D8(第二魔界)の設定
魔神の一柱にしてパンデム最強を誇る”怠惰の魔神”「ベルフェゴール」の支配次元。海を含めた全てをベルフェゴールと妻である”八妃”が分割支配している。アイネスを中心にして南と北が海、それ以外が陸地という独特な形状をしている。八妃には序列が存在するが、これは単に戦闘力の順序を表しているだけで、D8における八姫の立場は対等である。
怠惰魔界ではベルフェゴールが自身の「識る欲求」を満たすために、様々な学問機関や研究所などを積極的に誘致している。
A.アイネス
支配者: “怠惰の魔神”ベルフェゴール 魔神 - 1位 インキュバス種/変異体
副官: “司書”ダンタリオン 魔将 - 72位 デーモン種
“叡智の管理者”アブラクサス 魔将 - 91位 バフォメット種
“竈番”グザファン 魔将 - 100位 サラマンダー種
D8の中心にして、”怠惰の魔神”ベルフェゴールの領地。様々な大学や研究所が進出しており、各地に学園都市を形成している。
a.ヌルラン城塞都市
中心にあるベルフェゴールの居城と、対応する八方位にある八妃それぞれのアイネスにおける居城から成る城塞都市。ベルフェゴールの居城の中心には、ベルフェゴールから発せられる膨大なエーテルをエネルギーに変換するための竈が設置されている。ディーバで最大の図書館も都市内にある。
魔神説明 —— ベルフェゴール
ベルフェゴールは、約300年前の次元接続直後にパンデムを探索していたレンジャーや研究者が失踪した事件に巻き込まれた元ヒト族である。彼を連れ去ったのが当時まだ魔神ではなかったアスモデウスだったりする。どちらも魔神となった上に今では自身の方が強いのだが、魔族としての感性が無いため自分を魔族化させたアスモデウスに忠誠を誓っている変わり者。またヒト族だった頃のレンジャー資格を現在も保有しており、当然ながらレンジャーランキングも1位である。
種族はインキュバス種だが、エーテルの出力と回復能力の上限が無いという極めて稀な性質を持つ変異体である。エーテルを無尽蔵かつ無限に使えるが制御を苦手としており、このため異常な倍率で付与した身体能力強化と膨大なエーテル消費量だけが問題の時空間操作法術を用いて戦闘を行う。
だが生粋の怠け者のため、戦闘を含めた大半のことを八妃を含めた配下に任せてしまう。余程のことが無ければ城内を彷徨いているか、自室で八妃の相手をしているかのどちらかである。
魔将説明 —— ダンタリオン
薄赤色の髪を腰の辺りまで伸ばした女性魔族。ベルフェゴールの居城近くの大図書館で司書をしている。図書館にある本の場所を全て把握しており、求めに応じて本を取り出してくれる。デーモン種の中では法術能力の高さに偏っており、無数の使い魔を使役して図書館の秩序と整頓を護っているが、身体能力もそこら辺の魔族とは比べ物にならない。
魔将説明 —— アブラクサス
黒いボサボサの髪といつも眠そうな顔の女性魔族。バフォメット種の中でも”奇跡の天才”と称されており、あらゆる知識を頭に収めていると言われている。だが生活能力が皆無な上に非常にだらしなく、大図書館に住み着いて本を漁る生活を送っている。本を勝手に持って行っては適当な所に入れていってしまうためダンタリオンに怒られている姿が目撃されているが、一向に改善しないようだ。
魔将説明 —— グザファン
頭から尻尾の先端まで燃え盛る火を付けた男性魔族。元々はベルフェゴールから溢れるエーテルをエネルギーに変換する竈を管理しているだけの一介の魔族に過ぎなかったのだが、大量のエーテルを浴びているうちにいつの間にか魔将にまでなってしまった。魔将最下位のためいつ魔将から落ちるかもわからないが、竈の近くにいるという役割さえあれば魔将であるかどうかはどうでもいいらしい。もっともエーテルを浴びていれば必ず強くなるというわけでもなく、グザファン自身の素質があったからこその魔将という地位なので、その気になればもっと上を目指すこともできるはずなのだが。
B.カラレン
支配者: “一騎”ブネ 魔将 - 8位 ドラゴン種/黒竜
副官: “切断教官”アロケス 魔将 - 59位 マンティス種
“制空主”ヴァッサゴ 魔将 - 65位 グリフォン種
