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葉月(1)

 窓の外に海が見える。

 見慣れない風景だった。市街地から離れた電車が湾岸をなぞるように走ると、目に見えて建物が減っていく。八月の陽射しは波をちかちかと光らせ、その破線が飛ぶように後方へ過ぎていくのを、私は黙って眺めるばかりだった。流木の点在する人気のない砂浜と、沿線を囲む伸び放題の草が続く中、時折錆びついたトタン屋根や引っ繰り返された舟が現われて、物寂しさを掻き立てた。

 これから向かう町について、私はよく知らない。

 あまり栄えてはいないらしいことと、先輩のご親戚が暮らしているということ以外の情報はなかった。私たちの居住地から、行って帰ってくるだけならぎりぎり日帰りができるほどの距離だったけど、寂れた港町に足を向ける用は今までなかった。

 車窓に流れる景色を見送りながら、私は少し浮かれていた。はしゃいだ言葉を口にしてしまいそうだからずっと黙っていたけど、本当は先輩と話がしたくて堪らなかった。


 二つ並んだ座席の隣、窓側に先輩は腰かけている。

 今日のような日でも相変わらず仏頂面で、肘をつき外を眺めている。気難しげな横顔は何を考えているのかまるでわからない。私のように浮かれる様子もない。ただ、私が向ける視線に気づくのはいつもよりも早く、横目で確かめてから怪訝そうにする。

「どうした」

 問われて目が合う一瞬、奇妙に笑いが込み上げてくる。

「いいえ、何も」

 笑いを噛み殺して答える私を、それこそ奇妙だと言いたげに眉を顰めた先輩は、またすぐに窓の外へと視線を戻した。

 でも、私の視線には敏感に気づいてくれる。その度に先輩は尋ねる。

「何か言いたいことでもあるのか」

「いえ、特にありません」

「だったらこっちを見るな」

 うんざりした様子で言う先輩に、私は口ごたえをしてしまう。

「でも、窓の外を見るにはそちらを向くしかありませんから」

 勝手にしろ、と先輩が呟く。

 今度はどのくらい黙っているだろうか。何秒ほどで、私の向ける視線に気づいてくれるだろうか。つまらないいたずらを仕掛ける私を、先輩は鬱陶しげにしながらも、決して叱ろうとはしない。


 この度の旅行に際し、私は先輩の意外な一面を知ってしまった。

 出発前、私が電車の切符代を払うと告げた時、先輩は即座にかぶりを振り、受け取るつもりはない、お前が余計な気を遣う必要はないと撥ねつけられた。

 今回の旅行では先輩のご親戚のお宅へお邪魔する予定だった。その為宿泊費は不要だと事前に言われていて、その上切符代までも払わずにのうのうと旅行をするのはどうかと思う。だけど先輩が頑迷に受け取りを拒むので、結局財布を引っ込めざるを得なくなった。

 どうやら先輩は、未成年である私を旅行に連れ出すことに強い責任感を持っているようだ。それは切符代の件のみならず、宿泊先にホテルなどではなく先輩のご親戚のお宅を選択する辺りや、寝泊りする部屋を別にするとわざわざ宣言する辺りからも窺える。その責任感は頼もしくもあり、だけど多少、石頭なようにも感じられる。

 厳格なほど私の為になるようにと考えてくれている先輩は、まだまだ多くの意外な、そして私のまだ知らないような側面を有しているのだろう。今回の旅行でそれらの幾分かでも知ることができたらと私は密かに願っている。

 目下一番の疑問点は、これからご厄介になる親戚の方がどのような人で、先輩とどういった血縁関係にあるのかについてだ。その点について、先輩は私への説明を失念しているかのように何も語ってくれない。私から尋ねるのも抵抗があるものの、何の前情報もなしにお邪魔するのもおかしいだろうし、どこかで触れておかなければと気を揉んでいた。


 ふと、先輩が腕時計を確かめた。

 それから私へ目を向ける。

「昼食にするか」

 私も文字盤を覗き込む。朝の七時に駅を出て、今は十一時を回ったところだ。切符に印字された到着予定時刻は十二時過ぎで、電車はほぼ定刻通りの運行を続けているようだった。

「いいですね。着いたらご飯にしましょうか」

 そう言って頷いた私に、だけど先輩は眉を顰めてみせた。

「いや、今にしよう」

「今ですか? その、車内ででしょうか?」

「そうだ。電車に揺られて食事をするのは、旅の醍醐味の一つだ」

 先輩は珍しく情緒的な言葉を口にした。もちろん異論はないものの、それには一つ、必要不可欠の前提がある。

「でも私、何も用意してきていません」

 それならそうと先に言っておいてくれれば、お弁当でも用意してきたのに――私の料理の腕前は、自炊をする先輩と比べるといささか見劣りするものだけど、それでも何かしらの用意はできたのに。

