第145話 森、それと、先生の解説
昨日くらいに言った、奴ですが、明後日には出せそうです。
おはようございます、間違えました。こんばんは、私は現在、自分の部屋の窓から飛び降り、屋敷の敷地内ではありますが、外に出ています。
まぁ、私は、出る前に服を創り出し、良い感じの服とズボン、マント、とんがり帽子と着替えてきた訳なのですが、出て行って直ぐに、先生にこう質問されてしまいました『帽子を付ける必要はあるのか』とね。
(まぁ、帽子を付ける必要性は皆無だろうけどさぁ、先生は分ってないな~)
心の中でそう呟いた後に、
「ロマンですよ」
こう、先生の質問に対する答えを述べた。
「君、馬鹿じゃないか、それに、フードを付けた状態で帽子を被ってもダサいよ」
先生は私を侮辱するような声でそう言ってきた。
(確かに、フード被ってるとダサいよね、私も分ってる)
こう考えつつも、
「屋敷の敷地から離れたらフードは外すので大丈夫です」
私が考えていた計画を話すと
「そうかい・・・・・」
先生はそう言いながら少し考え、
「それじゃあ、もう行くよ、準備は言いかい」
こう言ってくれた。
もうとっくに、覚悟も準備も出来ているはずの私は、
「もちのろんです、さぁ、行きましょう、直ぐ行きましょう」
こう急かすように、ていうか、急かす言葉を先生に掛けた後に、敷地と外を分けるようにある柵の方に走っていった。
(私も成長しているんだよ、今回は頭を絶対にぶつけること何て無い)
こう心の中で宣言して直ぐに、まぁ、案の定頭を策にぶつけた。
『ガチャン』と金属が響く音が耳からは聞こえ、頭の中には『ガンガン』と微妙な鈍痛が響いた。
(クソ、そうだった、忘れてた、此処、微妙に短かったんだ、成長してなかったんだ私)
そう思いつつも、私は策をよじ登り、前回のようなヘマをしないように、風魔法を使い、軽やかに着地した。
その後、私と先生は、特に何も会話することはなく、屋敷から大分歩き続けた。
そして、目的地に到着したのか、先生は立ち止まった。
(此処ね、了解、始めて来た)
私は周りを見ながらそう思い、とんがり帽子を一端外し、フードを外し、頭の上に直接とんがり帽子を載せた。
(姿は見えないけど、銀の髪に黒いとんがり帽子、ついでに黒いマント、それに小柄、可愛いだろうな、そして、一部の癖には突き刺さりそうだな、魔女っ子好きとか)
私はそう思いながらも、
(属性盛りすぎのような気もするな、少し)
こう思い、
(まぁ、いっか、別に、属性なんて盛ってなんぼだよな)
と心の中で呟いた後に
「でっ、先生、此処でやるんですか」
問いを投げかけると
「うん、やるよ、多分、此処だと色々と利益が多いからね」
先生は私にそう言ってきた。
「例えば何があるんですか」
私は先生が言う利益が気になり問いかけると
「えと、そうだね、例の犯人が多分此処だと襲ってこないよ」
先生は直ぐに返してきた。
(根拠はあるのか)
気になった私は、
「どうしてそう思ったのですか」
問いかけると
「多分、此処は例の奴の行動範囲外だからだよ」
先生は私にそう答えた。
「どういう意味ですか」
訝しげに問いかけると
「君を殺そうとした奴が何か君は知っているかい」
先生は私に問いかけてきた。
「知りません、それと、気になるのですが、関係ありますか」
私が回答と問いを先生に返すと
「関係あるよ、それとありがとう」
先生は私にそう言った。
(何処が関係あるんだ)
私はそう思いながらも
「さいですか」
と言うと、
「それじゃあ、続きを話しけど、君を殺そうとした奴は所謂、精霊って言われる奴らだ、君も知っているだろう」
先生は私にそう言った。
「まぁ、知っています、魔法の補助をしてもらったりする物ですよね」
私が先生にそう言うと、
「うん、大体そんな物だね、精霊って奴は大概が思考能力が無い虫みたいな奴らなんだけど、その話はまた今度してあげよう。それで、どうして、犯人の行動範囲ではない、ていう話に戻そう」
先生は私にそう返事をし、
「ごほん」
こんな感じで咳払いをしてから話を続けた。
「精霊って言う種族は、種族柄と言おうかな、性質、習性そんな感じ物の中に、魔力を常に放出し続けるって言う物があるんだ」
先生はそう特性を語った。
「へぇ~そうなんですか」
私がそう相槌を打つと、
「そうなんだよ」
とわざわざ返す必要が無いというのにも関わらず、返事を返し続けた。
「それで、精霊の出す魔力は、基本的には出した精霊の性質が宿っているんだ、闇の精霊は、闇の魔力、風の精霊は風の魔力っていう感じにね」
先生は私にそう言った。
「それって関係あるんですか」
私は関係性が見えないのでそう言うと
「あるから少し待ちなよ」
と言われてしまった。
「分りましたー」
私はそう適当に返事を返し、先生の話を聞くために黙った。
「えーと、それで、魔力って言う物は基本的には停留し続けるんだ、この説明で分っただろう」
そこまで説明した先生は私にそう言った。
「分りましたけど、最後まで説明しましょうよ、それと、先生はどんな魔力がこの場にあるのか分るんですか」
私がそう言い、問いかけを投げると
「分るよ、それと、説明はもう面倒臭くなったんだよ、それじゃあ、杖を出して」
先生は私にそう命令、返答をしてくれた。
私は、先生の指示に従い、杖を出しながらも、
(先生曰く、精霊には魔力を出す特性、出した魔力に自分の性質を宿らせる能力があるらしい、それに、魔力自体の性質にその場に留まるっていうのあり、先生はどんな魔力が滞留しているのか分る。
まぁ、ここまで並べれば誰もが分ることだけど。
先生が、『此処に私を殺そうとした精霊は来ない』って言ったのは、
留まった魔力的に、この場は精霊の行動範囲から外れており、私を殺そうとした精霊さんは来ない可能性が高いって言いたかったんじゃないかな。知らないけど)
と先生がした説明のことを考えるのだった。
すいません、少し、というより、大分、説明が下手です。申し訳ありません。
その、最後の説明の部分、分らなかったり、分りづらかったりしたらご報告ください。
出来る限り分りやすいように修正します。本当に申し訳ありません。
あっ、それと、関係ない話ですが、私の作品を一つ明日くらいに消そうと思います。
理由は、設定を色々と間違えていたのでです。