アイネスの北東。領主であるブネの戦闘能力に惹かれて様々な種族の猛者が集まっており、その需要に合わせて戦闘学が発展している。アイネスに近い南方は集った者達の宿舎と戦闘を行うための施設や研究所が建ち並んでおり、アロケスが教官として管轄している。北方は南方とは打って変わって岩山となっており、ブネの率いるドラゴン種やヴァッサゴを頭とするグリフォン種など血の気が多い魔族の住処となっている。
b.クフ
アロケスが管理するカラレン最大の闘技場を抱える都市。カラレン各地で開催されている大会の勝者達が集まって毎年ここで開かられる闘技会は、D8でも最も盛り上がるイベントである。
c.マヌス渓谷
ヴァッサゴを頭とするグリフォン種達が暮らす渓谷。一般的なヒト族の力では辿り着くことすら困難である。
魔将説明 —— ブネ
漆黒の鱗に覆われた女性魔族。ヒト化した際の姿は、長い髪も角も部分的に生えた鱗も本来の姿を彷彿させるような黒尽くしだが、肌だけは翼の飛膜がベースとなっているため白い。そして何故かそれを恥ずかしがっており、居城以外では特注の真っ黒な鎧とフルフェイスの兜を脱ごうしない。
ブネはドラゴン種の中でも最も知力や戦闘力の高い黒竜で、また現在生きている魔族の中では最古参の部類に当たる。長い年月を掛けて高めた知識とそれを十分に活用する知能から直感だけで予言や読心のようなことをしてのけるため、対面した状態での隠し事は不可能とまで言われている。また戦闘面においては腕の立つレンジャーですら扱うのが難しいほどの巨大な大剣を片手剣のように用いる。
魔族としては7名の魔神に次ぐ実力を持つ"ネクスト"の筆頭である。また本業とはしていないが一応レンジャーの資格を持っており、極稀にではあるが依頼されてレンジャーとして活動する場合がある。
魔将説明 —— アロケス
濃い緑色の髪をショートにまとめた女性魔族。カラレンにおける戦闘教官のトップを務めている。本気で怒らせたりしない限りは双剣を持って戦うが、彼女との戦闘は訓練でも斬られかねないので、ギルドとは別にカラレンで用意されているエーテル体変換機を使って行われる。
魔将説明 —— ヴァッサゴ
銀髪の女性魔族。北部の岩山地帯におけるグリフォン種の頭。とにかく血の気が多く、常に戦いを求めている。たまに南部の方に降りてきて、アロケスに喧嘩を売りに行っているようだ。
C.ミシケ
支配者: “三姫”フォルネウス 魔将 - 15位 メデューサ種
副官: “指揮者”アムドゥスキアス 魔将 - 74位 メデューサ種
“メイド長”アンドレアルファス 魔将 - 79位 キキーモラ種
アイネスの東側。D2との接続場所はここミシケにあるため、D8次元の玄関口の役割を担っている。フォルネウスが美しい物、特に芸術作品に強い拘りを持っており、良質な芸術作品を生むという点においては魔族よりも優れているヒト族を集めて芸術関連の学問を育てている。
d.フォンセーヌ
中世の街並みを残しながらも、その至る所に最新技術が仕込まれているミシケ最大の都市。フォンセーヌそのものがフォルネウス自らによる芸術作品という位置づけである。アムドゥスキアスを除くフォルネウスの娘達が暮らす城が街の中心部にある。
e.パータ
ミシケ東部の音楽部門を統括する都市。アムドゥスキアスの居城がある。
魔将説明 —— フォルネウス
身長の5倍ほどの長さがある金髪の持ち主で、あらゆる芸術品ですら見劣りする程の美しさを誇る。メデューサ種の女王、更にベルフェゴールの最初の妻ということもあって、種の特徴である気位の高さが著しい。基本的に全ての者は自分よりも下の存在であると考えているが、それは自分が王であるが故に当然の権利であり義務であるという思考。
あまりの長さ故にお付きの者達に髪を床に付けないための大布を持たせるため、移動の際は常に大所帯である。髪の先端が蛇の状態は気が散るため普段は法術で変えているが、感情が昂ぶると法術が解けて蛇に戻ってしまう。特に最近は近々150歳になる三女と言い争いになることが多く、その度に髪が蛇に戻って乱れてしまうらしい。
フォルネウスの家系は代々法術の素養が非常に高い者が多く、またフォルネウスの三代前が編み出したメデューサ流格闘術を代々受け継いでいるため、近接戦闘においても他の魔族を圧倒する。だがフォルネウスは格闘術を美しくないと嫌っており、戦闘においては専ら相手と距離を取った上で法術を使う。