 先輩はおもむろに立ち上がり、網棚から旅行鞄を下ろした。そしてそこから大きめの布包みと水筒を取り出す。

「おにぎりを作ってきた」

 単語の日常感とはまるで噛み合わない、素っ気ない宣告をされた。

「え……あ、あの、先輩がですか?」

「そうだ。他に誰がいる」

 さも当然だと言いたげな声。呆気に取られた数瞬の後、私はまたしても笑いを噛み殺す羽目になった。

「なぜ笑う」

「い、いえ、すみません。とっても、意外だったもので」

 先輩が料理をするのは知っているけど、台所に立っておにぎりを作り、水筒にお茶を詰める姿を想像すると、何だか可愛らしくて仕方がない。

「やむを得ない措置だと思え。駅から出た辺りは食事をするところもないし、かと言って腹を空かせたままお前を連れ回すわけにもいかない」

 命令口調の先輩は布包みを解いて、私におにぎりを手渡した。少し大きめのそれは黄金比を用いたようなきれいな三角型で、海苔も曲がらずに貼られている。いかにも先輩の作品らしいおにぎりだった。

「それに、早めに食べておく必要もある」

 続く言葉を私は怪訝に思った。早めに? なぜだろう。

 答えて先輩曰く、

「言い忘れていたが、大切なことを先に言っておく。夕食は午後四時だ」

「……四時?」

 思わず素で聞き返してしまった。

 午後四時に夕食。さすがに早い、夏場の感覚なら尚のことだ。

「そうだ。あの家は何でも早いんだ。年寄りの一人暮らしだからな」

 意識するふうでもなく先輩はそう言った。

 だけど、今の発現は私にとっては重要な情報だった。これから向かう、お邪魔する先についての断片的な事実が明らかになった。初めて耳にしたその家について、詳細を尋ねるなら、タイミングは今だろう。

「あの、先輩。伺ってもよろしいですか」

 すかさず食いついた私の顔を先輩が見て、間もなく察したようだ。どことなく憂鬱げに首を傾げた。

「何だ」

「今日ご厄介になる先輩のご親戚というのは、どういうお方なんでしょうか。もし差し支えなければ教えていただきたいのですが……差し支えるようなら、いいですけど」

 私が引く意思も見せたからだろうか。一時、先輩は考え込む顔つきになった。

 少ししてから短く言った。

「祖母だ」

「おばあさんですか」

「ああ」

 思っていたとおり先輩の口は重かった。答えたのはそれだけで、すぐに話題を変える為か、私に対して促してくる。

「食べないのか。もたもたしていると電車が着くぞ」

「は、はい、いただきます」

 私もそれ以上踏み込むことはできなかった。

 もっとも今ここで、それ以上尋ねることがあったようにも思えないけど、何かが引っ掛かる。

 先輩が一時見せた考え込むような間。自分のおばあさんについて尋ねられただけなら、考えず即答してもよさそうなものだ――そう思ううち、詮索しているような嫌な気分になって、私はその疑問を胸の奥へ追いやった。

 教えて貰えないうちは考えない方がいい。

 気になったとしても、そこはきっと、私の踏み込んでいい領域ではない。


 いただいたおにぎりは特別な味がした。車窓を流れていく海辺の景色のお蔭か、それとも隣に先輩がいてくれるからか、ごく普通のおにぎりなのにとても美味しかった。やっぱり私は浮かれているのだと思う。

 先輩はいつものように黙々と食事をしていた。浮かれているのかどうかはわからない。でも、私が視線を向けるとすぐに気づいてくれる、そのそぶりだけはいつもと違っていた。


 電車を降り、小さな駅舎を出る。

 熱せられた風は砂埃を巻き上げて、駅前の通りを吹き抜けていく。くすんだ白っぽい町並みは総じて背が低く、遮られない陽射しがアスファルトに強く照りつけていた。眩しさに思わず目を閉じる。

