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その後①
演奏が終わった。きっとレナは聴いてくれていただろうか。
「きっとレナに届いたと思うわ」
汗をびっしょりかいた香澄が言った。
「さすがレナにベースを教え込んだだけあるわね、お姉ちゃん。私とこれからバンド組まない?」
このタイミングで勧誘するあたり、素の純子に戻ったと理解してよいのだろう。
その日バンドメンバー3人は昔話に花を咲かせた。レナは側に居る気がした。多分、その昔話を聞き、ただ頷いてくれていたんだと思う。
演奏が終わった。きっとレナは聴いてくれていただろうか。
「きっとレナに届いたと思うわ」
汗をびっしょりかいた香澄が言った。
「さすがレナにベースを教え込んだだけあるわね、お姉ちゃん。私とこれからバンド組まない?」
このタイミングで勧誘するあたり、素の純子に戻ったと理解してよいのだろう。
その日バンドメンバー3人は昔話に花を咲かせた。レナは側に居る気がした。多分、その昔話を聞き、ただ頷いてくれていたんだと思う。
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