第151話 魔術と魔法と・・・
今回説明文があるんですが、
ごめん、説明分りづらいかも。分りづらかったら言ってください。
最後に色々と説明がありますが、矛盾があったら教えてください。お願いします。
あっ、それと、現在、この編の執筆が終わったので、編の名前公開します。忘れそうなので。
私は、私後掘り起こしたメダルを持っている先生に対して、
「そう言えば、どうして先生はそれを預かっていたんですか」
こう質問を投げかけると、
「いやぁね、不思議な事にねこれの辺りの魔力が変な感じに動いてたんだよ」
先生は私にそう返答を返してきた。
「変な感じってどう言う事ですか」
先生の発言で気になったところを問いかけると
「変な事にね、そのメダルの周りの魔力がそれに吸い込まれて言ってたんだよ」
こう説明が返ってきた。
「そうなんですか・・・・・あれ、どうして魔力が吸われていたんですか」
私が気になりそう問いかけると
「魔術が掛けられていたんだよ」
先生は私にそう返答を返した。
「魔術ですか・・・・名前だけは知っているんですけど何ですか、それ」
私がよく分らない方法が出てきたのでそう問いかけると、
「魔法は人知を超えた原理がよく分らない現象を起こす物で、魔術は、理論的に魔法を再現する物だよ」
先生は私にそう言ってきた。
「と言う事は、魔術は魔法とは殆ど違いが無いのですか」
私が気になりそう、問いかけると
「大分違うよ」
そう返答が返された。
「でも、魔術は魔法を再現した物だと言ったじゃ無いですか」
私が先生に言うと、
「馬鹿かい君は、魔法は人知を超えている物だよ、それを人間が作った魔術の理論で再現できるわけが無いじゃ無いか」
こう返答が返された。
「あぁ、そう言うことですか分りました。て言うことは魔術は魔法の劣化版ですか」
私がそう言うと、
「大体そんな物だね、でも、魔術の方が勝っていることもあるよ」
先生は私の発言の間違いを指摘するように言った。
「例えば」
私が短く問いかけると、
「魔術の方が魔法よりも魔力量が少なく発動が出来ることとか、魔術は魔法と違い永続的に発動させたり、発動条件を決めたり出来るんだよ」
先生はそう説明した。
(永続的って事はあれもなのかな)
気になる事があった私はそう思った後に、
「ていうことは、この屋敷の結界にも使われているですか」
そう問いを投げかける。
皆は忘れてるかも知れないけど、この屋敷には魔力を自動的に吸い上げて守る結界が張られているだよ。
「完全な魔術は使われてないね」
先生は私にそう言った。
「どう言う事ですか」
私がそう質問で返すと、
「魔術なんて物は所詮は魔法の劣化版だから、この家に使われているほどの強度の結界は張れないよ、多分、魔法と魔術が混ぜられて使われてるんじゃ無いかな」
先生はそう回答を返した。
「魔術と魔法を混ぜるというのは」
私がよく分らなかったので問いかけると、
「魔術って言う物は魔方陣を書いて魔力を魔方陣に流して世界に干渉して発動するんだよ、っで、魔法て言うのは詠唱をする事によって世界に干渉して発動させる訳なんだよ」
先生は必要のなさそうな説明をしてきた。
「それ、必要ですか」
私が問いかけると、
「必要だから、少し待ってくれるかな」
先生は私の質問に直ぐにそう返答を帰した。
「じゃあ、続けるね」
先生はそう呟くように言い、話を続けた。
「魔法ていうのは、君も知っている通り、精霊言語を使うんだよ。
それで、魔術は君達人間が作った魔術言語を使うんだよ」
先生はそう説明した。
(それ、関係あるのかな)
私はこう思いつつも声に出さないようにしつつ続きを聞いた。
「魔術言語ていうのは人間が精霊言語を模倣して作った不完全な言語なんだよ、でもそれで魔方陣を書いているんだよ、まぁ、分るだろうけど、不完全な言葉で綴られた物は完璧に発動するわけが無く、火力も精度も落ちてしまうんだよ。まぁ、ここまでで君も分ったんじゃ無いかな」
大人しく話しを聞いていた私に先生は突然話を振った。
(えと、あぁ、うん、分るけど)
私はそう思いつつも、
「最後まで説明して下さいよ、面倒臭いですね」
こう言うと
「僕が面倒臭くなったんだよ、早く言いなよ」
先生は私を急かす言葉を言ってきた。
私は、
「分りましたよ、えと、要するに、
魔術言語ていう不完全な言語で魔方陣を書くのでは無く、精霊言語で書いたんですよね」
先生の説明で考えたことを言うと、
「まぁ、大体合ってるね」
そう言ってきた。
「合ってない部分あるんですか」
私が驚きつつもそう問いかけると、
「僕のも直接調べたわけでは無いから、予想の域は出ないけど、
魔術言語の不完全なところに精霊言語を当てはめているんだと思うよ、
魔方陣を形成するには、色々な術式があるんだけどね、大概その術式にはね不完全な部分があるから、多分、全部取っ払って魔術を形成する基板部分だけを残して、精霊に協力して貰って精霊言語で魔術式が刻んであるんだと思おうよ」
先生はそう説明をした。
「分りました・・・・それじゃあ、この屋敷の結界には、
精霊言語で指定された魔法を常に発動させ続ける魔術があるって事ですか」
私がそう問いかけると、
「そうだね」
先生はそう返した。
「それじゃあ、そのメダルにはどのような魔法が」
気になったので問いかけると、
「一定の魔力量を超えると魔法が発動するていう条件で爆発の魔法が指定されていたよ」
先生はそう怖い説明をするのだった。
補足と説明、精霊言語などの魔法で使われる言語、魔術、魔法の定義
精霊言語:精霊が使っている完全な魔法に特化した言語、人間には理解が出来ないよ、詠唱方法は、身体から魔力を出し、精霊を近寄らせ、代わりにしてもらうよ
魔術言語:人間が頑張って精霊言語を解読して魔術用に作った言語、どれ位不完全かというと、『Aの魔術をBの条件下で発動させる』これは出来るけど、『Aの魔術をBの条件下でCのように発動する』ていうのが出来ない感じ
共通語:主人公が最初に使った魔法です。精霊言語を完全に解読して口語に直しました。数が少ないです。あと、無駄に長くて、面倒臭いです。恥ずかしいし。魔術言語に直そうとするとよく分らない不具合が発生します。
魔法:よく分らない精霊言語、もしくは、自力で世界に干渉し発動させる物
魔術:規則的に並べた魔術言語を魔方陣に直し、使い発動させた物




