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第162話 我は創るよ!望遠鏡を

 内部をくり抜いた竹を持ちながら、望遠鏡を作ろうと思っている私は、

(えと、次は、レンズだよな)

 心の中でそう次の手順を呟きながら、破片を、魔法でしまった後に、凸レンズを作り出した。


(そういえば、望遠鏡って、凸レンズだけで出来るものだっけ・・・凹レンズも必要だよな、私の記憶が正しければ)

 凸レンズを作り出した私は、そう考え、凹レンズも作り出した。


「よし、よし、後は、試行回数だな、面倒くさ」

 私は次の手順にそう呟きを漏らさざる終えなかった。

 何故か、それは、まぁ、至って簡単でね、多分、ちゃんと計算とかやれば、レンズ間の距離とかも分るんだろうけどね、私はね、そんな計算方法を知らないんだよ、だからね、何回も繰り返して、最適距離を見つけないといけないんだよ、面倒臭いだろぉ。


「よし、やるかぁ」

 私は、そんなこんなで、何度も何度も、凸、凹レンズの位置を変え続け、数時間、多分、5時間くらい。

 最適距離を多分、見つけることが出来た。


「よし、出来たぁ、私、天才」

 私は、そう比較的、大きな声で言いながらも、椅子から立ち上がった。


「足と尻イッタ」

 ずっと座っていたせいで、両方はそう呟いてしまうほどに痛くなってしまった。

 だけどね、少ない被害だよね。


 椅子から立ち上がり、前後左右と歩き回った私は、ベットに、

『ボン』と音が鳴りそうな感じで後頭部から飛び込んだ。


(さて、さて、さて、作ったのは良いけど、何を見ようかな、何にも考えてなかった)

 私はそう考えながら、望遠鏡を覗き込み、天井を細かく見た。


(はぁ、面白くないな・・・・はぁ、暇だなぁ、やることが無い、勉強するかな、あっ、そうだ、気絶するまで、創造魔法を続けるか)

 私はそう考えた後に、

(ナイフでも作るか、もしかしたら何かに使うかも知れないし)

 と考え、鉄製の刃で木の持ち手があるナイフを作り出そうと考え、想像を進め、沢山、試行錯誤を繰り返し、作り続けた。何十分も続けていると、私は、突然と意識が吹っ飛んだのでした。

 …………

「あぁ、気持ち悪い」

 私は、少しだけ、汗の染みている服をはだけさせながらそう呟いた。


(まぁ、そうだよなぁ、気絶する前の私は、気づけなかったけど、まぁ、沢山出てただろうしなぁ、トンカチを沢山振ってたから)

 心の中でそう呟きながら、私は服を脱ぎ、着替えが無いかとクローゼットを探し、適当な服を選び、絶妙に眠い体を動かしながら着替えた。


(さぁ、今、何時だ)

 私はそう思いながら、時計を見ると、もう、夜ご飯の時間が過ぎていた。

(あぁ、立ちすぎているな、ご飯あるかな)

 と過ぎたことに後悔しながら、ドアを開くと、一人の人が立っていた。


「あっ、こんばんは」

 私がその人に挨拶をすると、

「あぁ、お前、寝過ぎだろ」

 こう、怒るように言われてしまった。


「眠かったんです。許してください、お師匠様」

 私が久しぶりに会うその人に言うと、

「師匠じゃねぇ、先生だ」

 お師匠様は久しぶりに言ってきた。


「ご飯ってありますか」

 私がお師匠様の反論を無視しながらそう言うと、

「持ってくるから、お前は待ってろ」

 こう、ぶっきら棒な感じに言われた後に、お師匠様は、食堂の方に歩いて行った。


(ありがたいな、・・・・・っで、私は、何しようかなぁ、暇何よなぁ、何らかの趣味を作らないといけないかなぁ)

 私はそう思いながら、自分の部屋に帰り、椅子に深く腰を掛けた。


(はぁ、暇だなぁ、やることが無い、何をすれば良いんだ、本、読むしか無いよなぁ、やること、・・・でも、殆ど読んだよなぁ)

 私は心の中でそう呟きながら、椅子の前脚を浮かせた。


(お酒でも創ろうかな、飲んだら、地獄みたいな事になるけど・・・・・はぁ、やっぱやめよ、やる気が起きない)

 活力が出なかったために、そう心中で呟いていると、

『ドタン』大きな音が鳴り、私の耳には風切り音が聞こえてきた。


「ぐあぁあ、痛い、あぁ、くそ」

 私は椅子の前脚を浮かせすぎたせいで、倒してしまったために、そう苦痛の言葉を漏らした。


(あぁ、揺れる、ああ、イッタ、痛ぇ、あぁ、もう、あぁ、痛いなぁ)

 私はこう心の中で、自分のせいだというのにも関わらず、何故か、八つ当たりのように、言葉を喚いた後に、

「あぁ、落ち着こう、えと、何しようか、えと、・・・・深呼吸」

 と呟く、・・・・微妙な、話すくらいの声量で言葉を漏らし、空気を大きく、吸い込み、肺を膨らませ、一気に吐き出した。


(あぁ、落ち着いた・・・まぁ、案外落ち着いた。うん。落ち着いた)

 私は、手を床に着きながら、立ち上がり、

「よし、これからは、やらないようにしよう、うん、絶対に」

 椅子の前脚を浮かせないようにしようという誓いを宣言した。


「あぁ、トイレ行こ」

 私は、宣言をした後に、そう言葉を漏らしながら、扉を開けると、

「何処に行くんだ、お前」

 お師匠様が丁度帰ってきてしまった。


「お花を摘みに行きます」

 私が、直接言うのは下品なのでこう言うと、

「あぁ、そうか、早く帰ってこいよ」

 納得してくれた。


「それじゃあ、行って参ります」

 と言った後に、私はスキップするように感じで走って行くのだった。

昨日書いた、毎日投稿やめるよ宣言について何ですが、本当に申し訳ありませんでした。何と言いましょうか、病んでいたと言うのでしょうか、本当に辛くってあんなことを書いてしまいました。誠に申し訳ありませんでした。毎日投稿は、頑張れるなら続けようと思っておりますが、多分、今後、数週間の後に2日に1本に変わると思います。

執筆が本当に最近、進まなくなってきてしまったんですよね、最近、色々と危ないので。

あッ、そう言えばの話です。明日の投稿時間は2時、明後日は3時、明々後日は4時・・・と1時間づつズラして投稿します。理由はないです。

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