 車も人もまばらな、日中だというのにとても静かな町だった。ここからはまだ海は見えない。でも、海がすぐ傍にあるのがわかる。潮の香りがここまで届いている。

「少し歩く。十五分くらいだ」

 先輩は事務的な口調で告げると、おもむろに手を差し出してきた。

 何の為の手だろう。万に一つでも手を繋ごうと言ってくれたわけではなさそうだ。目を瞬かせる私に苛立ったか、先輩は命令に転じた。

「鞄を寄越せ」

 それで私もようやく察した。察してかぶりを振った。

「いえ、大丈夫です。自分で持てます」

 気に入らない答えだったと見えて、先輩がしかめっ面になる。

「少し歩くと言ったはずだ。途中で音を上げても知らんぞ」

「平気です。それに私の鞄なんて持ったら、先輩の方が音を上げてしまいますよ」

 生意気に言い返した私を、先輩は睨むように見た。だけど目立った反論はせず、再びその手を突き出してくる。

「いいから鞄を寄越せ」

 気配りによる行動のはずなのに、言葉はちっとも優しくない。いつものことだけど、喜んでいいのかどうかわからなくなる。

「じゃあ、私が先輩の鞄を持ちます」

 手ぶらで歩くことはできない。先輩に私の鞄を持って貰うなら、私が先輩の鞄を持って当然だと思う。そう主張すると大きく溜息をつかれた。

「そんなことはしなくていい」

「でも」 

「俺の言うことが聞けないのか、お前は」

 言うなり先輩の手が、私の手から旅行鞄を攫っていった。衣類や化粧品や愛読書を詰め込んだ鞄は容赦なく重いはずで、さすがに先輩もげんなりした顔になる。

「何が入ってるんだ」

「女の子は荷物が多いんです。それはもう、自然の摂理というものです」

 私は答えて、それから心配になって言い添えた。

「重いなら私が責任持って運びますから」

「重くない。ほら行くぞ」

 忠告をすればするほど頑迷になる先輩が、駅からの道を歩き出す。

 帽子も被らずあの大荷物を運ぶなんて大丈夫だろうか。不安に思いながらも私はその背を追った。


 駅を離れて少し歩くと、静かな住宅街に辿り着いた。

 古く懐かしい佇まいの家々が、海沿いの道路脇にひっそりと息を潜めるように並んでいる。くすんだ町並みが延々と続く界隈に、人の気配はほとんどない。

 見慣れない景色の中を、先輩は黙々と歩く。建物の影を縫うように辿る。どちらへ行くのかは教えてくれない。ただ迷うことなくひたすらに歩いていく。

 歩道のない道路の上、私は黙ってその後を追う。荷物を持って貰ったことで後ろめたい気持ちになっている。声はかけにくい。周りは見知らぬ町並みばかりで心細い。だから置いていかれないように、唇を結んで追いかけた。


 水蒸気の立ち昇る、緩やかな下り坂の向こうで、ふと建物の影が途切れた。

 先を行く先輩の肩越しに、白く輝く海が見えてきた。途端に気持ちが弾んだ。水辺の景色が恋しくて、思わず駆け寄りたくなる。

 私は少し速度を上げて、先輩の隣に並んだ。顔を上げると、真っ直ぐな岸壁と平行して、海のパノラマが視界いっぱいに広がる。眩しいけど目を逸らしたくない。

 どこに潜んでいたのか、急に波の音が聞こえてきた。町中とは違う、水分を含んだ強い風が頬に触れる。

「先輩、海ですよ!」

 私が声を上げると、先輩がいち早く、岸壁の前で立ち止まった。

「はしゃぐな、子供じゃあるまいし」

「無理です! だって、こんなにきれいなのに」

 知らず知らずのうちに、二人で並んで海を眺めていた。

 夏の海が岸壁の向こうに見える。波間を目映い光が跳ねる。どこまでもどこまでも広い海は、すぐ傍に見えているのに手を伸ばしても届かない。岸壁の向こう、ずっと低いところで広がっている。遠くの方に小さな船がぽつんと浮かんでいるのも見えた。岸壁の先を目で追えば、向こうに小さな漁港があって、いくつか船が泊まっていた。

 辺りは静かだった。車も通らないこの道に、今は波の音しか聴こえない。八月の太陽がきらめかせるのも水面の他にはない。アスファルトの道を踏みしめる靴底が、ざらりと音を立てる。

「とってもきれいです」

 思わず呟くと、すぐに隣で返事があった。

「そうだな。よく晴れた日でよかった」

「はい」

 同意の声が嬉しくて、私は先輩に寄り添った。触れた先輩の腕はびくりとして、たちまち弾かれたように距離を置かれた。

「暑い。近寄るな」

 突き放す口調に、それでも私は少し笑う。楽しくて、はしゃぎたくて仕方がなかった。

「先輩、向こうに舟が浮かんでいますよ」

 海を指差すと、先輩の目がその先を追う。上手く見つけられたのか、微かに目が瞠られた。すぐにこちらに視線を戻して、何気ない口振りで尋ねてくる。

「随分と珍しそうな顔をするんだな。海を見たことがないみたいだ」

「だってここの海と、あの街の海は少し違います」

 私の知っている私たちの街の海は、もう少し波の優しい海だった。砂浜を洗う波打ち際に、足を踏み入れることの許される海。人がたくさん踏み込んで賑わいを見せる海。こんなふうに遠くなく、静かでもなく、ひたすら美しいばかりでもない。

