表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生きて生きる  作者: ファンセバスチャンなおき
15/68

寒い夜

別れの夜は雨が降っていた。終電でレナの住む登戸のアパートへ向かった。次の日仕事があったが、そんなことは気にせず向かった。

アパートの階段を登り、部屋の呼鈴を押した。応答はなかった。俺の性格をレナはもちろん理解していたから、ここに来ることもわかっていたのだろう。気配はなかった。

俺は少し待つことにした。別れる事はしょうがないと思っていた。レナに一緒にいたいという気持ちがないなら。ただ理由が知りたかっただけだった。

ドアの前に座った。雨が強く、そして冷たい夜だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