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相方について

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二章十一話後辺り

東雲視点

 今日もせっせと仕事を片付けながら、ふと思う。同じ風紀委員であり仕事上俺の相方である吉里悠真は、ぶっちゃけよく分からない奴だ、と。


 荒仕事も時としてはやらねばならない風紀委員の中では数少ない非戦闘員の一人。剣道を習っていたらしくなよっちくはないが、力というか闘争心が弱いというか。兎に角戦闘には向かない奴。どうあっても一般生徒にしか見えないこいつは初めて会った時風紀、というかこの学園で無事やっていけるのかと不安になったものだ。しかしここの生活には結構直ぐに順応し、そして意外にしっかりと仕事を熟している。


「吉里ってどっちかってーとオペレーターとかやってそうな感じだよな」


「そうですか?」


「インカムとか付けて指示出したり、パソコンすげースピードで打ってたり」


「あ、それ憧れますね」



 必要事項を書いた書類を横に渡す。それを受け取った吉里は種類毎にバインダーに留めていく。流れ作業にボーッとしそうな頭を喋る事でなんとか保ち、てきぱきと作業を進める。

 普通な作業で普通にしているようで、しかし交わされる会話は微妙にオタクくさい話になっている。こんな会話誰かと出来るなんて思ってもいなかった。


 いつだったか何かの切っ掛けで俺等に自分の萌えについてブレーキを無くしたように語り出した副委員長。それにうっかりぶちギレて自分のオタク論、……流れではまっている漫画やゲームを誉め称えたり名言口走ったりしながら激論を交わしてしまった事がある。スイッチが入った時だけとはいえ人目を憚らずオタク話をする事に堪えられなかったのだ。言動内容が姉や妹のに似ているのがまた怒りに拍車をかけてくるし。これさえなけりゃ良い人なのに……。


 そうして頭に血が上ったまま口を動かしていた最中、「あ、その漫画俺も好きです」という声に思考が止まった。ハッと振り返ればキョトンとした顔で俺を見る吉里。そして一瞬にして正気に戻った俺の目に、明らかに引いた様子の風紀メンバーが映る。一気に血の気が引いた俺は目を輝かせた副委員長に処理済みの書類を叩き付けてその日は逃げ帰った。

 やってしまった。もう、駄目だ。そんな思いで制服のまま布団に潜り込む。

 前も仲良くなった友人を相手にゲーム話で白熱して暴走したらドン引かれて離れられた。それ以来オタクな面は人前で出さないようにしていたのに……。今度は委員会全員かよ。も、やだ。風紀辞めたい。噂広まるかな。ならいっそ学校辞めたい。副委員長一発殴ってから。

 そんな事でゲームも漫画もネットも好きな事全部出来ないまま真っ暗な部屋で一晩グダグダと眠れぬ夜を過ごした。俺の高校生活、完全に終わったと落ち込みながら。


 しかし現在、目の前には会話の流れるままロボット系アニメの話になってもうんうんと頷いて話す吉里。相槌を打つ顔には嫌悪も何も無く、ただ興味深そうに話を聞いている。

 あの次の日もこうだった。辞めるにしても行かねばならんだろうと来た俺に、吉里は本当に極普通に話し掛けてきた。それどころか詰まっているゲームの攻略法とか訊ねてきたり

、語りに暴走しても分からないなりに聞いてくれたり。同じオタク仲間かと思いきやそうでもないし、なんで?と聞いても何が?と返されるし。

 そんな感じで吉里があんまりにも普通に接するものだから周りも慣れてきたようで最近では特に気にする様子も無い。あの時は敬遠したそうな顔をしていたのに寧ろ話に加わる奴もいる。ぼっちか引き篭り確定だと思っていた俺の日常は忙しいながらも想像以上に快適なものになっていた。


「あれ?東雲君、それ内容違いませんか?」


「ん、あ、ほんとだ。……あいつ間違えたな」


「あはは」


 書類に混じって入っていた資料はさっきまで横で作業をしていた奴が扱っていた物だ。その同級生へ返す為席を立つ。礼を言って手を動かす吉里を置いて隣部屋へ向かった。ヘラッと笑って見送る姿は、やっぱりどこまでも普通だ。

 他の仕事中も、こんな感じで凄く普通。風紀は力業な事態を想定して荒っぽい奴が多い。俺もどちらかと言えばちょっとキレやすい方だ。でも、争い事の全部が力で解決する訳もない。下手をすると逆に悪化させる事もある。そんな中仲裁や聞き出し役として吉里は抜群に力を発揮していた。

