表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/17

「そろそろお腹が空くころかな?

 あぁ、恥ずかしがらないで。

 お腹の音が聞こえたわけじゃないよ。

 ボクもそろそろ空いたなぁって。

 ほら、いい匂いがしてきたよね。

 メイドドール達がボクたちの昼食を作ってくれてるんだよ。

 ボクの家のことはみんな彼女たちがやってくれているんだ。

 掃除も洗濯もお料理もね。


 ボクの着ているこの服は、メイドドールのポエットが作ってくれたんだ。

 ほら、あそこにいるピンク色の髪のドール。

 彼女はお裁縫が得意でね、キミ達の世界に合った服も作れるよ。

 一着頼んでみる?


 あれ?

 なんか、目がまん丸になっているね。

 そうしていると、日の光が良く反射して、キミの瞳はダークグリーンになるんだね。

 とても綺麗だよ。

 でもなんでそんなに驚いているの?

 キミたちの世界にもメイドはいるでしょう。

 ドールでなく人だったと思うけれど。


 あぁ、そっか。

 ドールが動くのが珍しいんだね。

 キミ達の世界ではティーセットも動かないんだものね。

 でも大丈夫。

 メイドドール達は見た目が人形なだけで、ボクたちと変わらないんだ。

 食べるものはちょっと違うけれどね。

 キミ達の世界だと、童話に出てくる小人に近いのかな?

 とってもいい子達なんだ。

 

 そういえば、好き嫌いはある?

 この匂いからするとメインは鳥族産の卵を使ったオムライスだと思うんだけどね。

 まぁ、もし食べれそうにない素材だったら、別のものに変更してもらうから、遠慮なく言ってね」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