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夕食の後はレクリエーション大会とか言ってドッチボール大会ありえねぇ〜小学生かよ!
やる気も無く適当に交わして終わりをまった
レクリエーション大会終わった後は少し自由時間
女子と話す男子 枕投げをする男子 恋ばなをする女子 いろいろ!私は鷹虎に会いに行こうとしたが相変わらず女子に囲まれ近づけない
珍しく私達の高校は男女が階で区別されていない
おいおいこの年頃の男子は怖いよ
私達はどうやら鷹虎達の部屋と隣らしいしかも同じ部屋の女子はほとんど鷹虎派だから壁にコップを付けてとなりの会話を聞こうとしているバカかあんたら
「そう言えば最近若葉って鷹虎君と仲良くない?」
一人の女子が私に絡んで来た
「別に仲良くないけど…気の性だよ…」
「なら良いけど!」
まったく自分が相手にされないからって!
夜中
みんな寝静まった後私は寝れない…
何で寝れないのかわからない…ただ隣の部屋がスッゴク気になる
私は壁に耳を付けて隣の音を聞こうとした
バカバカバカーみんな寝てるのに
あんのじょう聞こえて来るのは誰かのいびき…
「はぁ〜寝れない…」
ガラガラ
私はベランダに出た
う〜ん気持ち良い風!静かだな!
私はベランダにある椅子に腰掛けた
「なにやってんだお前?」
隣から鷹虎の声がする ふんっ気の性だよね
「おいシカトかよ!」
また聞こえる目を開けて横を見るとベランダのフェンスに腰掛けている鷹虎がいた
「あっ危ない!」
私は声をあげた!
「ばかっみんな起きんだろ!」
「あっごめん…危ないよ!」
「大丈夫だよ!気持ち良いし!」
「でっでも…」
「わかったよ!よっと!」
タンッ鷹虎は上手く着地した
「このベランダ繋がってたんだ…」
「俺もさっき知ったよ!まったくうちの高校は甘いよな!男子と女子が隣の部屋ちかもベランダが繋がってるなんてな!」
私はドキッとした
「そっそうだよね…」
「今だって俺が若葉の事襲おうと思えば襲えるし…」
鷹虎は私の目をじっと見た
「じょっ冗談辞めてよ…」
ウッウソ…辞めて…
「ハッハハ!冗談だよ!そんなに奮えなくても!」
カタカタカタ
私震えてる…
「もぅ!バカ!」
「ごめんごめん!怒った?」
「ううん…大丈夫!」
「良かった…若葉が怒ったらどうしようかと思った…」
「あっそうだ!ちょっと待ってて!」
私は部屋に戻りおにぎりを取ってまたベランダにに戻った
「はいっ!これ!」
「なにこれ!」
鷹虎は不思議そうに手にした
「おにぎり!またちゃんと食べてないんじゃいかと思って!」
頑張れ私!
「本当だぁ!ありがとう!食べて良い?」
「どうぞ召し上がれ!」
鷹虎はまるで子供の用におにぎりを食べた
「うまかった〜ごちそうさま!」
「どういたしまして!」
やったやったよ私!
「ルーしか食べなかったからさ!さすがにルーだけじゃきつかったよ…」
「ルーは食べれたの?」
「ルーは俺が一人で作ったからな!ご飯なんかベチャベチャなのと固くて食えないの!」
「ハハハ飯盒は難しいからね!」
ガラガラ
「なにしてるの若葉?」
私は後ろを見た
「みっ美優ちゃん!ごめん起こしちゃった?」
「ううん…トイレに起きたら声がしたからさ!」
美優ちゃんは私の横に座った
「こんばんは!」
鷹虎が声をかける
「こんばんは清水君って何で清水君!?」
美優ちゃんはびっくりしたかおで聞き直した
「隣の部屋とベランダが繋がってるの!ベランダに出たら鷹虎がいたから少し話してたんだ!」
「そうなんだ!あ〜びっくりした!おかげで目が覚めちゃったよ!」
「ハッハハ宮崎もおもしろいなぁ!」
その後は美優ちゃんを混ぜて三人で起床時間まで話した!