表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第一話 よみがえり

 臓器移植の話と祟り話を、組み合わせてみました。はじめての、創作に近いので、下手な文章は、お許しください。怖くなかったらごめん。

 

 

俺は、200X年の7月始めに、とある県の峠の道路で、見覚えのある女の幽霊に、とり憑かれ車のハン


ドル操作を誤り、死んでしまった。


 ここから、俺の悪夢ような、よみがえりが始まった。


 俺は、数年前に人知れず殺した、女のお願いで、臓器移植のドナーカードをもっていた。


 事故を起こした時に、後続の車のトラックの運転手に発見され、すぐに病院に緊急搬送された。


 2・3時間は、生きていたらしい。たまたま、事故現場が、家から一時間位のところだったので、家族


から、最後を看取られる事になってしまった。


 その時に、緊急外来の医者が、俺の所持品からドナーカードをみつけた。俺の体は、病院に着いたら


頃には、もう治癒不可能な状態だった。


 そして、医者は、病院に駆けつけた、俺の家族に、治癒不可能の事を告げ、血のついたドナーカード


を、示し、臓器移植の出来る可能性があるがいいのか家族に聞いてきた。


 俺の家族は、生前あまり良い行いをあまりしてない俺に罪滅ぼしになるだろうと、思い同意してしま


った。


 しかし、なんでこんな詳細に、事故から、病院搬送まで語れるかといえば、事故を起こしてから、な


んでか全ての事を、幽霊みたいに浮いて、空の上から見えたのだ。しかもリアルに。


 そして、臓器移植の摘出手術が始まってから、悪夢が始まった。俺の手術台にある体が、医者から、


メスで切られるたびに今まで無かった激痛が走った。


 あまりの激痛に、その俺の幽霊な意識は、気を失った。


 どの位、意識を失ったのだろう。俺は、何故か意識を取り戻した。


 しかし、なんか体が変だ。髪が長いのだ。そして何故か華奢な体になってしまっている。


 目を覚ました俺の前に、昔会ったような夫婦がいる。


 その夫婦は、俺が目がさましたので、無償に喜んで、こう言った。真希ちゃんやっと目を覚ました。


本当に良かったと。夫婦二人で言っていた。


 でも、俺は男はずだ。何故、真希ちゃんと呼ばれるんだと思ったが、何故かあの事故から、生き返っ


たので、安心してまた、眠りについてしまった。


 一旦、目を覚ましたの昼位だったが、次に目を覚ました時は、病院の消灯時間だった。


 その時に、あの事故後に始めて気付いた。何故か、女性になっている。しかも、ベッドの患者札に


は、名前が真希という名前になっている。さっきを目を覚ました時のあの夫婦がそう言った名前だ。


 えっと、驚いて、自分の体を触りまくったが、髪は、長いし、立派な女性の胸がある。そして下の方


は、男のシンボルがない。あまりの突然の変化に驚いて、また、俺は気を失うように寝てしまった。だ


けども、これからが今まで男の体でしてきた悪事のことを考えせられるとは、この時点では、予想にも


しなかった。


 翌朝、俺は目を覚ました、今まで、俺と言っていたが、俺の名前は、哲也だ。26歳の男だった。そし


て、俺は、人を人知れずに殺した人間だ、その女は、ある山中に遺体が、埋めてあり、そのかつて恋人


でもあった女は、今は、長期失踪中になっており、その家族は、俺が殺した女の所在がつかめてなかっ


た。


 午前の病院の診察や検査も終わり、昨日、会いにきたこの体の両親が見舞いにきた。


 その真希のお母さんが、何故、自分がこんな体なのかのヒントをくれた、その真希のお母さんが、言


うには、真希は、心臓が弱く、臓器移植が必要な体だった。臓器移植の提供者がでてきたので、心臓の


臓器移植手術をしたが、経過が良くなかったらしい。


 死線をさまよう手術だったが、手術は成功し、真希の意識が戻るのを祈っていたらしい。


 しかし、そういえば、昔なんか、アメリカで心臓の臓器移植をした人が人格が変わった話を聞いた事


があるが、もしかして、自分のこの死んだはずなのに、何故か真希という女性の体に定着しているの


は、アメリカの話が本当だったのではと思ったしまった。この体で蘇ったことは、事実だ。


 なんか、わからないが、真希て人を演じなかいけないのかなと思ってしまった。


 とりあえず今は、真希という女の子を、この人が良さそうな真希の両親の為に当分、演じていこう


と思った。俺という人格をなるべく押さえて。


 その為には、手術のせいで手術前の記憶が曖昧になってうまく思い出せない事にしておこう。


 そんな事を心の中できめて、真希の両親と医者を欺きながら、数週間の入院生活が過ぎていった。


 真希の病弱だった生い立ちが、次第にわかり、入院生活も長い事も知った。そして、真希には、ミ


キという姉がいて、数年前から、行方不明らしい。


その事を真希の母親から教えられた時、昔、関わったある女の家族と似ているなーと思ったが、その


時は深く考えなかった。


 それから、女性の体にも、入院生活にも、馴れてきたある日に、そのほかの人には、見えない存在


が、俺の目の前に現れた。

 

 つづく!





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