 殺伐とした状況でも殆どのほほんとした姿勢を崩さず、被害者を労ったり強面相手にも話を聞きに行ったり。本当は怖いと思っているらしいが表面的には普通に対応しているようにしか見えない。そういう態度だから気が立っている奴等も大抵徐々に落ち着きを取り戻していく。普通って凄い。だが嘘や誤魔化しには敏感で、矛盾をやんわり突っ込んではジワジワと話を引き摺り出すのは……あんまり普通じゃないか。


 そんな訳で初めの頃は弱いからと馬鹿にしていた奴等も、今ではそれなりに認めるようになった。それをスカウトした委員長じゃなく副委員長がドヤ顔で見ている事だけが納得いかないけど。

 そういやたまに副委員長が聞き出し方のアドバイスをしているみたいだが、こいつこれからどうなるんだろう。凄まじい奴になるのか。……それでも普通なまんまでいそうな気がする。


「……何だかんだ凄いよな。お前」


「はい?」


 戻ってから開口一番にそう呟く。捌き終わった書類を綺麗に並べた吉里が不思議そうに首を傾げるのを見ながら、一人うんうんと頷いた。


 手元の書類を片付け終え、別の仕事に向かう吉里に軽く手を振る。今日の分の報告書に筆を滑らせながら、今度は連休中、吉里に勉強会へ誘われた時の事を思い出した。







 それに誘われた時、ちょっと迷った。一応自分の見た目は自覚しているからひょっとしたら面倒な事になったり迷惑かけるんじゃないかと。でも結局、吉里の友人なら大丈夫だろうとお邪魔した。

 昔やらかした時以来、友達はいない事はないがゲームや漫画について話せる相手はいない。だから、ゲーム好きな奴がいるという話につい飛び付いた。一応副委員長もオタクではあるけどなんでもBLに話し持ち込むから話すのはキツい。吉里も話は聞いてくれるがやっぱり趣味の合う相手と語ってみたいという誘惑に負けたのだ。


 そうしてそわそわしながら待ったその日。来たのは背の高いスポーツマンと小柄な確か誰かの親衛隊員。この二人は崇拝対象にまではならないだろうがそれなりに整った顔をしている。あと一人は辛うじて想像通りに普通で真面目そうな生徒。意外な組み合わせに驚いた。吉里のイメージ的に大人しいか、ゲーム好きと言っていたからちょっとオタクっぽい奴等が来るのだろうと思っていたのに。何この派手と地味が合わさったメンバー。え、てか話合うの?このメンツ。

 そう戸惑いながらも接する内にお互い慣れて気が付けば大きいのと小さいのの三人でゲームを囲んでいた。たまに背後からチクチクと視線を感じるがそれよりも目の前の事に夢中になっている。どちらも初めは遠慮していたのに慣れれば懐っこく接してくるし、大柄の、清崎という奴とはゲームの好みが結構被っていたので話は弾むし。久し振りに素で会話を楽しんだ。


 昼飯を食べ終えるとゲームを楽しんだ三人で今度はテーブルを囲む。広がるプリントやノートを見ながらそう言えばこれ勉強会だったと思い出し、気不味く首を掻いた。眼鏡を掛けた奴、藤澤に静かに淡々と嫌味と脅しをかけられ慌てて二人に勉強を教え始める。大人しいかと思っていたのに意外と怖い。背に嫌な汗を掻きながら早く課題を終わらせる為身を乗り出した。


「なー、東雲ー」


「なんだ」


「えっと……ゆーまって風紀だとどんなかんじなの?」


 吉里と藤澤が片付けに引っ込んだ後、恐る恐るといった感じで聞いてくる清崎と小町。その様子にあぁ、と小さく呟いて言葉を探す。


「ボーッとしてるようでしっかりと仕事頑張ってる、よ」


 ……うでボーッとしている、という言葉は閉じた口の中だけで話した。別に悪口じゃないけど、言わなくても良いかと思って。

 さっきも言ったように、吉里はとぼけた顔をしていながらも外での仕事はできる。でも、それ以外の時は何かボーッとしていたり一人黙々と作業をしていたりする。いつもへらっと笑っていて要領悪そうに見えるが基本面倒事起きそうな時はいつの間にか逃げていたり。たまに話を聞いているようで聞いていなかったり。かと思いきやしっかり聞いていて人の色んな情報知っていたり。