ベルフェゴールの妻としては、後から来たにも関わらず順位上は自分よりも上のブネとアスタロトに対して、嫌っているわけではないが釈然としない気持ちを抱えており、何かと突っかかることが多いようだ。
魔将説明 —— アムドゥスキアス
フォルネウスの次女。生まれつき視力が無いという種族として致命的な弱点を抱えており、フォルネウスの勧めで音楽を始めて才を発揮していた。その後、フォルネウスが後述のストラスへの協力と引き換えに、全身に眼を持つ魔族の力を取り込ませた。その結果として全身に複数の眼を持つようになり、その全てに加えて髪の蛇の眼からも呪術の行使に用いれるという極めて特異的で強い力を手に入れ魔将となった。なおアムドゥスキアス自身は全身に眼がある今の身体を気に入っているようで、敢えてそれらを見せつけるように薄着を好んでいる。
魔将説明 —— アンドレアルファス
フォルネウスの副官にして、城で働く者達を率いる凄腕メイド。フォルネウスやその娘達からは「アルファス」と呼ばれている。誰に対しても様付けで呼ぶなど丁寧な態度で接しているが、あくまでもフォルネウスに仕える身であるため、少しでもフォルネウスに害意を向ける相手には持ち歩いている暗器で攻撃を仕掛けてくる。
またベルフェゴール以外では唯一フォルネウスの髪に触れることを許されており、洗髪からトリートメントまでをアンドレアルファスのみで行うのが日課になっている。
D.ニーベランガ
支配者: “八忌”ストラス 魔将 - 62位 エルフ種/白エルフ
アイネスの南東。ストラスが生物学・化学・薬学といった分野の研究に熱心で、自身の研究の推進の一環としてアースから様々な研究所を誘致している。昔は森林地帯だったそうだが、研究施設のための土地開発によって、北部にはほぼ残っていない。
中部に高い壁で覆われた広大な森があるが、周辺の研究施設を含む一帯はストラスに仕える魔エルフのみが入れる区域となっており、その中では倫理的にかなり際どい実験が行われているという噂である。
f.カインズベルク
ストラスが政務を行う施設の他、ストラスの私有研究施設などがある小さな街。後述の禁忌の森やその周囲を囲む魔エルフ達の研究施設は、この街を通らないとアクセスが出来ないが、そちらはそもそも魔エルフ以外の立ち入りが禁じられているので行く理由はあまり無い。
魔将説明 —— ストラス
白エルフの特徴である金色の髪を、伸長よりも少し長く伸ばしている。ストラスは魔族の中でも特に強力な他の八妃から力を貰い取り込んだ上で、比較的安定して制御出来ている。最初に貰ったフォルネウスの性質が強く出ており、似た傾向のブネや後述のデカラビアの力もある程度使えているが、アスタロトの力は若干相性が悪いらしい。またフォルネウスに対しては心酔に似た感情を持っているようである。
仲間想いで社交的であり長としての資質を兼ね備えているが、他の派閥の白エルフなど敵と見做した相手は取り込んだ力の影響もあって"肉"以上の認識をせず、文字通りの意味で食べてしまう。このため魔エルフ以外からは畏怖の目でも見られている。
E.コーン海
支配者: “四紀”アイム 魔将 - 29位 クラーケン種
アイネスの南。9割以上の海と無数の島々から構成されており、中心に近い辺りは気候的にもD2のリートル海域に似て温暖なため、リゾート地としても知られている。魔族の感覚に合わせた経済学や法学が盛んで、パンデムの他の次元からも副官に近い者達が派遣されて学んでいる。
g.モーヒル島
アイムが学長を務める法科大学がある島。南国のような緩い雰囲気はあるが、ここを卒業した者達によってパンデムが回っているとまで言われる程に学問に対しては厳しい。
魔将説明 —— アイム
アイムはクラーケン種の中でも特に器用で、触手の形状を自在に変えらることができる。またアイム自身が非常に頭の回転が速いため、触手1本に付き1つの仕事を並列で処理していくことが可能という異次元の処理能力を保有している。戦闘においてもそれが活かされ、まさに一対多のような状態になるそうだ。
F.へクトリスト