「気に入ったならよかった、連れてきた甲斐があった」

 先輩が溜息をついた。

 安堵のものとも、疲労のせいとも取れる息のつき方だった。両手に鞄を提げたまま脇目も振らずに歩いてきたのだから、疲れていたとしても無理もない。

 その横顔に汗が一筋流れ落ちるのを見て、私はそっと申し出る。

「鞄、私が持ちますよ」

 もっとも、聞き入れられないだろうと感づいてもいた。

「大丈夫だ。もうすぐ着く」

 予想どおり先輩はむっとしたようだ。そっぽを向いた先輩は再び歩き始める。道を知っている様子で、岸壁沿いに真っ直ぐに、弛まぬ足取りで進んでいく。

 私はその後を追いながら、背中に向かって声をかける。

「先輩。ここへは、よくいらっしゃるんですか」

 今度は振り返らず、足も止めずに先輩が答えた。

「昔、住んでいたことがある」

 初耳だった。私は驚きのあまり聞き返す。

「そうなんですか?」

「子供の頃の話だ」

 どんどんと歩いていく先輩の、子供の頃の姿は全く想像つかない。

 ここに住んでいたことがあるなんて知らなかった。先輩は、この町にいた頃は、一体どんな子だったのだろう。昔からあんなふうに頑固で不器用だったのだろうか。


 海に沿う道をしばらく進むと、何軒かの民家が立ち並ぶ辺りまで辿り着いた。

 漁港を目の前に臨む家々はほとんどが漁師さんの家らしく、家の前に網を広げていたり、魚を干している光景が良く目についた。

 その中の一軒で、道に打ち水をしている人がいた。小柄な、腰の曲がった女性だ。手桶を提げ、古式ゆかしく柄杓で水を撒いている。ゆらめくアスファルトに飛沫が上がり、陽の光を弾いていた。


 水音の響く中、不意に先輩が立ち止まる。

 と同時に、柄杓を手にした女性が顔を上げた。皺の深く刻まれた顔はそれでも柔和で、一見して優しげな印象があった。こんなに暑い日なのに長袖のワンピースを着て、佇まいには品のある老婦人だった。

 直感して、私も慌てて歩みを止めた。

 その間に先輩は折り目正しく一礼して、口を開いていた。

「お久し振りです、澄江さん」

 老婦人の名前だとすぐにわかった。

 澄江さんと呼ばれた女性も会釈を返して、薄い唇で笑んだ。

「ええ、お久し振りです、寛治さん」

 それから女性は細めた瞳を私へと向け、わずかに見開いた。後に柔らかな表情になり、強張る私に声をかけてくる。

「あなたが柄沢さんね。お話は聞いています。初めまして、福場澄江です」

「は、はい。初めまして、柄沢雛子です」

 私は大慌てでお辞儀をした。

 正直、ここへ来るまではいろいろと考えていた。ご挨拶をどうすべきか。先輩のご親戚と顔を合わせたら何と言うべきか。だけどいざとなると上手く言葉が出てこない。頭が真っ白で、喉がつかえる。

「ええと、あの、この度はご厄介になります」

 たどたどしく続けた私の挨拶に、澄江さんは小さく笑った。

「そんなに畏まらなくてもいいのよ。自分の家だと思って、楽に過ごしてちょうだい。いつもうちの孫がお世話になっているようだしね」

 印象どおり優しい人だ、と思った。

 その後で、やはりこの人が先輩のおばあさんだったのだという確信と、おばあさんのことを名前で呼んだ先輩への驚きが続いた。そういえば名字も違ったようだけど――お母さん方のおばあさん、なのだろうか。

「どうぞ、上がって。中の方が幾分かは涼しいわ」

 澄江さんは言って、真後ろに建つ小さな一軒家を指し示した。

 漆喰の壁が白い、付近の家と比べるとややこじんまりとした家だった。玄関の戸は開け放たれ、簾が風に揺れている。

 二つの鞄を提げた先輩が、ようやく私を振り返った。

「ほら、入るぞ」

 そう言ってから、私の表情に気づいたのだろう。先輩も微かに笑って、言い添えた。

「そんなに硬くなるな。肩が凝る」

「……はい」

 私はぎくしゃく頷いた。


 だけど緊張するなと言う方が無理な話だ。

 ただ、澄江さんは幸いにも――と率直に言っていいものかどうか、ともかく、あまり先輩とは似ていない雰囲気の人だった。

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