表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夏生詩集3

雨雪

作者: 夏生

いじわるな風

傘を奪おうと下から

突き上げる


つめたい雨

長靴履いても無駄

どこもじんわり濡らす


しつこい雪

一歩踏む毎に深く

まとわりつく


今日は

みんなお休みでいいじゃない

部屋でぬくまりましょう


何言ってるの

止まるわけにはいきません

世の中回さなければなりません


いじわるな風にさらされ

つめたい雨に濡れて

しつこい雪にまとわりつかれても


黙々と

やるべきことのために

進むしかありません


力強い背中と踏み出す一歩

ひきつった顔はマスクで

凍えた手は手袋で隠しながら


























評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