支配者: “六貴”マルバス 魔将 - 48位 アラクネ種
副官: “匠王”ヴァプラ 魔将 - 81位 ドワーフ種
アイネスの南西。メルカドルの支援を受けた、機械分野の研究所や工場が並ぶ都市部を中心に栄えている地域。都市部以外には魔族やヒト族の暮らす居住区、マルバスを長とするアラクネ種が暮らす森林・草原地帯が入り混じっている。ワヌホートと接する辺りに広大な森林がある。
h.山峡の村・ジャフス
ヴァプラを村長とするドワーフ種の工匠達が集まる村。山の中の小さな村だが、その腕を求めて多くの者が訪れる。
魔将説明 —— マルバス
濃い青の髪を頭の上でまとめた気品溢れる女性。マルバスの蜘蛛の部分は、青みががった黒一色の甲殻に覆われており、その強度は鋼鉄以上である。頬に2対、眉の上に1対の赤い宝石のような複眼があり、その視力を利用して飛ばす糸は1キロメートル先の的を数ミリメートルのズレで射抜く精度を誇る。近年では、ヒト族では反動が強すぎて撃つ度に関節が外れてしまうほどの超高威力クロスボウも好んで使っている。
この地域ではベルフェゴールの提案とマルバスの主導により酪農業と製糸業を行っており、マルバスが率いるアラクネ種の主食である動物の血液を精肉の過程で集めて生活している。とは言え狩りをしていた頃の本能が騒ぐこともあるのか、たまに森で狩猟も行っている姿が見られる。
またここ200年ほどは自身の糸を加工した織物を趣味にしており、糸の扱いに長けたアラクネ種であるが故の作品は評判が良く、フォルネウスからもよく依頼を受けている。
魔将説明 —— ヴァプラ
パンデムで最も優れた鍛冶師と謳われる男性魔族。折れた刀剣ですら完璧に再生できるとまで言われている。最近は一線を退いて弟子の育成に務めながら、マルバスの元で小物作りに熱中しているらしい。
G.ワヌホート
支配者: “二祈”アスタロト 魔将 - 12位 妖狐種/九尾
副官: “狐巫女”サルガタナス 魔将 - 69位 妖狐種/八尾
“狐武者”フォラス 魔将 - 84位 妖狐種/八尾
“恋煩医”レラジェ 魔将 - 52位 堕天使種
アイネスの西。農業とそれに伴う農学が発展している。この地域だけで第二魔界全体の作物を全て賄っているほどである。妖狐族を中心に回っているが、西側のミシケとの接する一帯にはレラジェを中心とする堕天使種が居候している。
i.フーレア
ワヌホート各地で妖狐種達が管理する神社の総本社がある。総本社の周囲も含めて基本的に田畑が広がっているばかりではあるが、意外と観光客が多い。
j.ヘレネ
居候している堕天使種達が暮らす街。飛行能力を持たない妖狐種の代わりに上空からの水撒きを堕天使種が行うなど、農作業には積極的に協力してくれるため、妖狐種達からは仲間として受入れられているらしい。
魔将説明 —— アスタロト
アスタロトは最上位の九尾で、現在妖狐種にはアスタロト以外に九尾はいない。豊穣を司る権能を有しており、これによってアスタロトの支配地であるワヌホートは豊作が約束されている。平時はアイネスに近い首都フーレアにある総本社と、ヌルランにある居城を行き来している。D2のガープ、D11のモレクなど農耕地が多い地域を支配する魔将とよく交流しているようで、エストラで開かれる豊穣祭には毎年招かれている。
戦闘においては自身のエーテルを丹念に込めて作った大幣を振るい、膨大なエーテルを要する攻撃法術で圧倒するやり方を好んでいる。
魔将説明 —— サルガタナス
アスタロトに次ぐ実力を持つ女性の妖狐種で、現在八尾はサルガタナスとフォラスの2名しかいない。ワヌホート中央の北部を管轄している。銅鏡を用いた召喚法術を中心に戦闘を行う。
魔将説明 —— フォラス
アスタロトとサルガタナスに次ぐ実力を持つ女性の妖狐種で、現在八尾はサルガタナスとフォラスしかいない。なお同じ八尾であるサルガタナスとは然程の差は無い。ワヌホート中央南部を管轄している。太刀を持ち歩いているが、それ自体を振ることは稀で、法術で作り出した太刀のコピーを操って戦闘を行う。
魔将説明 —— レラジェ
