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「ポロン星のクッキー」代々木夜々一氏著

「ポロン星のクッキー」代々木夜々一氏著

https://ncode.syosetu.com/n8205gj/


1万4千字の短編です。

あらすじの「ポロン星には不思議な習慣があった。子供のころに作ったクッキーを恋人と交換するのだ」

これは物語冒頭にも書かれていますが、これだけで世界観がわかります。

異世界、ファンタジー、恋愛。

一応なろうではR15にしてあり、作中人物が成長していくという展開なので、ああなるほどと思うのですが、雰囲気としては児童書にも近い、優しい空気感とちょっとほろ苦い思い出を織り混ぜながら書かれています。


クッキーを恋人と交換するというその意味と、交換することが何をもたらすかという現実。

タイムカプセルのようなアイテムに夢見る子供たちが成長していく様子を、見守るように優しく描き、読者の感情を静かに揺さぶりながらも最後はきちんと落ち着いていく。


モチーフとしては馴染みがありますが、だからこそ人物の人生をゆっくり追いかけ、時に並走しながら楽しめる短編です。

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