ざっくり説明ー登場人物紹介編ー
今回はただの説明回です。読み飛ばしても構いません。
・ノードくん
人類滅亡後、様々な命を道連れにした罪を償う為に『星の記憶』の中からダウンロードされた少年。人類滅亡より100年以上前に生きていたらしい。
生前は農業高校に通っていたらしく、作物育成や家畜育成の知識はそれなりに有るものの、あくまで高校生レベルであるため実践レベルには達していない。
地球に移動した直後は、周囲の気候条件、土壌条件にあわせて植物を分配しようと奔走するも、本人の知識では穴だらけの上、氷河期が終わった直後のような環境に馴染む事が出来ず四苦八苦している模様。
因みに若干オタク気味の突っ込み属性である。
・ボク/アンタ
地球が誕生した頃から存在する『地球の意思』そのもの。小説内では女性の姿をしているが、本来は決まった形を持たないらしい。
地球創成の頃より存在する為、『星の記憶』を持っており、 様々な記憶をダウンロードしたり、他人にインストールしたりすることが可能な高次元的な存在。
自然霊信仰の宗教的な見方をすれば神とも呼べる存在である。
本人の性格は、大雑把で、ノリが軽く深く考えず行動に移す猪突猛進タイプ。地球で起こった出来事なら 余すことなく 全て 知っているが、それ故に膨大な情報量を誇る『星の記憶』から欲しい情報を読み込むにはかなり時間が掛かるうえ、細かい事を気にしない性分が災いして、論点から微妙にズレが生じることもしばしば(そのくせ、人類の文明自体は気に入っているらしく、ノードが分配した命を勝手に採取しては料理したりしているらしい)。
そのせいで、かなりカオスな生態系が誕生し、ノードと共に焦っている。
ノードとの突っ込み突っ込まれの関係を結構気に入っている様子である。
今後は、生命分配中の視点とある程度分配が終わりカオスになった星の管理の、二つのパートを交互に更新する予定です。