 ……熟よくわからん奴だとしみじみ考えていると、小町は目を輝かせて清崎の腕をバシバシと叩いた。


「ほら、やっぱゆーまはスゴいんだって!」


「ん~……。まあなあ」


「ごめんね?きゅーに変なこと聞いて」


「いや、別に」


 変ではないけど。力の弱い吉里を心配しての質問なんだろうし。と、思っていたのだが、そんな感じではなさそうだ。心配というか確認?吉里は風紀でもやっていけるとしっかり信じているみたいだ。凄いな。友人だからか。

 へぇ、と感心していると、でも、と遠慮がちな目が見上げてきた。


「やっぱ風紀、いっぱいいそがしい?」


「……そうだな」


 最近はある生徒のせいで殆ど休みがない。王道だとか姉妹や副委員長が言っていたけど、そのまんまな状況に今はもう怒りを越えて溜め息しか出ない。授業にすらあまり出られなくなるなんて入った頃は思わなかったし。

 一人黄昏そうになっていたら清崎が困った顔をしながら口を開いた。


「風紀、ちゃんとやれてるのはホッとしたけどさ。あー……、こー言うのもなんだけど、アイツ、なんか無理してそうで心配だから……なんかあったら頼むわ」


「あぁ、それは勿論」


 頭を掻きながら頼む相手に頷いて見せる。途端ほっと表情を崩す二人にそっと笑った。やっぱ、吉里の友人だな。いい奴等だ。

 微妙に湿っぽくなった空気を吹き飛ばそうと、鞄に手を伸ばす。ちょっとだけ、と始めたゲームが午前の時のように後5分、後もう一ゲームと延びる内に時間が過ぎ、ハッと気付けば戸口に真っ黒な空気を纏った笑顔の藤澤が。


……取り敢えずあれだ、藤澤はなんか苦手だ。うん。







 その時の痺れまで思い出してしまい顔を顰めて足を擦る。よっぽど嫌そうな顔をしていたのか正面の奴に心配されてしまった。大丈夫と伝えてペンを握り直す。思い出している内に手が止まっていたようで、インクが滲んでしまったザラ紙を脇に退けた。


 あの二人が心配する友人かつ俺の相方は、この学園に慣れたようでたぶんまだ気を張っている。仕事に一生懸命なのは良い事だが、彼らの言うようあまり無茶をさせないようにしなければ。自分の友人でもあるのだし。……あ、友達の為に~とか、なんか青春っぽい。

 照れ臭いけどテンション上がるな、とか考えていたら知らず百面相になっていたらしく、正面の奴が変な物を見る目で俺を見ていた。ムカついて小さな消しゴムを投げ付ける。見事額に当たった奴が小声で文句を言うのを鼻で笑って聞き流し、サクサクと仕事を終わらせていった。



 ブサッと今まで使っていた筆記用具をペン立てへ突き刺し目頭を揉む。窓の外はもう夕日色に染まっていた。のし掛かる倦怠感を振り払うよう肩を動かしながら、グルリと風紀室を見回す。


 無くなったと思っていた歓迎会が行われるという事で最近風紀は朝から夕まで忙しい。なんでする事になったのかは分からないが委員長がなんか企んでいる顔をしていたから考えがあるのだろう。それが何なのか訊ねる勇気は、無い。

 そういう事で、今までの業務に準備が積み重なり、終わらなかった書類をこっそり持ち帰る事もある。つまり、風紀のメンバーは今誰も物凄く疲れている。冗談抜きで半端なく眠い。見回り帰りの先輩がちょっとだけ、と言ってソファーに寝そべってからピクリとも動かないし、斜め前で報告書を纏めていた同級生は書いている途中で落ちた。最早それを咎める人もいない、というか咎める体力も気力も無い。正に死屍累々。上二人がいないというのもあって風紀室の皆は思い思いにへたばっていた。


 俺も仕事で疲れたし、昨日つい遅くまで新作のゲームをやっていたせいでマジ眠い。今日の仕事をなんとかやり終えた達成感もプラスで今にも死にそうだ。

 欠伸を噛み殺していると電話番を終えた吉里が横の席に着いた。お疲れ、と言い合い机に突っ伏す。今日やる分は俺も吉里ももう無い。後は時間まで待機か誰かを手伝うか。……取り敢えず差し迫った様子の奴はいないし、もう体力限界だから待機の方を選択、という事に。しかし吉里は俺よりヘトヘトな様子なのに鞄から課題を取り出していた。


「……今は委員長達いないし、ちょっとくらい寝れば…?」


「こういう所ではあんまり休めないんですよ……」


「あー……」


 曰く、寝付きは良いから直ぐ寝れるのだけど、周囲の気配や雰囲気がモロに夢に反映してしまうんだとか。その為今はだらけているけど一応仕事場なここじゃたぶん夢でも働いていしまって逆に疲れる、という事らしい。

