表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/28

改名

「今日は、美味しい料理を頂いた。外山殿。この店は宝じゃ。何があっても手放してはならん。また来るぜよ。」坂本龍馬…久世武峰は帰っていった。


「何だったんだアイツは。2代目坂本龍馬とは。とにかく、この店を引き継いだからには繁盛させなきゃいけないな。俺は頑張る。」

来翔は、師匠亡き後に一人で切り盛りしていく自身はなかったが、自分を奮い立たせて頑張り始めた。

店の名前を変えた。

東房来翔軒ひがしぼうらいしょうけん

黒鷹甚三郎はその後もやって来た。

「御主人、先代は多額の借金を抱えていらっしゃることご存知ですよね?」黒鷹甚三郎は、来翔にそう尋ねた。


「嘘ですよね?師匠がそんなはず無いですよ。じゃあ、幾ら借金が残ってるんですか?」来翔は甚三郎に食らいつく。

黒鷹は少し考えた後、「んー。ざっと一億円は超えてるかと。どうします?我が傘下に入れば責任能力は無くなりますよ。渡りに船じゃない?」


冗談だろ。幾ら頑張ってもそんな大金稼げねぇよ。来翔は失望した。しかし、あいつの言っていることは嘘かも知れない。

「兎に角、確認してみます。それから傘下に入ろうか入らないか決めます。」


「毎度毎度、延期延期って舐めた口聞いてんじゃねぇぞ、おいゴラ!さっさとしろよな。優柔不断な若造め。こんな汚ぇ店とっとと潰れちめぇ。今度、ウチの輩に借金取りに行かせるからよ。覚悟しとけよ。」

何だか、黒鷹は凄くイラついた剣幕で怒っていた。

訳の分からなかったが罵られていることは確かである。でも、客は物凄く来てるし、負債を抱えた店ではない事は一目瞭然だ。


店の名前は「ひがしぼう」なのに、「ひかしぼう」って呼ばれて人気である。来翔曰く、「俺は太ってるから良い渾名じゃないか」と気に入っていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