ちょうど
掲載日:2026/02/28
クルマで五分ほどの場所に父が住んでいる。
ある日、風邪を引いたと父から連絡があった。
「動けないからすぐに食べられる物を買ってきてくれ」
渋々了承し、スーパーでレトルトのおかゆと飲み物を購入。
実家へと向かった。
レジ袋を手に中に入ると、父が食卓の椅子に腰掛けていた。
「すまんな。金を払うよ、いくらかかった」
「袋の中にレシートが入っているよ」
とレジ袋を父に手渡した。
「金を用意するから、ちょっと待ってくれ」
父はおもむろに財布を取り出した。
「ありがとう。助かったよ」
レシートの金額ちょうどを手渡された。




