崩れ去るまで私は待ち続けた。
「燃えろぉ、燃えろぉ、私の黒歴史よぉ」
謎に変な事を喚きながら今に燃え尽きようとしている紙を見つめた。
(あと、もう少しで燃え尽きるかな・・・・・・燃え尽きたな)
その事を確認した私は、元々紙だった灰を載せている歪な手を固く閉じ、少しだけ形を残していた物まで粉々にした。
「さてと、この灰はどうしようかな・・・・」
思い付かなかったので、取り敢えず、使うかも知れないので倉庫の中に突っ込んでおくことにした。
「よし、これで、全て終わったな、さて、さて、さて、今何時だ」
私がそう思いながら、懐中時計を取り出すと、良い感じの時間だった。
(おおぅ、私、天才、マジで時間管理の天才だ)
そう自画自賛をしながら、トイレに行きたくなったので、扉を開くと、
『バン』と何かに思いっ切り当たる音が廊下と部屋に響き渡った。
(おぅ、こりゃあ、やらかしたな)
私はそう思いながら、
「・・・ごめんなさい、お父様」
当ててしまったその人に謝罪の言葉を掛けた。
「だっ、大丈夫だ」
微妙に鼻声のお父様は私にそう言ってきた。
(これ、鼻血でそうになってない、大丈夫、本当にすまん)
そう思いながら、
「あの、申し訳ありません」
何て声を掛ければ良いのか分らず、謝罪をすると、
「だっ、大丈夫だ・・・先に玄関に行って貰っても良いかな」
お父様は少しだけ、膝をつきながらそう言った。
「あの、本当に、その、申し訳ありませんでした」
私は、謝りながら、一端トイレに走って行き、適当に歩き、アースベルトを捕まえようと、
「アースベルト」
ウッキウッキな声を掛けると、少しの間、無視をされ、
「何ですか、お嬢様」
何か嫌そうな声でそう返事をされてしまった。
(・・・私、アースベルトに何か酷いことしたかな)
そう思いながらも、
「どうしてそんなやそうな声を出すんですか」
一端、玄関の場所を聞くのをやめ、問いかけると、
「お嬢様の呼びかける声に嫌な予感を感じたからです」
後退りしながらそう言われてしまった。
(私が人の嫌がることをするわけが無いじゃん、現にそんな目的で話しかけてないし)
と思いながら、
「酷い言いがかりですね」
こう反論をした後に、
「それに、今回の話しかけてきた目的は、玄関の場所を知りたいからです」
と本来の目的を話すのだった。
・・・・『行ったことがあるだろ』だって・・・・・
ハハハ、何のことかな、私は玄関なんて行ったことは無いんだよ。本当の本当だよ。私が忘れるわけが無いじゃ無いか。それに、お父様からしたら、私は知らないはずなのに、一人で行ったら可笑しいでしょう。
そう言えばの話しですが、この編すっごい短いです。
次の編への繋ぎなので。
・・・そう言えば、現在の主人公の年齢って、多分、八歳ですよね?私の記憶が正しければ、そうなのですが、どうだったでしょうか?その、分るお人がいましたらご報告お願いします。これは、本当に、マジでお願いします。




