私を巻き込まないでください!
初めまして。この作品初投稿です。内容の設定も甘めで文章力もないですがそれでもいいよって方はよろしくお願いしますm(._.)m
あら、こんにちわ
私フラン=アリシベールと申します。峡西学園に通っている普通?とは言えませんね。アリシベール公爵家令嬢です。
何故私がこんな現実逃避をしているかと申しますと、今逆ハーレムの集団に巻き込まれているからなのです。はあ、疲れましたわ。
「ちょっと聞いているのかい!せっかくこの可愛らしい結花が話しているというのに。」
「聞いていますわ。そんなに騒がないでくださいませ。」
ちなみにさっき話していらっしゃたのはこの国の第二王子ロバート=ベルン様ですわ。ああ、もう様をつけるのも嫌ですわ!
そんな間にもギャーギャー騒いでいらっしゃいますわね。まったく少しは静かにして欲しいです。
ロバート様の他にもこの国一番の魔導士様、王子の近衛隊長様、
サンドリック侯爵家のリーマス=サンドリック様(魔導士様と近衛隊長様の名前は忘れてしまいました)などいろんな方がこの季節はずれの転校生ええっと結花様?の虜になっておりますの。
「ユーカにあーんなひどいことしといてーよく普通にしてーいられるねー。」
この変な間延びした話し方が魔導士・・様ですわ。
「だから身に覚えがないと言っていますでしょうに。」
「嘘だ!結花階段から落としたり教科書を捨てたり、手下を使って仲間外れにしたりしたくせに知らぬとは言わせんぞ!」
「では、証拠はあるのでしょうか?」
「証拠なんぞ結花が証言したことだけで十分だ!」
はあ、ホントバカばっかりですわ。そもそもリーマス様は私より位が下だとお忘れになっているんでしょうか?
そんなんでは次期侯爵家当主候補から外されますわよ、優秀な弟もいらっしゃるみたいですし。
「それが証拠になるとでも?」
「当たり前だ、僕の結花がそう言ってるんだからな!」
「はぁ、じゃあ動機ありますの?」
「はんっどうせ僕たちの中に好きな人でもいて嫉妬でもしたんだろう。」
ホントにダメですわ。この人たちの頭はお花畑なんでしょうか。
「失礼ですが私にはこ「どうしたフラー?」
「いえ、この方たちが私が彼女を虐めたとおしゃって来るのです。」
はあ、やっと来られましたわこの方私の婚約者で隣国の第二王子
のアルベルト=シングドラ様です。あっちなみにフラーは私の愛称ですわ。
「はて、それおかしいな?私の婚約者がなんの動機もなく彼女虐めるなんて。」
絶対さっきの会話聞いていらしたわ。
「そ、そうだこいつが結花を虐めたんだ!」
近衛隊長勇気ありますのね。いまのアル目絶対零度ですのに
。
「ほう、確かこの学校には監視カメラが設置されていたはずだがそれを調べてみないといけないなー?」
え、笑顔が黒いですわ!
あ、令嬢の顔がこれでもかって位青ざめておりますわね。
これが最近はやりのざまぁってやつですわね。
「それじゃあ僕らは一旦帰らせてもらうよ大事な婚約者ために監視カメラの確認もしないといけないしね。さあ行こうフラー」
「はっはい!」
もうあちらさん方はヒトコトモ話しませんわ。そもそも何で私が令嬢に嫉妬しなくてなりませんの。こんな素敵な婚約者様がいるのに。
「フラー愛してるよ。」
チュッ
「も、もうこんなとこでやめてくださいまし!」
見せつけるようにキスをしてきたアル、恥ずかしくて顔が真っ赤だと思いますわ。まあそんなとこも大好きなのですが。
とりあえず、私が嫉妬なんありえませんし、逆ハーレムもやてもらって構いませんのでとにかく私を巻き込まないで!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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