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第17話 お父様の馬鹿!

すまん、スカイリムやってて書いてなかった。

章の設定出来ました。

「お父様、私の名字って何なんですか」

 私は、お父様を見上げながら問いかけた。


「知らなかったのか」

 お師匠が何故か唖然とした声を出した。


(誰にも教えられてないんだから知らないのが当然だろ)

 心の中で呟きお父様の返答を待ってみた。

 見上げているから正確には分からないが何かちょと唖然としているように見える

(どうして、唖然としてるんだ)

 気になりながらも待っていると

「隊長、貴方が教えるっていってませんでしたか」

 お師匠様に聞いていた。


「いや、でもお前大丈夫って言ってなかったか」

 お師匠様もお父様に問いかけていた。


(え、どう言う事、お父様なんで大丈夫って答えたの)

 私が疑問に思っていると

「隊長が、教えて良いのかって許可を貰ってた訳じゃ無いのか」

 お父様がお師匠様に問いかけていた。


 その質問を聞いたお師匠は、不思議な事を聞いたように

「何で、お前に許可を貰わなきゃならんのだ、

 お前が教えるとか、もう、教えてるって言う意味だと思うだろ普通、

 そういえば、あのとき爵位を聞いたのは、ずっと疑問だったがそのせいだったのか」

 最後に呟くようになりながらもお父様に問いかけた。


「どんな状況でどんな話をしたんですか」

 私は、誰もが思うような事を聞いた。


 お父様が話し出そうとしてたので

「お父様の事は、信頼出来ないので、先生お願いします」

 と制してお師匠に話して貰うようにお願いした。

 その様子を何故か恐ろしい者を見るような視線で唖然としながらロナルド君が見ていた。

(どうしてだろう)

 こう思いはしたもののそういう気分なのかなと思い触れないことにした。


 話を振られたお師匠様は、

「お前、ひどいな、そいつの事、後でちゃんと慰めろよ」

 ちょっと困惑したような声で私に話しかけた。

(何か、ひどいことしたかな)

 そう思いながらお父様を見上げると大分へこんでいるように見えた。

(えっ、私の発言の何処にそこまでへこむ要素が有ったんだ)

 と思いながらもどうやって機嫌を取るかを考え始めた。


(甘えるか、お父様の要求を全部聞く、この二つで機嫌とれるかな、どっちも嫌だな)

 と思っているとずっと思い出すように「う~ん」とうなっていたお師匠が思い出したように話し出した。


「大分前、俺は、こいつと一緒に酒を飲んでいたはずだ、街の酒場に上手い酒が入ったと聞いたからなそこで、確か俺は、お前が酒を一滴も飲んでいないとき酒場に入って、薄い味の不味い名物スープを飲んでたときに「エミリー嬢にお前の爵位とか家名って教えたか」と俺は、問いかけたはずだ。

 それにお前は、「大丈夫だよ、教えるの」って答えたよな確か、その後お前は、教えてやれとかも言ってないはずだよな」

 お師匠が思い出すようにお父様に聞いていた。


 お父様が、不貞腐れたように顔を背けて答えようとしていなかったので

「お父様、答えないと嫌いになって一生口をききませんよ」

 こう脅し声を飛ばした。

(まぁ、多分こんなんじゃ聞かないよな、どうしようかな)

 と考えながらも飛ばしたのだが、

「ごめんよ、答えるから答えるから、それだけは勘弁してくれ~」

 泣きそうな声で言われてしまった。

(マジかよ、この人、これで聞くのかよ、大丈夫なのか)

 正気を疑う目をお父様に向けているとお父様は何故か私の頭を撫でてきた。

(何故、意味が分からないよ)

 こう思いつつもお父様の声を聞くために耳に意識を向けた。


「それは、隊長が教えてると思ってたからだよ」

 何故か意味の分からない事をのたまいだした。

「どうして、お前が教える的な事言ってたくせに」

 お師匠がお父様に聞いていた。

(本当にどうして、教えられてると思ったんだ)

 私が疑問に思ってるとお父様が口を開いた。


「あれって、僕の名字を出して良いのかって言う許可だと思っていたんだよ、普通は、勝手に貴族の名前を出しては、いけないだろ」

 お父様は、そう言い出した。


(そうだったの)

 私が思っているとお師匠もそんな事を思ったのか

「そうなのか」

 驚きながらと聞いていた。

(そんなルール本当にあるのか、まさか逃れるための嘘では)

 こう思ってると

「あるに決まってるだろ、隊長は、知らないのか、あんた馬鹿だろ」

 お父様が、馬鹿にしていた。

「お前、馬鹿とは、何だ馬鹿とは」

 それに対し、お師匠が馬鹿にされていたことに怒って返した。


 私は、それを尻目に

(本当にあるのか)

 未だに疑念を抱き、騎士君のじゃなくてロナルド君の事を思い出して

「ロナルド様、お父様が言っていることは、本当でしょうか」

 こう聞くことにした。


 私に聞かれたロナルド君は、少しビックと動いた後に

(何で俺に振るんだ)

 こう思ってるような顔をした後に直ぐに普通の顔に戻して

「上級貴族の名前を出しては、いけないと言うルールは、正式にはありません」

 と答えて食えた。


(ホントにお父様が言ってたのは、嘘だったのか、信じられない)

 私が思ってそれを顔に出してしまったのかロナルド君が慌てて

「ですが、安易に上級貴族の名前を出してはいけないと言う暗黙の常識は存在します」

 と付け足してくれた。


「ありがとうございます。ロナルド様」

 こう返答しつつも

(お父様、そう言えば、あんた貴族だったな)

 と思いながら

(すまんな)

 心の中で謝罪の言葉を呟くのだった。

予告

幼年期のお話が終わったらキャラのまとめです。

理由としては、自分でも誰がいたかそれが分からないと言うのが理由です。

他の先生と違って記憶力がゴミなんです。ごめんなさい。

幼年期の次は、テンプレで学生編、その次に社交界編or政争編にしようかなと今思っています。

今のところ迷ってるのは、今登場してるキャラをどうするかです。


2023/03/27、16:46

加筆、表現の修正、変更

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