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遠足からまた数週間後
ゴールデンウイークを利用した林間学校だなんでゴールデンウイークまで学校の奴らと…
そしてもう見飽きた光景
「だから無茶苦茶言うなよ!」
また宮内君が困っている
いつもの用に桐島君となりたい清水君とが良い!うるさいんだよばーか
「グループの人数は決まってるんだから!」
宮内君の静止など聞かない!
「じゃぁっ私達変わろうか?」
美優ちゃんか言い出した
「えっ宮崎?」
「私と若葉は変わってあげる!良いでしょ若葉?」
「うっうん…」
私達は清水君と同じグループだった
「えっ!?まぢぃかよ?」
小さく声が聞こえたが誰の声か間では分からなかった
結局 私は美優ちゃんと武下くん木村君菅井君と同じグループになった
「良かった…藤川さん達で!」
武下君が言った
「えっ何で?」
「桐島だの清水だの言ってる女子達と一緒になっても楽しくないだろ!」
「そっそうだね!」
数週間後 林間学校当日
バスは桐島君は清水君と同じグループに慣れなかった女の子達がバスぐらい近くにしろと騒ぎだし騒然としたが何とか出発した
高校から二時間くらい離れた避暑地に行く!バスの後ろは騒がしい!桐島君は女の子達と笑いながら話しているが清水君は窓を見ながら適当な返事であしらっている
みんな寝息をたてているのに後ろの席はうるさい…
「若葉〜着いたよ!」
「うっうぅ…眩しい…」
「ほら行こう!」
バスを降りると自然が目に入って来る
これはスケッチには最高だ!
清水君と桐島君が女の子をぞろぞろ引き連れて降りてくるそこに他のクラスの女子も混ざり すごい集団になった
お昼はキャンプ場で自分達で作るらしいメニューはミートソースのスパゲティーとサラダ
私達の班は男子も協力的で重いものは運んでくれたり私と美優ちゃんが料理に専念出来た
他の班は男子がサボっていたりキャーキャー言いながら料理を作ったり特に清水君の班なんかひどかった私達が食べ終わり 片付けをしてる最中に食べ始めた
「おいしかった!藤川料理上手いね!」
「ありがとう武下君!たまにお母さんとやるから!」
「へぇ〜藤川と宮崎が同じ班でまぢぃ良かったよ!清水の班なんか江口は涙目で食ってたぞ!」
「そっそれは災難だぁ…」
私はナゼカ清水君が心配になった
食事の後は自由時間美優ちゃんは高杉君とどこかに言ってしまったし
良しどこか絵がかけるスポットを探そう!
私はキョロキョロしながらスポットを散策した
「おい藤川!こっち!」
私は木の影から読んでいる清水君のに近づいた
「ちょうとこい!」
ガシッ
清水君は私の手首を掴み林の中を歩き始めた
「ちょっちゃんとどうしたの?」
「良いから!」
少し歩くととても開けた場所に出た
「はぁ〜綺麗…」
私はその光景に目を奪われた
「昨日パソコンで調べたんだ!絵が書くそうな場所!」
「えっ?あっありがとう…」
「別に藤川のためだけじゃねぇよ!俺も逃げたかったからさ!」
そうだよ私!バカバカバカー私のためにそんな事してくれるわけ
「十分時間あんだろ?絵書けよ!」
「なんで知ってたの?」
「遅くまで美術部大変だな!」
「えっなんで?」
「たまに下駄箱から出てくんの見えたからさ!」
「えっ清水君部活入ってるの?」
「俺サッカー部!知らなかった?」
あっだから夕方グランドの端っこに女子の軍団が
私は絵に書きたい場所を選び座った!私の横に清水君は寝そべった
ゆっくり時がすぎてゆくまるで世界に二人しかいない見たいに
「そう言えばご飯どうだった?」
私は清水君に聞く
「最悪…俺でも作れる料理を…むしろスパゲティーなんかまずく作る方が難しいだろ?」
「たしかに…そうだよね…」
それもそうだよ!ちゃんとレシピも渡されてるんだから!
「若葉の方はおいしかったらしいじゃん…」
清水君が羨ましいそうに言ったっておいおい今何て?
「今なんて?」
「えっ?いや武下が言ってたから…」
「そこじゃなくてその前!」
「若葉?」
「そぅそこ!」
「なんで?へん?」
「いやぁいきなりだったからびっくりしただけ…」
「呼んじゃダメ?」
「うっううん…大丈夫!」
「良かった!ありがとう!若葉俺の事下の名前で!」
「私は良いよ…」
「お願い!」
もぉ〜その顔で頼まれたら断れる訳ないじゃん!
「鷹虎君?」
「違う!」
「じゃあ…」
「さんもダメ!」
「鷹虎?」
「それ!」
赤い顔を隠すようにスケッチブックに向かう
私達二人はそれっきり会話をすること無くただゆったりと過ぎる時間を過ごした
「出来た!」
うん割れながら上出来じゃ!
横で寝ていた鷹虎も体を起こした
「うまいなぁ!さすが美術部!」
「あんまり上手く行かなかったけど…あっもうこんな時間…」
もうちょっと二人でいたかったけど夕食の時間に遅れる訳にはいかない!
「良し!いこうか!」
えっちょっと!
鷹虎はまた私の手首を掴み歩き始めた
夕食 夕食のメニューはキャンプ定番カレーライスにサラダコンソメスープ
昼食と同様私達の班は役割分担をし組織的に料理を作った(笑)
武下君達はよっぽどお腹が空いていたのかまだかまだかと待っている
ズズッ
「うん!上出来!美優ちゃん!ルーOK!」
「ご飯もバッチリ!」
私達はまた1番最初に食べ始めた!
フッと鷹虎の班を見るとまたグタグタやっている昼と違うのはルーを鷹虎が一人で作っている事かなぁ!
「ごちそうさま!おいしかった!」
武下君達は綺麗にたいらげてくれた!と思ったらご飯が少し残った
「若葉どうする?このご飯?」
「う〜んおにぎりにする?」
「それ名案!」
武下君言った
「でも海苔が無いね…」
「海苔なんかいらないよ!」
高菜おにぎりは六個出来た
「あのさぁ私二つもらって良い?」
「えっ良いけど!意外に藤川さんって食べるね!」
勘違いされてる…まっいっかなんとなく鷹虎が気になっただけだから…