 それは難儀だな、と殆ど目を瞑った状態で返すと苦笑しながら気にせず寝るよう言われた。起きている奴の隣で寝るのは申し訳無いがこれ以上起きているのはもう無理。今日もまたゲームしたいし。


 紙擦れや足音。囁き声。誰かの寝言。それらを肌に感じながら疲労した頭は直ぐ様眠りに落ちていった。







「あ」


「……、……どー、した、」


「あ。……煮物用の椎茸を水に戻し忘れていたな、と」



 ふと意識が浮上して身動ぐと起こしてすみません、と吉里の声が聞こえた。それにんー、と呻いて返し、グラグラと思考ごと揺れる頭を押さえる。時計を確認すればそう時間は経っていない。帰宅出来るまでまだ少しある事に眉を顰めながらもう一度腕に顔を押し付けた。

 しかしえらい所帯染みた話だな。うつらうつらと揺らぐ思考の中、ふと以前聞いた事を思い出す。そこから生まれた疑問を判然としない頭のまま全部ぶつけてみる事にした。


「ん。なぁ。……なんか……夜、誰かに会ってる、って、言ってたよ……な」


「はい」


「今日……も?」


「えっと……、はい」


「へー……?……ひょっとして、その人って、実は、彼氏的な……?」


「はい?……なんでそうなるんですか」


 違いますよ、と吉里は吹き出す。なんだ違うのか。まぁもしそうなら副委員長絶対確実に五月蝿いな。違って良かった。

 心中で軽く副委員長に悪態を吐きながら揺らぐ重い頭をまた腕の上へ戻す。まだ眠い。あぁ、でもこんな激務の後にもその人のとこ行ってんのか。態々手料理作って。……先輩とか言っていたけど、まさかパシられていたりしないよな。


「なんか脅されたり……嫌な事されたりとか、してないよなー」


「しませんよ」


 あはは、と軽く笑われちょっと安心する。こいつにそんな事起こる訳ないか。そうか、と浅く息を吐いてまた寝入ろうと組んだ腕に額を乗せる。薄く開いていた瞼を閉じた途端落ちるように眠りに片足を突っ込んだ。


「先輩のされる事に嫌な事なんてありませんし」


「……ファッ!?」


「へぇっ!?」


 殆ど意識が眠りに入っていた状態から一気に浮上し跳ね起きる。顔を引きつらせ胸を押さえた吉里がどうしたのかと聞いてくるのに対し、つっかえながら恐る恐る過った考えへの答えを求めた。


「え、や、の、……。そ、それってどういう意味……」


「は?どういう、というと…?え?優しい人ですよって話、です、よね?」


「……あ。あー……、だ、だよなー!あ、はは」


 乾いた笑いを立てながら浮いた腰を椅子に落ち着ける。俺の不審な様子に他の奴等が何事かと視線を向けていたが直ぐに自分の仕事や休息に戻っていった。それに胸を撫で下ろしながら眠りの際に聞こえた台詞から湧いた発想を思い出し、頭を抱える。

 吉里がその人は優しいから嫌がらせなんてしない、という意味で言った台詞が、『先輩になら、何されてもいいんですっ』みたいな言葉に一瞬変換された……のだ。……ギャルゲーハーレムアニメその他色々見過ぎだ俺。いや、どちらかと言うと副委員長に毒されているのかこの思考。いっつも散々吉里は受けだの何だの言ってくるから……!

 って責任転換しても考えたのは俺で。なんにせよ変な事考えてごめん、吉里。


 罪悪感に唸りながら謝ると、意味が分からないとばかりに困惑された。謝罪の理由を説明出来る訳もなく。泳ぐ視線が時計を捉え、そろそろ終わりの時間だと気付き帰宅を促す。慌てて帰り支度を始める吉里にどうにか誤魔化せたとほっと息を吐いた。


 安堵から戻ってきた睡魔に眠い目を擦りながら寮へと戻る。風紀枠な俺と特待枠な吉里は階が違う為いつも通りエレベーター内で別れを告げた。別れを告げて降りる吉里は、疲れている筈なのに明るい表情をしている。いそいそと去る背中が扉で遮られるまで見送ってからうーん、と首を傾げた。

 いくら仲良くてもそんな毎日疲れているのに会いに行けるものだろうか。


「……ま、いっか」


 やっぱり、よく分からない奴だ、と一人完結して大きく欠伸をする。滲む視界で帰ったら先ず自分の好きなキャラクターの顔を見て癒されようと考えながらエレベーターの到着音を聞いた。

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