400年前にルシファーと共に堕天使種へと変化したうちの1名。天使時代はルシファーとは別の将軍の部下であったこともあり、D11を支配するルシファーとは距離を置いている。「故郷の風景に似ているから」という理由でアスタロトの領地に転がり込んで、ワヌホートの端に場所を貰って同じ境遇の堕天使種達と暮らしている。元々ルシファーの部下で現在もD11でルシファー仕えているモレクとは天使族時代からの友達であり、よく一緒にいるところが見られている。
弓の腕前はエルフ種に引けを取らない程で、矢に様々な法術を付与することで攻撃することも逆に回復させることもできる。
H.キレブル
支配者: “五飢”デカラビア 魔将 - 35位 ヒュドラ種/変異体
副官: “長老”ビフロンス 魔将 - 98位 エルフ種/黒エルフ
アイネスの北西。森林と沼地が多い上に闇属性エーテルが他の地域より濃い。このためパンデムの自然を学ぶのに適しており、植物学や地質学が進んでいる。ただし闇属性エーテルは生物の本能を高める作用があるため、他の地域より野生動物が凶暴化していることが多く、レンジャーを含めて立ち入る際はこの地域で生活している黒エルフ種の案内が必要となる。
特に闇属性エーテル濃度が高い沼地はヒュドラ種が住処とすることで対応している。
k.ヤーヌスレーン
キレブル南部の大半を占める大黒森への入り口の役割を持つ、アイネスと接する街。ここで黒エルフのガイドを付けて、目的地までポータルで向かうことが推奨されている。またD8のレンジャーを統括するギルド支部もこの街にあり、ビフロンスが常駐している。
魔将説明 —— デカラビア
デカラビアはヒュドラ種の変異体で、全長40メートルになる超巨大な蛇の頭頂から長い銀の髪を持つヒト族の女性の上半身が生えた姿をしている。下半身の蛇も生やした蛇と同様に強力な毒を持つが、これに加えて口から霧状の毒を吐くことも可能である。このため戦闘能力上では八妃の5番目だが、種としての能力もあって防衛戦など長時間戦場を維持する戦闘においてはブネをも凌ぐと言われている。
魔将説明 —— ビフロンス
キレブル大黒森にのみ生息する黒エルフ達の長である男性。D8のレンジャーの取りまとめを行う立場でもある。ビフロンス自身もレンジャー資格を持っているが、レンジャーとして動くことは非常に稀である。
I.ネベネン海
支配者: “七奇”クロセル 魔将 - 51位 スキュラ種/混血
アイネスの北。水属性エーテルが豊富なのは勿論のこと、海底火山が多く火属性エーテルや土属性も豊富で、更に隣接するキレブルから貴重な闇属性エーテルの供給も可能なため、海底都市を形成してエーテル学や法術学の研究所を誘致している。
l.ナヘント海底都市
ネベネン海の中央にあるスキュラ種が住む海底都市。特に属性エーテルが豊富な場所であり、その周辺にある研究所を含む海底都市への分配供給をここで行っている。
魔将説明 —— クロセル
クロセルは下半身から無数の触手と6匹の蛇が生えたテンタクルとスネークの混血で、青系が多いスキュラ族の中では珍しい赤い髪をしている。他のスキュラ種より食べる量が非常に多く、大型の陸上動物を下半身の触手と蛇で包み込んで骨を砕いてバラバラにし飲み込むという方法で食事を行うが、同じスキュラ種を含めて他者に食事風景を見られることを非常に嫌っている。
J.禁忌の森
周囲を高い壁で覆われた森。その周囲には魔エルフ達の研究施設が構えており、それらを含めて立入禁止エリアとなっているため中を知ることは出来ない。
その実態は200年程前に勃発した森エルフとの戦争に勝利した魔エルフ達が捕らえた虜囚達の子孫の住処であり、繁殖させながら実験材料として、時には食料として用いている。
K.マイエル自然公園
工業地帯として開発が進んでいるヘクトリストにある広大な自然公園。アラクネ種達による狩猟場として機能している。
L.ガルヘイト
カラレン北部からキレブル北部に掛けて広がる岩に覆われた土地。流れる川の周辺程度にしか草木がなく、台地や渓谷や火山といった地形が多いため、他の地域と比べると独特な生態系が出来ている。
M.レヌル沼
キレブルで最大の沼地。標高が海よりも低く、キレブル中の闇属性エーテルは最後にはここに集まってくると言われている。ヒュドラ種の最大生息地でもあるため彼女達から発せられる毒が大気にまで広がっており、安易に近付くことは出来ない。




