第143話 森、そう森、お腹も痛い、はぁ、
今回、主人公は特に何もしないのでサブタイは適当に今回の話を纏めた物です。
それと、総合評価200にいけました。ありがとうございます。
マジの無名を一応は抜け出せたのかな?分りませんが、読者の皆様ありがとうございました。
総PVは27,995回、ユニークは6,041回になりました。ありがとうございます。
これからは、総合評価250を目標に頑張っていきます。
先生は、私に対し、突然、『森は嫌いか』と問いを投げかけてきた。
別に嫌いなわけではないし、特別好きでは無かった私は、『嫌いではない』と先生に言うと、何故か、先生は、意味の分からない事に、突然、私の部屋の窓に付けられている鉄格子を魔法で粉々にし、『早速行こうか』私にそう言ってきた。
「何言ってるんですか、てか、何処に行くんですか」
つい、少し口調が荒くなった状態で私がそう言うと
「君の家の近くにあるだろう森」
先生は私に当然のように言った。
(何、言ってんこの神様、馬鹿なの、馬鹿じゃないの)
私が心の中でそう呟きながら、
「嫌ですよ」
と先生に言うと
「どうしてだい、何が嫌なのか言ってごらんよ」
こう先生は分らないという風に言ってきた。
(馬鹿だろう、それとも阿呆か)
恨めしいようにそう呟いた後に、
「先生・・馬鹿ですか、それとも阿呆なんですか」
思った事をそのまま口に出すと
「酷いなぁ、僕はどちらでもないよ」
先生はそう言ってきた。
「それじゃあ、どうして森に行くなんて言い出すんですか」
私が先生に発言に反論するように言うと
「魔法の練習が出来るからね、それに杖を此処で使うのは危ないからね」
理由を述べられてしまった。
(でもなぁ、なぁ)
と心の中で呟きながら私は、
「先生ぇ、でも、あの森って、いるでしょ」
こう言うと
「なにがだい」
すっとぼけるように言ってきた。
(はぁ、この神様は私が忘れてるとでも思ってるのかぁ、馬鹿だねぇ)
心の中で馬鹿にしていると
「酷く侮辱された気がするのだけど」
先生は私の心の中を見抜いたのかそう言ってきた。
(そういやぁ、そんな能力あったな、久しぶりにやられた)
心の中でそう呟きながらも。
「何のことですかねぇ」
惚けるように言うと
「酷くないかい」
と言われてしまった。
(あんたもしたことあっただろ、そう言う、資格無いだろ)
こう心の中で呟きながら、
「森に行くって話に戻しますけど、あの人・・・・かも分りませんが、昔、私を殺そうとした犯人いたじゃ無いですか、大丈夫なんですか」
私が問題視していたことを問いかけると
「知らないよ、大丈夫かも知れないし、大丈夫じゃないかも知れない」
無責任な事を言ってきた。
「先生・・・無責任すぎませんか」
私がそう言うと
「まぁ、大丈夫だと思うよ、最悪はこっちから倒しに行くことになるだろうし」
先生は私に言ってきた。
「何ですかその最悪の想定」
私が先生の発言から無視できないところを見つけそう言うと
「最悪の想定だよ、君がこの家から出て行くまでに犯人が君と接触し続けなかったら、君が出向いて犯人を服従させるんだよ」
と先生入ってきた。
「えぇ、面倒くさいし、危なそうだから嫌なんですけど」
私がそう言うと、
「大丈夫、大丈夫、君が出て行くまでには、勝てるまでに成長させてあげるから」
先生は私にそう言ってきた。
「そうですか、分りました」
私は心の中で
(嫌だなぁ、本当に嫌だなぁ、最悪、本当に嫌だぁ、うぅ、お腹痛くなってきた)
心の中でそう呟きながら
「トイレ行って良いですか」
許可を求めると
「良いよ、て言うか許可を求めなくても良いよ」
と言ってきた。
「ありがとうございます」
私はそう御礼を言いながら、トイレに走った。
…………
でっ、その後は特に何も無く、私は自分の部屋に戻っていた。
帰る途中に私は、
(あぁ、まだ、痛い、胃薬欲しい、造るか)
そう思いながらも、記憶を思い出し始め、
(えぇと、確か、木クレオソートだっけ・・・あれ、これ、何だっけ)
まぁ、名前は思い出せたのだが、どんな物かを忘れていたので諦めることにした。
「ただいまです」
私がそう言いながら自分の部屋の扉を開くと
「おかえり」
と先生は返答を帰してきた。
「それで、本当に外行くんですか、お腹痛いんですけど」
私が先生にそう言うと
「胃薬でも貰ったらどうだい」
先生は私にそう言ってきた。
「誰にです」
私が問いを返すと
「さぁ」
特にその事を考えていなかったのか先生は私にそう言った。
「さいですか・・・・少しだけ寝ても良いですか」
私は、今日は散々寝はしたが問いかけると
「起きれるのなら」
先生は許可をくれた。
(ありがとうございます、お腹痛いのって寝たら治るかな)
心の中でそう感謝を述べた後に、疑問を浮かべつつも、
「それじゃあ、少し眠りますね」
と言ってベッドの中に入り込み、目を閉じた。
少しだけ、眠れるのかと心配はあったが、案外睡魔が直ぐに来て眠りにつくことが出来た。
…………
「おはようございます」
私はその声を漏らしながら、上体をあげた。
「先生、私、何時寝ていましたか」
こう近くにいるであろう先生に問いかけると
「やぁ、おはよう、1時間も寝てないよ、確か・・・20分位じゃないかな」
先生は私にそう言ってきた。
「思ったよりも早かったですね」
私がそう呟くと
「それじゃあ、森に行く覚悟は出来たかい」
先生は私にそう言ってきた。
(そういやぁ、そんな話しだったな)
そう思いつつも、
「覚悟は出来ました、ですが、少し待ってください」
私は、
(面倒くさいな、嫌だな)
こう思いつつもそう言うと
「良いけど、何をするつもりなんだい」
先生は私に許可と質問を投げかけるのだった。




