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第16話 護衛騎士と書いて玩具と読む

すまん、今日も時間なかった。

誤字多いかも

 私を膝の上に載せたままお父様は、話を始め、

「エミリーに護衛を付けると言う話をおぼえてるかい」

 こう問いかけてきた。

(そう言えば、そんな事言ってたな)

 と思いつつも

「はい、お父様覚えています」

 と返すと、

 すると、お父様は、嫌なことを思い出すように

「その、護衛騎士が逃げ出したんだ」

 こう言ってきた。

(どうして、逃げ出したんだろう)

 キョトンとした顔をして考えていると

「本当に私の兄が申し訳ない」

 騎士君が謝ってきた。


(護衛の人は、この人の兄だったのか、驚きだな、玩具の兄が護衛だなんて)

 と考えていると

「君は、悪くないよ」

 お父様が、慰めていた。

 そうして、慰めた後に

「全てあの、ゴミ屑野郎が悪いんだ」

 ちょっと怒ったように言っていた。


(お父様、黒い部分出てきてますよ、さすがに出し過ぎですよ、騎士君もちょっとというより大分引いてるよ)

 私が、お父様に心の中で話しているとお師匠がさすがに見かねたのか

「さすがにちょっと言い過ぎだぞ、此処には、子供もいるんだ、そういうことは、後でエミリー嬢がいないときにやれ」

 と言い切った。

(お師匠、注意するのは良いけど、悪口を言うなとかじゃないの普通は)

 私が心底驚いているとまたもや勇者が進言をしてくれた。


「侯爵様、さすがに私の兄をそこまで悪く言うのは、ご遠慮して下さらないでしょうか」

 騎士君がちょっと緊張した声で言いきった。

(ありがとう、騎士君、玩具扱いしてごめんね、私より勇気あるね)

 心の中で何度も謝ることにした。

 口に出して言えって

 そんなの嫌だよ恥ずかしい


「ごほん」

 お父様は、場を仕切り直すように咳払いをして

「さぁ、本題に戻ろう」

 こう宣言した。

(自分から、場を乱しておいてそれは無いだろう)

 私は思い周りを騎士君とお師匠様を見るとどうやら二人も同じようだ結構なんて言うのかよく分からない何か、ちょっと、結構正気を疑っているような表情をしていた。

 何か、違うな、

 あ、あれだ、そうだ、混乱に近いのかなそんな感じになってる

 私が、考えていると

「それで、皆で集まって何をするんだ」

 お師匠が聞いていた。


 ちょっと恥ずかしそうに身体が震えていたお父様は、それを聞いて今までの失態を無かったかのように

「私は、あのゴミ、じゃなかった、え~と、頭が足りていない男を護衛騎士から外そうと思う」

 お父様は、言い出した。

 私は、気になって

「どうして、変わるのですか」

 問いかけると、

「あいつのことを私は、どうやら信用できる男だと勘違いしていたようなんだよ」

 と私の髪に拘束していた手を載せてなで回しながら言ってきた。


(まぁ、私誰かも知らないし、深掘りしなくてもまぁいっか)

 そう思い

「じゃあ、代わりの人が付くのでしょうか」

 と当然のことを聞いてみた。


「あぁ、その通りだよ、エミリー本当は、悔しいんだけどねしょうが無く代わりを付けないといけないんだよ」

 本当に悔しそうに言ってきた。

「それじゃあ、誰が付くのでしょうか」

 とまたもや誰かと分かりきっていることを聞いてみた。

(あと、なんでこの人は、悔しそうな声を出してるんだ、あんたの仕事は、政務だろ)

 こう思いながらも返答を待っていた。


「エミリーの代わりの護衛騎士は、ロナルド、君に任せたいんだ」

 お父様が、騎士君を真っ直ぐ見ながら言った。

 その言葉に一瞬意味が分からない事を聞いたような表情をした騎士君改めロナルド君は、何か言うのを一瞬我慢したようにした後に

「どうして、私なのでしょうか、私は、騎士としても強くは、ありません」

 とお父様に問いかけていた。


 その言葉にお父様は、

「隊長、この者をエミリーの護衛に付けても構いませんか」

 とお師匠様に聞いていた。

(えっ、き、じゃなくてロナルド君の事は、無視するの)

 と驚いていると

「別に構わないぜ」

 とお師匠様は、そう言ってきた。


 ロナルド君は、何かすっごい呆然としたようにその言葉に耳を傾けていた。

(本当にどうして、ロナルド君なんだ)

 そう本当に心の底から気になった私は

「どうして、ロナルド様が私の護衛に付くのでしょうか」

 とお父様の胸板にもたれ掛かりながら見上げて問いかけてみた。


 すると

「ロナルドは、こいつの兄よりは、礼儀がなってると言うのとエミリーと一緒に遊んでいて面識があると言うのが理由だよ」

 とお父様は、私を未だになで回しながら返答をしてくれた。

(そうなんだ、元の護衛候補の人は、どんなに礼儀がなってないんだ)

 と少し気になったがお父様に聞こうと思ったがやっぱり止めることにした。

 私を撫でて少し機嫌が良くなっていたお父様がまた機嫌を悪くすると面倒くさいからだ。


「あ、そう言えば、お前挨拶したのか」

 とお師匠様がロナルドに話しかけた。

 その声に思い出したかのように

「わっ私は、ウィリアムズ男爵家の次男ロナルド・ウィリアムズと申します。

 これから、護衛騎士を務めさせて頂きます。」

 と挨拶をしてくれた。


(そう言えば、私の名字って何なんだ)

 と言う疑問がロナルドの爵位を聞いて沸いてきた。

「よろしくお願いします、ロナルド様」

 と私は、返事をする事は、出来たがどうしても自分の名字が気になりだした。


(聞こうかな)

 そう思い私は、お父様に

「そういえば、お父様、私の名字はなんて言うのでしょうか」

 と見上げながら聞いてみた。

名前が思いつかんよ

名前メーカー頼っても良いのが見つからんよ

後、報告

木曜日に新作作るよ今度は短編やから休載することは多分ないです。

最近始まった、短編のやつに出そうかなと思います。

ついでに

久し振りにお願いします。

良ければ下の星を押して行ってください

今後の活動の励みになりますのでお願いしまーす。


2023年3月27日、12:38

加筆、表現の変更、修正

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