表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きて生きる  作者: ファンセバスチャンなおき
43/68

団欒

時計の針をみると18時を回っていた。レナも目を覚まし、しっかりと充電できたようで、翔とトランプをしている。

お正月らしくおせち料理が振舞われた。香澄もレナと同じで料理が得意らしく、どれも美味しい。レナ自身も量は少ないものの、それぞれの料理を堪能していた。父親からはお酒を勧められたが、万一の時に備えてそれは控えた。

楽しい時間はあっという間だった。翔も疲れたのか、お風呂にも入らず眠ってしまったようだ。香澄も食事の片付けを行い、また父親はまだお酒が足りないのか日本酒をおちょこで飲んでいた。

俺は窓の外を見た。幸いにも雪は止んでいた。今日を外泊許可に設定したのには狙いがあった。レナの願い事のひとつである満点の星空をみることだ。

1月3日はしぶんぎ座流星群がやってくる。このチャンスを俺は狙っていた。もちろん流星群のことはレナに秘密にしていた。ただこの寒さとレナの体力を考えるとこの時間に外に出ることに不安を覚えてしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