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生きて生きる  作者: ファンセバスチャンなおき
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旅行の予定

担当医の堤は意外にもあっさり了解を得られた。堤からは「こちらの指示に従っていただくことが前提ですよ。薬をちゃんと飲むこと。様子がおかしいと思ったらすぐ電話をください。最悪近くの総合病院へ行ってもらうかもしれませんが、それはその時ですかね。条件は1月3日〜5日の二泊三日です。5日の夕方にはお戻り下さいね」

加えて堤はレナの容態が急変した時のために野沢温泉までの道のりにある総合病院の場所が書いてあるリストを渡してきた。普段は頼りなさを常に感じていたが、すこし見直した。

堤との話し合いの場に香澄もいたので、2人っきりで行ってきますとは言いづらかった。それを勘付いたのだろう、香澄から

「先に実家で待っとくから2人でおいで。ラブラブ旅行を邪魔するほどKYキャラじゃないわよ。でもピンチの時は電話ちょうだいね」

「ありがとうございます。車で行こうかなぁと思ってます。色々荷物も多そうなので」

香澄はニコリと笑いながら頷いた。

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